沖縄電力の高圧部門における料金規制解除に伴う特別な事後監視
資料の目的・背景
本資料は、経済産業省が作成した「沖縄電力の高圧部門における料金規制解除に伴う特別な事後監視」の詳細設計についての審議を目的とするものである。資料は、第15回制度設計・監視専門委会合において、2025年11月21日に提出された。
本日の議論
本日の議論では、以下の内容が取り上げられた。
-
第86回総合資源エネルギー調査会における情報整理
- 沖縄エリアの新電力シェアは高圧部門で**12.2%**に達しており、本土と比較しても遜色のない水準である。
- 沖縄エリアの高圧部門における料金規制解除が適当と考えられる。
- 料金規制解除にあたっては以下の確認事項が必要である。
- 小売料金の合理的ではない値上げの有無
- ガス事業の指定旧供給区域の解除事例を参考にした需要家保護の措置
-
沖縄電力の高圧部門に関する意見聴取
- 第564回委員会において、「料金規制等の解除は差し支えない」との決議がなされ、特別な事後監視の実施が決まった。
-
第87回電力小委において、沖縄電力の高圧データの料金規制解除が2026年4月1日を目途に決定された。
-
本日は特別な事後監視の方法について議論が行われる予定である。
特別な事後監視の方法(案)
沖縄電力の高圧部門における特別な事後監視方法について、次の内容が提案されている。
| 契約メニュー | 契約電力 | ご使用量 | 最低料金 | 電力量料金 |
|---|
| 高圧(500kW未満)業務用電力 | 90kW | 16,200kWh(夏季4,860kWh、その他季11,340kWh) | 約15万円 | 約52万円 |
| 高圧電力 A | 80kW | 18,400kWh(夏季4,970kWh、その他季13,430kWh) | 約13万円 | 約55万円 |
| 高圧(500kW以上)業務用電力 | 700kW | 150,500kWh(夏季45,150kWh、その他季105,350kWh) | 約117万円 | 約479万円 |
| 高圧電力 B | 800kW | 240,000kWh(夏季64,800kWh、その他季175,200kWh) | 約153万円 | 約697万円 |
- 料金改定が行われた場合、その変動を監視し、合理的でない値上げが行われていないかを監視することが重要である。
参考情報
- ガス事業における事後監視の内容についても言及があり、旧一般ガス事業者の料金監視の必要性が示されている。沖縄電力やガス事業者と同様に、料金の合理性を監視することは需用者保護に貢献すると考えられる。
以上が、沖縄電力の高圧部門における料金規制解除に伴う特別な事後監視に関する情報である。