本資料は、2050年に向けた日本における電力需要の見通しを検討することを目的としている。電力広域的運営推進機関によるもので、地球環境産業技術研究機構の秋元主吾、佐野史典、本間隆嗣、望月則孝が関与している。
1971-2019年のデータに基づき、経済成長と電力消費は強い正の相関があり、世界の電力需要は増加基調である。
| 国・地域 | CO2排出量 |
|---|---|
| 中国 | 11.4 Gt CO2 |
| USA | 5.1 Gt CO2 |
| 要因 | シナリオ | 具体的な想定 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 所得効果 | 中位SSP2 | - | - |
| デジタル化影響 | 標準 | - | ルータ需要はデータセンター需要と同程度と見込む |
| BEV進展影響 | EVコスト低減加速 | 2050年: 5千円/kWh | - |
| 気温上昇影響 | 2Cシナリオ相当 | - | 冷暖房需要への影響を考慮 |
以下では、さまざまなシナリオのデジタル化影響、費用削減目標、技術、およびその他の政策措置についてまとめる。
| シナリオ名 | デジタル化影響 | BEV | 技術 | 排出削減 | その他政策措置 | DEARSフィードバック |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最良推定 | 標準 | 標準 | 標準 | 2°C NDC + 各G7 90% | ー | 無/有 |
| 世界調和 | 2°C MAC均等化 | 無 | ||||
| 公式排出削減 | 1.5°C NDC + 各G7 CN | 無/有 |
中位的なSSP2の社会経済シナリオを想定している。
| 指標 | 2030年 | 2050年 | 2100年 |
|---|---|---|---|
| 人口(億人) | 83.6 (81.4-85.9) | 92.1 (86.1-100.5) | 93.1 (70.0-127.3) |
| GDP%年 | 2.7 (2.4-3.1)[2010年] | 2.2 (1.3-2.8)[2030年] | 1.4 (0.6-2.2)[2050年] |
| 指標 | 2030年 | 2050年 | 2100年 |
|---|---|---|---|
| 人口(億人) | 1.18 (1.16-1.26) | 1.02 (0.96-1.22) | 0.84 (0.47-1.05) |
| GDP%年 | 1.6 (1.3-1.9)[2010年] | 0.4 (-0.1-1.2)[2030年] | 0.4 (-0.9-1.5)[2050年] |
各電源の発電電力量はTWh/yr(テラワット時/年)で表され、さまざまな電源が含まれる。
高コストの電源(例:水素、LNG+CCS等)の発電量は若干低下傾向にある。
デジタル化に伴い、サーキュラー経済・シェアリング経済が誘発するエネルギー需要の変化は以下のように試算される。
| 区分 | 2040年電力 (TWh/yr) | 2040年非電力 (Mtoe/yr) | 2040年計 (Mtoe/yr) | 2050年電力 (TWh/yr) | 2050年非電力 (Mtoe/yr) | 2050年計 (Mtoe/yr) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 産業 | 5 | 3 | 3 | 15 | 3 | 4 |
| 民生 | 21 | 1 | 3 | 21 | 3 | 2 |
| 運輸 | 26 | 10 | 8 | 20 | 2 | 4 |
| 計 | 52 | 12 | 8 | 56 | 2 | 7 |
現時点では推計の不確実性が大きく、電力需要は2040〜50年頃で±50 TWh/yr程度の振れ幅が推計される。
本資料は、エネルギー需給の動向を理解し、将来的な政策立案を議論するための基礎資料となるものである。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2050年に向けた日本の電力需要の見通し」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/shorai_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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