本資料は、容量市場の在り方等に関する検討会に関連し、2025年度追加オークションの**需要曲線作成要領(案)**を示すものである。対象とするのは2026年度の実需給年度であり、電力広域的運営推進機関の業務規程に基づいて策定されたものである。
資料には、以下の主要な内容が含まれている。
本要領は、容量市場の運営における需要曲線作成業務の適正かつ円滑な運用を図るものである。
以下に、本要領で使用される主要な用語の定義を示す。
需要曲線は、以下の4点を結んだ直線で構成される。
最新の供給計画に基づき、偶発的需要変動、持続的需要変動、厳寒気象、および稀頻度リスクに対応した供給力を加えた総需要を示す。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 偶発的需給変動対応分 | 自然変動電源の出力変動に対応 |
| 厳気象対応分 | 厳寒・猛暑に対応する供給力 |
| 稀頻度リスク対応分 | 大規模かつ長期間の供給力喪失リスクに対応 |
| 持続的需要変動対応分 | 景気変動に対する供給力 |
| 追加設備量 | 停止可能量を確保するための供給力 |
Net CONEの算定は、以下の通りである。
| カテゴリ | 項目 | 詳細 |
|---|---|---|
| 発電コスト検証WG | 建設費 | 12万円/kW |
| 廃棄費 | 建設費の5% | |
| 人件費 | 6.0億円/年 | |
| 容量市場検討会等 | 系統接続費 | 接続契約に基づく実績値 |
| 大規模改修費 | 設備更新にかかる費用 | |
| 容量市場以外からの収益 | Gross CONEの34% |
上限価格は、指標価格の1.5倍とする。
上限価格における調達量は、トレードオフ曲線と上限価格の交点で決定される。
調達価格ゼロにおける調達量は、トレードオフ曲線と目標調達量の交点から計算される。
目標調達量の算定に用いる数値は以下の通りである。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 全国H3需要(離島除き) | 159,049,630 kW |
| 偶発的需給変動分 | 6.3% |
| 持続的需要変動分 | 2% |
| 稀頻度対応分 | 1% |
| 厳気象対応分 | 夏季4.5% 等 |
| 追加設備量 | 3.6% |
以下に、算定結果を示す。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 目標調達量 | 186,789,606 kW |
| 指標価格 Net CONE | 10,156 円/kW |
| 上限価格 | 15,234 円/kW |
| 上限価格における調達量 | 186,039,871 kW |
| 調達価格ゼロにおける調達量 | 192,572,965 kW |
約定処理では、以下のFIT電源等の期待容量を供給力に加算する。
| 項目 | 供給力 |
|---|---|
| メインオークション契約容量反映 | 157,379,942 kW |
| FIT電源等の期待容量 | 15,812,090 kW |
| 容量市場外の見込み供給力控除量 | 1,770,000 kW |
| 石炭とバイオマスの混焼FIT電源等 | 6,667,200 kW |
以上が資料の内容である。
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