この回のダイジェスト
第5回は、ペロブスカイト太陽電池の供給網・量産・リサイクル上の課題を具体化した。
この回で示されたこと
- インジウムはITOの構成資源であり、2023年生産量は中国650トン、韓国200トン、日本64トン、総計990トンである。安定調達、リサイクル、代替素材開発の要否と手法が検討課題として示された。資料1
- ヨウ素は日本が世界第2位の生産国である一方、インジウムなど特定国への依存がある資源は、供給体制と代替可能性を精査する段階である。資料1
- 主要な化合物系素材は日本企業が製造技術を持つとされるが、現状は試験規模であり、量産体制の確保が課題である。資料1
- 量産技術では、大面積への均一積層、数百nm薄膜の高速・高精度パターニング、高気密封止が焦点として示された。パターニングでは数十μm幅の加工と、積層時の膨張収縮を見込んだ位置制御が課題である。資料1
- フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、一般的なシリコン太陽電池に比べ重量約1/10、容積約1/20と試算された。鉛約0.5 g/m²の処理・回収やヨウ素など有価物の回収・再利用を含め、製造事業者がリサイクルまで考慮して導入する仕組みが必要とされた。資料1
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この回の資料と要約
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ペロブスカイト太陽電池のサプライチェーンについて
- ペロブスカイト太陽電池の普及には、資源調達、素材の量産、製造技術、廃棄・リサイクルを一体で整える必要がある。 - ヨウ素は日本が世界第2位の生産国だが、インジウムなどの安定調達、リサイクル、代替素材の検討が課題である。 - 日本企業は化合物系素材の製造技術を持つ一方、現状は試験規模であり、成膜・精密パターニングなどの量産技術も開発課題である。 - ペロブスカイト電池はシリコン電池より軽量・小容積と試算されるが、鉛の適正処理とヨウ素等の回収・再利用の仕組みは今後の課題である。
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次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会
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