本資料は、2022年8月5日に開催された「第11回グリッドコード検討会」において議論された内容を記載している。電力広域的運営推進機関(OCCTO)が作成したものであり、グリッドコードのフェーズ2および3に関する検討内容が含まれている。
以下に、第10回グリッドコード検討会からの主な変更点およびその理由を示す。
| 変更点 | 変更理由 |
|---|---|
| スライド59 | 各フェーズの目的を追記、個別技術検討項目を課題別に分類(スライド5,6)、フェーズ2および4の記載を別スライド化 |
| スライド6,17,24 | 運転時の最低出力の検討フェーズを変更(フェーズ4からフェーズ2) |
| スライド6,21,47 | 情報提供(モデル等)の検討フェーズを変更(フェーズ3からフェーズ2) |
| スライド6,17,27 | 発電設備の制御応答性に関する検討フェーズを変更(フェーズ3からフェーズ4) |
| スライド1013 | 各個別技術要件について要件適用および発電設備対象の表を追加 |
| その他の変更点 | 各種説明や資料の整理、関係者からの意見を反映し、適宜修正を行った |
フェーズ2以降における主な検討対象は以下の通りである。
各スライドは以下の内容を含んでいる。
要件候補の抽出に関する方針として以下を挙げる。
各検討会での内容は第4回〜第7回および第9回での継続検討とし、海外の事例も考慮する。
要件化の時期を以下の表に示す。
| フェーズ | 年度 | 内容 |
|---|---|---|
| フェーズ1 | 2023年 | 発電出力の抑制や需給変動への対応 |
| フェーズ2 | 2025年 | 運転時の最低出力の設定や周波数変動の抑制対策 |
| フェーズ3 | 2030年 | 50〜60%の再エネ導入比率に対応 |
| フェーズ4以降 | 継続検討 | カーボンニュートラルを見据えた新技術の検討 |
各フェーズにおける個別技術要件は以下のように分類される。
本資料は、グリッドコード検討会における中長期的な電力システムに必要な要件化に向けた議論の進捗を示している。今後も関係者との協議を進めながら、要件の適用や技術の進展に応じて検討を続ける必要がある。
本資料は、再生可能エネルギーの導入と電力品質の確保に向けた技術要件についての検討内容を示している。特に、周波数変化や電圧変動に対する対応が求められている。以下に、主要な技術要件をまとめる。
再エネ発電の出力コントロールを効率的に行うための要件をまとめる。
| 個別技術要件 | 要件化時期 | 要件概要 | 要件化必要理由 |
|---|---|---|---|
| A1 運転時の最低出力(全電圧 火力全般) | フェーズ2(2025) | 出力制御時の最低出力の上限を定める | 電源制御において再生可能エネルギーの制御を回避するため |
電力品質を確保するための周波数管理に関する要件。
| 個別技術要件 | 要件化時期 | 要件概要 | 要件化必要理由 |
|---|---|---|---|
| B1 周波数変化の抑制(上昇側) | フェーズ2(2025) | 周波数上昇時に出力を減少 | 大規模停電のリスクを抑制 |
| B2 周波数変化の抑制(低下側) | フェーズ2(2025) | 周波数低下時に出力を増加 | 大規模停電のリスクを抑制 |
発電設備の応答性に関する要件。
| 個別技術要件 | 要件化時期 | 要件概要 | 要件化必要理由 |
|---|---|---|---|
| B3 発電設備の制御応答性 | フェーズ2(2025) | ガバナと調速率制御の性能を発揮 | 頻繁に発生する周波数動揺への対応 |
周波数変動や電圧変動に対する具体的な技術要件。
| 個別技術要件 | 要件化時期 | 要件概要 | 要件化必要理由 |
|---|---|---|---|
| C1 電圧無効電力制御(特別高圧) | フェーズ2(2025) | 電圧変動に応じて無効電力を調整 | 電圧安定性の低下を回避 |
| C4 電圧上昇側 | フェーズ2(2025) | 電圧変動時も運転を継続 | 大規模停電のリスクを抑制 |
今後の要件化時期には、2025年、2030年の重要なマイルストーンが設けられており、各技術要件に応じて、継続的な検討が必要である。
本資料では、電力業界における発電設備の技術要件について具体的な議論が行われている。再生可能エネルギーの利用拡大や系統安定性を考慮した要件変更が求められており、今後の実施計画や課題についても関心を寄せている。各団体の意見やさらなる検討が継続される見込みである。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「フェーズ2, 3(中長期要件化)候補」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/gridcode/index.html)をもとに当社作成
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