この回のダイジェスト
連系線工事の概要と調達方針を示し、東清水FC増設工事の発注前見通しを評価した。
この回で示されたこと
- 宮城中央変電所から(仮)広域連系開閉所を経て福島幹線山線へ接続する東北東京間連系線の工事概要を示した。北幹線は2回線・81km、南幹線は2回線・62kmで、開閉所は500kV・10回線の引出しに対応する計画である。資料1
- 開閉所・変電所工事は用地取得や設計、造成、機器製造・据付、試験へ進め、送電線工事は調査・ルート選定から基礎、鉄塔組立、架線、検査へ進める手順を示した。使用前自主検査では電気設備の技術基準への適合を確認する。資料1
- 東北電力の調達基本方針は、一般競争または指名競争入札を前提とし、市場原理を確保してコスト低減を図る考え方として比較対象と遜色ないと評価した。発注の詳細は今後、工事進捗に応じて検討する方針である。資料2
- 東清水FC増設工事は、発注方式に競争環境、公平性・透明性を確保する仕組みがあると確認した。類似工事との比較で工事費・工期に大きな乖離がなく、発注前の見通しは実施案を基礎とすることが適当とされた。資料3
- 東清水FC増設工事では、応札希望者への評価方法等の事前提示、技術提案を踏まえた設計具体化、調達進捗に応じたコスト低減を進めることが求められた。資料3
前回からの変化
- 東清水FC増設工事について、前回の確認論点提示から進み、競争性・公平性・透明性を確保する発注方式を確認し、工事費・工期は実施案を基礎とすることが適当との評価が示された。資料3
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この回の資料と要約
- 1
東北東京間連系線に係る広域系統整備計画:工事概要
- 東北東京間連系線の計画として、宮城中央変電所から新設開閉所を経由し相馬双葉幹線側へつなぐ500kV系統を整備する内容である。工事完了や運開時期は本資料に示されていない。 - 北幹線は2回線・81km、南幹線は2回線・62kmを新設し、(仮)広域連系開閉所と宮城中央変電所の引出設備を整備する。 - 開閉所は送電線の切替えと事故時の停止範囲限定を担い、変電所は電圧変換機能も持つ。 - 送電線工事は用地・調査・設計から仮設、基礎、鉄塔、架線、検査へ進み、使用前自主検査で技術基準への適合を確認する。
- 2
東北東京間連系線に係る広域系統整備計画の「調達に関する基本的な考え方」の検証
- 東北東京間連系線の調達基本方針は、市場原理を確保しコスト低減に取り組む考え方として、比較対象に照らして遜色がないと評価された。 - 入札は一般競争または指名競争を前提とし、発注単位・落札方式・海外調達や主要設備ごとの発注方式、コスト低減策を検証した。 - 評価対象は実施設計前の基本方針であり、発注の詳細を決める条件は未確定である。 - 今後、工事の進捗に応じて合理的な調達方法を引き続き検討することが望まれる。
- 3
東京中部間連系設備に係る広域系統整備計画の「東清水FC増設工事」の検証
- 東京中部間連系設備計画の東清水FC増設工事を発注前に検証し、発注方式・工事費・工期を評価した。 - 発注方式は競争環境を考慮し、技術提案を評価する仕組みと評価方法の事前提示により、公平性・透明性を確保する内容と確認された。 - 工事費・工期は過去の類似工事と大きな乖離がなく、現段階では実施案をベースとすることが適当とされた。 - 発注後は評価方法等を確実に事前提示し、技術提案を踏まえた設計具体化とコスト低減を進めることが期待される。
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