本資料は、応札不足への対応をテーマとした第39回需要調整市場検討小委員会および第49回調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会の資料である。2023年6月1日に作成され、需給調整市場における取引スケジュール変更の検討状況について報告されている。
以下の課題が整理され、各論点に対する方向性が示された:
| 課題 | これまでの整理事項 | 小委における論点 | 小委での議論における方向性 |
|---|---|---|---|
| 応札不足解消 | 取引スケジュール変更、ブロック時間30分化、連系線利用枠拡大導入を2026年度を目指す | 実現可否の深掘り検討 | 2026年度の前日取引化、連系線利用枠拡大の実現可否を引き続き検討 |
| 需給調整市場における機器個別計測・低圧グリの可否 | 制度変更、業務フロー整理 | 詳細業務フロー、群管理の詳細検討 | 引き続き詳細検討、2026年度実施を目指す |
以下のような考察がなされている:
| 項目 | アンケート結果からの考察 |
|---|---|
| 需給変動リスク | 前日化の方がリスク低減効果が大きい |
| 応札価格の適正化 | 前日化の方が適正化が図れる |
| 対応可能なシステム時期 | 調整力提供者は2026年度途中から可能と見込まれる |
| 業務面 | 一部調整力提供者が応札に間に合わない可能性があり、詳細な状況把握が必要 |
応札不足への取り組みに関する全体スケジュールは、以下の表にまとめられている:
| 市場競争環境の改善 | 応札不足対応 | 導入目標時期 |
|---|---|---|
| 取引スケジュール変更 | 2026年度1 | |
| 連系線利用枠拡大 | 2026年度 | |
| 商品要件緩和 | ||
| アセスメントペナルティの見直し | 2024年度2 | |
| 最低入札量見直し | 2024年度 | |
| 三次の応動時間見直し | 2025年度 | |
| ネガポジ単体リソースの参入 | 2023年度3 | |
| 機器個別低圧アグリ | 2026年度4 |
このスケジュールに従い、取引スケジュール変更やシステム改修についての詳細な検討が続けられる見込みである。
システム面: システム改修要件の早期提示などの条件はあるが、2026年度からの対応は可能との結果が得られた。
業務面: 対応可能とは言い切れない状況で、締切時間の後ろ倒しについての検討要望があった。
市場検討事項:
次頁以降では、以下の論点について検討を行った:
| 項目 | 第37回本小委員会までの整理事項 | ヒアリング結果 |
|---|---|---|
| システム業務制約 (BG) | 一部の調整力提供者が2026年度初めからの対応が困難 | システム改修要件が早期に提示されることを条件に2026年度初めからの対応可能 |
| 業務量 | 一部の調整力提供者が応札に間に合わない可能性あり | 必ずしも対応可能とは言い切れないが、締切時間の後ろ倒しを含めて検討を希望 |
| 振り分け入札 | 一部の調整力提供者が対応不可 | システム化または一定の割り切りを行うことで振り分け入札は可能 |
| ヒアリングにおけるご意見 | 対 応 |
|---|---|
| 同時市場についての議論が必要 | 後述の論点として検討 |
| 需給調整市場へのブロック入札導入についての議論が必要 | 後述の論点として検討 |
| 調整力提供者のシステム改修にかかる費用回収についての懸念 | 国と連携して検討 |
| 時間帯 | 業務内容 |
|---|---|
| 12時 | BG翌日計画 締切 |
| 14時 | 一次〜三次入札締切 |
| 15時 | 一次〜三次 約定 |
| 16時 | - |
| 17時 | 時間前市場 開場 |
| 17.5時 | TSO計画 締切 |
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ブロック入札なし | システムはシンプル | 入札価格上昇リスクあり |
| ブロック入札あり | 応札者の入れ替わりが低減 | 約定量減少リスクあり |
引き続き、2026年度の前日取引化の実現に向けて、国と連携しながら検討を進める方針である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「応札不足への対応について (取引スケジュール変更)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/index.html#jukyuchousei)をもとに当社作成
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