第68回容量市場の在り方等に関する検討会資料
概要
第68回容量市場の在り方等に関する検討会では、容量市場の2025年度包括的検証について詳細な情報提供が行われている。検討会は資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関の共同事務局によって開催されている。
スライド構成
本資料は以下の主要な項目で構成されている:
- はじめに
- 2025年度包括的検証の情報提供
- 観点別情報提供
- 制度主旨の再確認
- 現在の仕組みの再確認
- 市場運営の効率化
- 今後のスケジュール
1. はじめに
- 容量市場の2025年度包括的検証についての情報提供を開始した。
- 2023年7月25日には「Call for Evidence(CfE)」についての説明を実施した。
- 参加者からは将来に向けた気づきやアイデアを募る。
2. 2025年度包括的検証の情報提供
本日は検証項目に沿った情報提供の続きが行われる。
| 目的観点 | 検証概要 | 検証項目 |
|---|
| ① 制度主旨の再確認 | 容量市場の導入による影響を評価し、制度主旨との整合性を再確認 | 中長期的な供給力の確保状況<br>発電投資の予見性確保状況<br>卸市場価格等に対する影響 |
| ② 現在の仕組みの再確認 | 現行の容量市場のルールが効果的に機能しているか確認し見直し案を検討 | 応札ルール、需要曲線指標価格の適切性<br>約定ルールの適切性<br>リクワイアメントペナルティ強度 |
| ③ 市場運営の効率化 | 効率的な市場運営の確認と運用改善が必要かを検討 | 参加登録業務状況<br>契約管理会計業務状況 |
3. 観点別情報提供
観点 1: 制度主旨の再確認
- 中長期的な供給力の確保状況について情報提供を行う。
観点 2: 現在の仕組みの再確認
- 検討事項:
- 応札ルールの適切性
- 需要曲線指標価格の適切性
- 約定ルールの適切性
- リクワイアメント及びペナルティ強度の状況
観点 3: 市場運営の効率化
4. 今後のスケジュール
具体的なスケジュールは今後通知される予定である。今後のスケジュールとしては以下が挙げられる。
| 期間 | 内容 |
|---|
| 7月 | 容量市場の情報提供 |
| 9月 | 容量市場の情報提供 |
| 10月 | CfEの実施 |
| 12~1月頃 | CfEの状況(速報)および提出内容の紹介 |
| 2月頃 | 包括的検証のとりまとめ案の作成 |
| 3月頃 | 包括的検証のとりまとめの公表 |
このように、検討会では現在の容量市場の仕組みや課題を整理し、将来に向けた市場運営の改善を目指している。各観点に対して情報収集と評価が行われ、関係者の意見も積極的に反映される予定である。
CfEの実施とその背景
CfE(Call for Evidence)の目的
CfEは、容量市場の制度に関する気づきやアイデアを募集するために実施される。関連者がそれぞれの役割を担いながら、中長期的な供給力を確保するための制度を更に改善することを目指している。
CfE実施に関する留意事項
以下はCfEの回答フォームに関する重要な留意事項である。
| 項番 | 分類 | 留意事項 |
|---|
| 1 | | システムの都合上、回答フォームは一時保存できないため、事前にお知らせで公開するCfE専用ページの全文を確認し、あらかじめ回答を準備した上で入力する必要がある。 |
| 2 | 回答フォームのシステム制約 | 回答を補完する資料の添付が可能だが、1つのファイルの最大サイズは10MBとなる。 |
| 3 | | 送信した内容を修正したい場合は、再度フォームへ記入し再送信する必要がある。 |
| 4 | ご回答の際のルール | 回答者の属性や事業者名、回答者氏名などの必須入力項目がある。事業者名や個人名は公表されないが、取りまとめ時に回答内容が引用される場合がある。 |
| 5 | | 事業者は異なる属性で複数回答することが可能だが、同じ属性での重複回答は不可である。また、容量市場に落札経験のない事業者や電力業界以外の法人も回答が可能である。 |
| 6 | その他 | CfEはパブリックコメントとは異なる位置付けのため、広域機関からの回答は予定されていないが、寄せられた意見の全体像や代表的なものは後日紹介される。 |
まとめ
CfEは容量市場の改善に向けた重要なプロセスであり、関連者の協力が求められている。スケジュールに基づき、目的を持った情報提供とフィードバックが進められることが期待される。