第63回容量市場の在り方等に関する検討会資料
資料の目的・背景
この資料は、2025年度追加オークション(対象実需給年度: 2026年度)の開催に向けた検討内容をまとめたものである。主として、需要曲線の原案及び確保されている供給力について説明している。
目次
- はじめに
- 2025年度追加オークションの需要曲線の原案
- 確保されている供給力
- 開催判断に係る情報
- スケジュールと今後の予定
- まとめ
1. はじめに
- 2025年度追加オークションに向けての準備状況
- 最新の需要想定に基づいて、需給のバランスを検討するための需要曲線の原案及び確保されている供給力を提示する。
2. 2025年度追加オークションの需要曲線の原案
2.1 直近の供給計画に基づく需要想定
- 2026年度全国H3需要: 1億5,905万kW
- 2022年度メインオークション時点と比較して、約2万kWの増加
| 地域 | H3需要 (万kW) |
|---|
| 北海道 | 503 |
| 東北 | 1,361 |
| 東京 | 5,521 |
| 中部 | 2,311 |
| 北陸 | 490 |
| 関西 | 2,668 |
| 中国 | 1,020 |
| 四国 | 472 |
| 九州 | 1,589 |
| 合計 | 15,905 |
- 離島除く場合の全国H3需要は502万kWから1,569万kWで、合計は15,905万kWとなる。
3. 確保されている供給力
- 追加オークションで確保されている供給力は、以下に基づいて算定され、1億8,163万kWとされた。
| 項目 | 数値 (万kW) |
|---|
| メインオークションの契約容量 | 16,271 |
| 市場退出量 | 533 |
| FIT電源等の期待容量 | 1,581 |
| 容量市場外の見込み供給力 | 177 |
| 石炭とバイオマスの混焼を行うFIT電源の供給力 | 667 |
| 総合計 | 18,163 |
- メインオークション時点の供給力に対して217万kWの減少が確認された。
4. 開催判断に係る情報
- 開催判断に関する情報は、需給バランス評価及び市場退出状況に依存し、これに基づいて供給力不足のリスクを検討する。
5. スケジュールと今後の予定
以下は今後の重要なスケジュールである。
| 日付 | 内容 |
|---|
| 2025年4月23日 | 第63回容量市場検討会で追加オークションの開催要否検討結果の報告 |
| 翌日 | 国の審議会で追加オークションの開催判断の審議予定 |
| 審議後すぐ | 広域機関で調達オークションの需要曲線を公表予定 |
6. まとめ
- 2025年度追加オークションに向けては、供給計画の見直しと需要見通しの精度向上が求められている。
- 確保されている供給力は、過去のオークション結果や供給能力の変化を考慮して算定されており、今後も需要と供給のバランスを保つための検討が必要である。