本資料は、2023年12月27日に資源エネルギー庁および電力広域的運営推進機関(OCCTO)によって発表された、検証Bに関する進捗報告である。主な内容は、価格算定の方法による市場価格への影響を検証するものであり、異なる価格算定方法による市場価格の比較や回収漏れ費用の補填(Uplift)の発生状況を報告するものである。
試算により得られた市場価格の平均値やUplift割合の結果を以下の表に示す。
| 価格算定方法 | 報告内容 | Uplift割合 |
|---|---|---|
| 案A ΔkWなし | 1.00 | 2.6% |
| 案B-1 同時最適 | 1.77 | 0.1% |
| 案B-2 シャドウプライス | 0.97 | 3.7% |
異なる発電方式に対する出力容量とそのコストデータを以下に示す。
| 項目 | 小 | 中 | 大 | MACC | ACC | CC | 小 | 中 | 大 | 石油 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最大出力 (MW) | 100 | 600 | 1,000 | 500 | 300 | 200 | 100 | 600 | 1,000 | 300 |
| 最小出力 (MW) | 50 | 200 | 350 | 150 | 150 | 50 | 50 | 150 | 150 | 100 |
| 最低出力費用 (円/kWh) | 3.87 | 4.08 | 3.93 | 9.69 | 9.56 | 12.60 | 11.74 | 13.17 | 15.62 | 12.64 |
| 第二区分燃料費用 (円/kWh) | 3.20 | 2.91 | 2.84 | 8.07 | 8.75 | 9.84 | 10.81 | 10.22 | 9.81 | 9.39 |
| 第三区分燃料費用 (円/kWh) | 3.30 | 3.00 | 2.89 | 8.28 | 8.96 | 10.31 | 11.18 | 10.59 | 10.14 | 9.43 |
| 第四区分燃料費用 (円/kWh) | 3.09 | 2.95 | 8.48 | 9.16 | 10.79 | 10.97 | 10.48 | 9.47 | ||
| 第五区分燃料費用 (円/kWh) | 3.19 | 3.01 | 8.69 | 11.34 | 10.81 | |||||
| 第六区分燃料費用 (円/kWh) | 3.07 | |||||||||
| 第七区分燃料費用 (円/kWh) | 3.13 | 11.47 |
このデータは、発電方式ごとのコスト構造を理解するための基盤となる。
判定期間によってUpliftの規模が変動する。具体的には:
| ΔkW考慮 | 案A ΔkW無ければのマージナル | 案B-1同時最適のマージナル | 案B-2同時最適のシャドウプライス |
|---|---|---|---|
| コマ単位 | 1日単位 | 1週単位 | |
| Uplift判定期間 | |||
| 限界費用等カーブ Uplift割合 | 2.6% | 2.2% | 2.1% |
| 平均費用カーブ Uplift割合 | 2.2% | 1.8% | 1.7% |
今後もパラメータを変更し、価格算定方法の影響についての深掘りを進めるとともに、検証の進め方や試算結果を基にした議論を行い、エネルギー市場における透明性の向上に寄与することを目指す。特に、Upliftの判定方法については、コマ単位の判定や1日・1週間の定期判定の差異を定量評価し、適切な方針を整理する。
本資料では、発電コストや市場価格、Upliftの関係を試算した結果を示している。今後の進め方として、さらなる分析や条件変化に基づく検証が必要である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「算定方法等の違いによる市場価格傾向について(検証B進捗報告)」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/doji_shijo_kento/index.html)をもとに当社作成
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