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経済産業省 ・ メタンハイドレート開発実施検討会

第36回 メタンハイドレート開発実施検討会

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この回のダイジェスト

砂層型の生産課題と表層型の候補技術・海洋調査計画が示された。

この回で示されたこと

  • 砂層型の海洋産出試験は最長24日、最大約20,000 m³/日で、当面の目標50,000 m³/日には届かず、長期安定生産も未検証と整理された。主な阻害要因は水供給過剰と坑井周辺の圧力損失であり、フェーズ4で陸上試験や試掘・簡易試験を通じて予測・対策技術を検証する計画である。資料1
  • アラスカの長期陸上試験は未実施で、PBU 7-11-12の約750mのD層と約900mのB層でハイドレートを確認し、厚さ約10mのB層を試験対象に適すると判断した。4坑井案で、PTWは個別に生産し同時生産しない計画である。試験開始は2021年度中を目標とする。資料2
  • 表層型の回収技術では、採掘の大口径ドリル・吊り下げ式縦掘型掘削機、分離の船上・海底方式、揚収のガスリフト・水中ポンプなどが有望候補として特定された。システム全体の組み合わせや商業化技術は未決定である。資料3
  • 表層型のモデル調査海域を隠岐トラフ、富山トラフ、最上トラフの3海域とし、賦存状況・海底条件・環境ベースラインを調べて試験場所を検討する方針である。熱流量、地盤強度、海底画像、海底機器観測、環境調査は3海域とも計画中である。資料4
  • 上越沖で採取した塊状天然メタンハイドレートの温度・水圧を保持した圧縮試験に初めて成功し、強度平均3MPa、剛性平均320MPaを得た。資料は地盤安定性評価への活用を示している。資料3

前回からの変化

  • 第2回海洋産出試験について、前回要約の「2坑井・36日間」に対し、今回資料は実績を最長24日間、最大約20,000 m³/日と記載し、長期安定生産は未検証とした。資料1
  • 前回はアラスカ長期試験を計画として示していたが、今回は候補地PBU 7-11-12でD層・B層のハイドレートを確認し、4坑井案や層別の生産方針、2021年度中の開始目標を具体化した。資料2
  • 前回は表層型の有望回収技術が未決定とされたが、今回は評価委員会が採掘・分離・揚収・共通基盤の各分野で技術候補を特定した。最適な全体システムは引き続き未決定である。資料3
  • 前回の表層型実行計画に対し、今回は隠岐トラフ・富山トラフ・最上トラフをモデル調査海域として示し、調査済み項目と未実施の調査項目を整理した。資料4

今後の予定・残った論点

  • アラスカ試験のオペレータ選定・設備製造を進め、GDWと生産井の掘削、2021年度中の試験開始を目指す。資料2
  • フェーズ4で長期陸上産出試験、試掘・簡易試験を行い、水供給過剰や坑井周辺の圧力損失への対策を検証する。開発方針の提示と試掘実施可否がマイルストーンである。資料1
  • 表層型の3モデル海域で熱流量、地盤強度、海底画像、海底機器観測、環境ベースライン調査を計画・調整し、結果を踏まえて試験場所を検討する。資料4
  • 表層型では特定した要素技術候補を研究開発ステージごとに評価し、生産システムの組み合わせや実施場所、商業化条件を今後検討する。資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    砂層型メタンハイドレートの研究開発 フェーズ4(2019年~2022年度):総合的検証に基づく技術課題の抽出と解決策の検討

    - 海洋産出試験では予測されたガス生産レートの増加を確認できず、最長24日・最大約20,000 m³/日にとどまり、長期安定生産は未検証である。 - 主な阻害要因は、帯水層や不均質に伴う水供給過剰と、地層への減圧伝達を弱める坑井周辺の圧力損失である。 - フェーズ4では、長期陸上産出試験や試掘・簡易試験でモデル、坑井設計、出砂対策、遮水・坑井刺激技術を検証する計画である。 - 商業化を見据えた当面のガス生産目標は50,000 m³/日だが、達成や次フェーズ試験の実施は確定していない。

  2. 2

    砂層型メタンハイドレートの研究開発 フェーズ4(2019年~2022年度) アラスカ長期陸上産出試験 進捗状況

    - アラスカ長期陸上産出試験は、少なくとも約1年の生産で長期挙動を把握し、生産予測と安定生産技術を検証する計画である。資料時点では準備・設計段階である。 - PBU 7-11-12の層序試錐井で、約750mのD層と約900mのB層にハイドレートを確認し、特に厚さ約10mのB層を試験対象として有望と判断した。 - 4坑井案では生産井2坑を別々に運転し、まずB層で長期安定生産を優先する。問題が生じた場合は対策適用や別坑井・区間への移行を想定する。 - データ取得井は翌冬、生産井は翌冬から春、試験開始は2021年度中を目標としていた。いずれも資料時点の予定である。

  3. 3

    表層型メタンハイドレートの研究開発 回収技術に係る有望技術の特定について

    - 表層型メタンハイドレート回収では、採掘・分離・揚収と共通基盤の各分野で有望技術候補が特定されたが、生産システム全体の最適構成は未決定である。 - 採掘は大口径ドリル方式と吊り下げ式縦掘型方式、分離は船上・海底方式、揚収はガスリフト・水中ポンプ方式が候補であり、それぞれ異なる利点と検証課題がある。 - 膜構造物によるガス回収・泥砂拡散の低減、貯留層物性・分解挙動の把握、海洋調査と環境評価を共通基盤として進める。 - 今後は段階ごとの評価とシステム検討を行い、方向性の見直しを経て海洋産出試験等につなげる工程である。

  4. 4

    表層型メタンハイドレートの研究開発:海洋調査の進捗状況と今後の方向性について

    - 表層型メタンハイドレートの将来の海洋産出試験に向け、賦存状況・海底条件・環境情報を集め、試験場所を検討する段階である。 - 詳細データが揃う隠岐・富山・最上の3トラフをモデル海域とする方針である。 - 基礎的な地質・電磁・掘削・ROV調査は3海域で実施済みだが、熱流量、地盤強度、海底観測、環境調査などは計画中である。 - 調査項目や実施時期は現時点の計画であり、関係者と今後調整する予定である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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