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資源エネルギー庁 ・ 次世代電力系統ワーキンググループ

第13回 次世代電力系統ワーキンググループ

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この回のダイジェスト

大規模需要・蓄電池の系統規律案と、出力制御・混雑の見通しを示した。資料1資料2資料3資料5

この回で示されたこと

  • 最終保障供給(LR)契約中は、将来の増容量を1年超確保しない案を提示した。既存契約からの移行では、移行前に確保済みの容量をLR契約中の1年間に限って維持し、その後開放する案である。空押さえ対策を含む関係規程類は2027年4月1日から運用開始予定である。資料1
  • 30MW以上の大規模需要家への空押さえ対策について、供給延期・契約電力減少時の容量開放と、最終契約電力未達・引下げ時の費用精算の適用案を示した。既存系統を使った早期連系策として、N-1事故時等の受電制限、蓄電池の充放電制限、申込時の先着優先の扱いも検討案として挙げた。資料1
  • 9月11日にGX戦略地域18地域が認定され、そのうちデータセンター集積型は9地域(10地点)である。約10年でGW級の集積地形成を目指し、一般送配電事業者が地内基幹系統の調査・設計等を速やかに進める方針を示した。資料1
  • 系統用蓄電池の接続検討料を現行の22万円(税込)/地点から引き上げる案を示した。まず系統用蓄電池を対象に全国一律とする方向だが、金額や返金条件等は未決定である。低圧蓄電池の分割設置対策として、土地所有者の同一性を確認する期間を1年から5年に延ばし、異種設備の例外から蓄電設備を除く案も提示した。資料2
  • 2026年度の出力制御率の更新試算では、九州6.9%、東北3.0%、四国2.6%とした。下げ代不足融通については、広域機関のシステム改修を行わず、過去の受電実績を踏まえて優先エリアを選ぶ輪番受電案を示した。資料3
  • 太陽光・蓄電池等の新規系統接続で、IP通信機能を持つ対象機器にJC-STAR★1取得を求める系統連系技術要件の改定案を提示した。適用開始は特高・高圧の太陽光・蓄電池と風力が2027年4月、低圧の太陽光・蓄電池が2027年10月、燃料電池が2028年4月である。資料4
  • 2031年度の系統混雑による太陽光・風力の年間出力制御量を全国72,778万kWhと試算した。混雑設備は基幹系統18設備、ローカル系統103設備で、試算上の制御量は東北46,432万kWh、北海道24,885万kWhが大きい。資料5

前回からの変化

  • 大規模需要の空押さえ対策は、前回の制度案から、LR契約における将来容量の扱いと、最終契約電力未達・引下げ時の費用精算など具体的な運用案が示された段階に進んだ。運用開始予定は2027年4月である。資料1
  • 系統用蓄電池の契約申込み受付容量は、2026年3月末の約3,500万kWから6月末の4,087万kWに増加した。前回は接続検討料等の強化を検討案として示していたが、今回は蓄電池を対象に全国一律で接続検討料を引き上げる方向が示され、低圧設備の分割設置対策案も具体化した。資料2
  • 再エネ出力制御について、今回は2026年度の短期見通しを4~7月の実績等を反映して更新し、加えて下げ代不足融通の輪番受電案を提示した。輪番受電案は賛同を求める段階であり、前回の長期見通しや春季の実績報告とは異なり、運用方式の見直しが論点となった。資料3

今後の予定・残った論点

  • 空押さえ対応策を含む関係規程類は2027年4月1日から運用開始予定であり、既契約の大規模需要家には契約見直しを促し、Q&Aを公表する予定である。資料1
  • 接続検討料の引上げ案は、金額、返金条件、収入の会計処理、期限などを次回以降、諸外国の事例や事業者ヒアリングを踏まえて議論する。資料2
  • 輪番受電案は本WGで賛同が得られた場合、広域機関が業務規程の改正手続きを進める。資料3
  • JC-STAR★1要件を含むガイドライン改定案はパブリックコメントを経て年内を目途に改定し、一般送配電事業者は2026年度内に託送供給等約款別冊の改定を経済産業大臣へ認可申請する予定である。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    大規模需要に対する規律確保と今後の対応について

    - LR契約時の将来容量確保は、新設なら段階別契約を認めず、既存契約からの移行なら確保済み容量を1年間に限り維持する案である。 - 30MW以上の需要家向け空押さえ対応策は、容量開放と費用精算を2027年4月に導入する予定である。 - 大規模需要の早期連系策として、条件付き受電制限、蓄電池の接続ルール見直し、申込時の先着優先の扱いを検討する提案であり、具体策は未決定である。 - 9月11日にデータセンター集積型9地域を含むGX戦略地域18地域が認定され、系統整備を進める一方、計画未進捗等の場合は認定取消しや電力申込取下げの可能性がある。

  2. 2

    系統用蓄電池をはじめとする発電等設備の迅速な系統連系に向けた対応について

    - 系統用蓄電池の高圧以上の接続検討は2026年6月末で21,129万kW、契約申込みは4,087万kWに達し、入口対策の強化が検討されている。 - 接続検討料を現行22万円(税込)/地点から引き上げ、まず蓄電池に全国一律で適用する案であるが、金額や方式は未決定である。 - 低圧蓄電池は2026年8月末に約2,800件・約13万kWの契約申込みがあり、大量申込みや敷地分割、系統への集中影響が課題として示された。 - 分割設置対策として、蓄電設備の土地所有者確認期間を1年から5年に延ばし、異種設備の例外から蓄電設備を除く案が提示された。

  3. 3

    再生可能エネルギー出力制御の短期見通し等について

    - 2026年度の更新見通しでは、出力制御率は九州が6.9%(11.8億kWh)で最大であり、東北は当初見通しから低下、東京・関西は上昇した。数値は試算である。 - 2026年7・8月の出力制御はほぼ発生していない一方、制御率最大日の非調整火力・バイオマスの稼働状況と理由が公表された。 - 下げ代不足融通は低需要や再エネ高出力など複数条件が重なると発生し、2023年度以降、関西で5日、北陸で1日指示された。 - 全国按分には約1年・約3億円の改修が必要なため、過去の受電実績で優先順位を付ける輪番受電案が提案されており、WG賛同後に業務規程改正を進める。

  4. 4

    系統連系技術要件の改定について(JC-STAR★1要件化)

    - 分散型電源のサイバー対策として、系統連系するIP通信機器にJC-STAR★1取得を求める要件改定案である。 - 太陽光・蓄電池は特高・高圧が2027年4月、低圧が同年10月、風力が同年4月、対象の燃料電池が2028年4月から適用予定である。 - 原則、新規申込みの受付後に適用し、既設設備は増設・交換部分が対象となる。過度な負担が認められる交換は個別協議により当面猶予できる。 - ガイドラインはパブリックコメント後に年内改定予定で、一般送配電事業者は2026年度内に約款改定の認可を申請する予定である。

  5. 5

    系統混雑に関する中長期見通しについて

    - 2031年度の系統制約による自然変動電源の出力制御は、移行シナリオで全国72,778万kWhと試算され、前年度試算の約2.5倍である。 - 制御量の増加は主にノンファーム型接続を含む自然変動電源等の連系想定量の増加によるもので、地域別では東北46,432万kWh、北海道24,885万kWhが大きい。 - 混雑対象は基幹系統18設備、ローカル系統103設備で、前年度試算からそれぞれ5設備、22設備増えた。 - これは2031年度の需要・電源等の前提に基づく見通しであり、需給バランス制約による再エネ出力制御の長期見通しとは別の試算である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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