本資料は、一般送配電事業者の収支状況に関する事後評価を行うことを目的としており、全10社の状況を把握し、フォローアップを行うための情報が整理されている。
資料の構成は以下の通りである。
各社は、経営効率化に向けた様々な取組を進めており、その実施状況として以下が挙げられる。
各社は、効率化の取組状況をホームページにて公表している。公表内容には、経営効率化体制、他社事例の取組状況、新規取組などが含まれている。
| 事業者 | 公表日 | 公表内容 |
|---|---|---|
| 北海道電力 | 2018年11月30日 | 経営効率化体制と新規取組(調達費用削減など) |
| 東北電力 | 2018年11月30日 | 経営効率化体制、新規取組など |
| 東京電力PG | 2018年11月30日 | 経営効率化体制、新規取組(設備の合理化など) |
| 中部電力 | 2018年11月30日 | 経営効率化体制、新規取組(高耐食性ボルトの採用など) |
| 関西電力 | 2018年11月30日 | 経営効率化体制、新規取組など |
| 対象設備 | 要因 |
|---|---|
| 鉄塔 | - 基礎種類工費: 軟弱地盤では高コストな基礎を用いる必要がありコスト増加。 - 特殊鉄塔比率: 特殊な鉄塔を採用する場合コストが高くなる。 |
| 対象設備 | 要因 |
|---|---|
| 架空送電線 | - 山地割合: 山地に敷設する際は輸送コストが上昇。 - 導体太さ: 太くなるほど材料量が増加し、コストが増加。 |
| 対象設備 | 要因 |
|---|---|
| 地中ケーブル | - 単心比率: CVケーブルの敷設が多いと工費が高くなる。 |
重回帰分析による確認が行われており、目的変数と複数の説明変数を用いて各要因の寄与を評価している。
接続検討時と契約時の比較において、工事費負担金の乖離率の情報は以下の通りである。
| 乖離率 | 件数 | 北海道 | 東北 | 東京 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100%以上 | 上端 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 100%未満50%以上 | 下端 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 50%未満30%以上 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | |
| 30%未満10%以上 | 2 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | |
| 10%未満0%以上 | 2 | 14 | 3 | 4 | 0 | 2 | 4 | 2 | 5 | 0 | |
| 0%以上10%未満 | 0 | 7 | 4 | 5 | 3 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | |
| 10%以上30%未満 | 2 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 30%以上50%未満 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 50%以上 | 0 | 5 | 6 | 1 | 0 | 2 | 3 | 0 | 2 | 0 | |
| 合計 | 9 | 39 | 21 | 13 | 4 | 8 | 12 | 3 | 15 | 0 |
一般的に精算時に金額が低くなる傾向が見られるが、±5千万円以上の乖離が発生するケースもある。
| 乖離額 (M=百万円) | 北海道 | 東北 | 東京 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100M以上 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 100M未満50M以上 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 50M未満30M以上 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 30M未満10M以上 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 10M未満0M以上 | 2 | 4 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 |
| 0M以上10M未満 | 3 | 9 | 5 | 3 | 1 | 3 | 2 | 2 | 8 | 0 |
| 10M以上30M未満 | 3 | 9 | 5 | 3 | 2 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 |
| 30M以上50M未満 | 1 | 4 | 0 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 合計 | 9 | 39 | 21 | 13 | 4 | 8 | 12 | 3 | 15 | 0 |
費用の乖離が特に大きい案件の要因は主に以下の通りである。
工事費負担金の乖離には様々な要因が影響していることが判明した。発電事業者の変更や送配電事業者との交渉が影響を及ぼす重要な要因であり、これらの情報を適切に把握し、今後の工事費用の管理に役立てる必要がある。
本資料では、高経年化対策における設備更新計画の見直し状況についてまとめている。変圧器およびコンクリート柱に関する情報が提供されており、地域ごとの計画値の変更やその要因が示されている。
| 地域 | 更新計画の主要変更点 |
|---|---|
| 北海道 | 2022年度計画値の提示。今後5年間の計画平均値が15台から17台に増加。 |
| 東北 | 今後5年間の計画平均値を20台に設定、長期的水準は25台に減少。 |
| 東京 | 今後10年間の計画値を年50台前後に平準化。 |
| 中部 | 更新物量の計画値は年5000本程度に減少。 |
| 関西 | 更新物量の目標値を75台に増加。 |
| 中国 | 今後5年間の更新物量は年17台に減少。 |
| 九州 | 今後5年間の計画平均値が1台増加、年18台に。 |
| 地域 | 更新計画の主要変更点 |
|---|---|
| 北海道 | 5年間の計画平均値が3500本から3100本に減少。 |
| 東北 | 長期的水準は25000本/年に設定。 |
| 東京 | 年25000本前後に計画値増加。 |
| 中部 | 更新物量の計画値が年5000本程度に減少。 |
| 関西 | 中長期的な計画値2.6万本/年を新たに提示。 |
| 中国 | 長期的水準が年1万本弱に下方修正。 |
本資料では、以下の内容について議論される予定である。
本資料は、一般送配電事業者の経営効率化や安定供給に向けた取組の状況を確認し、より効率的な電力供給体制の実現に向けた重要な議論の材料を提供するものである。引き続き、各社の取組内容や成果を評価し、必要な改善策を講じていくことが求められる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「一般送配電事業者の収支状況等の事後評価 ~全10社の状況把握・フォローアップ~」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_electricityreview.html)をもとに当社作成
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