policy scope

資源エネルギー庁 ・ 次世代電力系統ワーキンググループ

第3回 次世代電力系統ワーキンググループ

公開資料 7 件会議体の公式ページ

この回の資料と要約

  1. 1

    再生可能エネルギー出力制御の長期見通し等について

    - 再エネ導入拡大と需要・域外送電の変化を背景に出力制御は全国へ広がり、2025年春の制御量は前年度より増加した。2024年度の制御率は九州4.8%など地域差がある。 - 2022~2024年度実績による長期試算では、導入量の伸びを1.3倍程度とするケースで、制御率は北海道30%、九州22%、東北・中国16%などとされた。 - 蓄電池による需要創出、火力等の最低出力引下げ、地域間連系線増強を個別に仮定した試算では、一部エリアの制御率が低下する。FIP比率25%の試算では、FIP電源の制御率はFIT電源より低い傾向が示された。 - 長期見通しは無制限無補償ルール対象の試算であり、実際の制御率や時間を保証するものではない。

  2. 2

    流通設備の混雑による再生可能エネルギー発電設備(自然変動電源)の出力抑制の検証結果~2025年3月分中部電力パワーグリッド~

    - 中部電力パワーグリッドが2025年3月に77kV西濃揖斐線で実施した自然変動電源の出力抑制は、3月28日・30日・31日の3日間であり、広域機関は各日の指令を妥当と判断した。 - 最大抑制量は各日0.09万kW、0.17万kW、0.22万kWであった。 - 先行して制御すべき調整電源等の対象設備はなく、誤差量を含む予想潮流が運用容量23.40万kWを上回る想定であったため、自然変動電源の抑制が必要とされた。 - 想定誤差量は運用容量の5%に当たる1.2万kWであり、必要量には従来からのルール外抑制も含まれる。

  3. 3

    日本版コネクト&マネージにおけるノンファーム型接続の取組について

    - ローカル系統では本格運用まで暫定措置を用いてノンファーム型接続を受け付け、北海道は前月通知・オフライン制御など独自の暫定スキームを予定する。 - 2025年3月28日、中部エリアのローカル系統で系統制約による自然変動電源の出力制御が全国で初めて実施され、広域機関が事後確認を行っている。 - 2030年度の系統混雑見通しを算出する方針で、基幹系統とローカル系統で異なる手法を用いる。算出結果は次回以降に報告予定であり、試算は過小評価となる可能性がある。 - PCS単位で発電量を区分できない増設では、既設PCSのオンライン化を接続要件とする案が示された。

  4. 4

    系統混雑による再エネ出力制御の実施状況について

    - 77kV西濃揖斐線では融雪出水期に混雑が懸念され、2025年春、NF接続太陽光の制御を実施した。設備増強は計画済みで、2027年度完工後に混雑解消の見込みである。 - 暫定対応では人が手作業で制御量を算定し、前日にメールで停止を指示した。混雑管理システムは2025年7月1日運用開始予定である。 - 3月28日から4月末までの制御指示は計15日間で、3月28日は10事業者に最大0.09万kWを指示した。中部エリアで初のNF電源出力制御である。 - 4月14・15日に過去実績日の系統構成選定ミスによる長時間の誤制御が発生し、ゼロ実績時のアラートと複数人確認を再発防止策として示した。

  5. 5

    混雑管理システム運開前におけるローカル系統の混雑管理方法(暫定措置)について

    - 北海道エリアでは現時点でNF電源起因の混雑はないが、C&Mシステムの2026年度末運開までに混雑が生じる場合に備え、人手による暫定管理方法を整理した報告である。 - 対象は高圧以上で受付開始以降に契約申込みを受け付けたNF電源であり、低圧電源は人手対応の困難さから対象外である。 - 混雑想定は前月に行い、調整電源での制御後に残る制約量を対象NF電源の最大受電電力比率で一律配分し、前月20日頃にMW単位の上限をメール通知する。 - 発電者は通知上限以下で計画・運転するため出力制御は基本的に発生しない想定であり、暫定期間中の公表方法は調整中である。

  6. 6

    局地的な大規模需要に対する規律確保について

    - DC・半導体工場の新増設による最大需要は、2024年度比で2029年度に431万kW、2034年度に715万kW増える見通しである。 - 過大申込や計画と実績の乖離による容量滞留・非効率な設備形成を踏まえ、既存系統の活用、費用負担、完工前後の容量規律を検討する段階である。 - 東京・関西・九州で任意調査と協力依頼を行う案であり、特別高圧需要の申込状況は2025年8月中に公表開始予定である。 - 詳細設計や規程改定を経て、2026年度中を目処に新ルールの運用開始を目指す。

  7. 7

    系統用蓄電池の迅速な系統連系に向けて

    - 系統用蓄電池の接続検討・契約受付が急増し、低確度の申込みや空押さえ、順潮流側の系統増強、一般需要との競合が課題である。 - 2022年2月~2023年10月の約1,100件の分析では、支援策の公募期限前に申込みが集中し、容量・地域に偏りがあり、数十件を申請する事業者もいると推定された。 - 資料は、系統アクセス手続の規律強化、混雑時の充電制限を条件とする順潮流側ノンファーム接続、蓄電池と一般需要の協調を提案しているが、具体的な制度・対象・時期は未決定である. - 2025年3月末の受付量は接続検討約11,300万kW、接続契約約1,200万kWに達したが、接続検討の全件が連系に至るわけではない。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

次世代電力系統ワーキンググループ

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ