本資料は、第28回広域系統整備委員会における計画策定プロセスの検討開始要件適否の状況に関する報告である。広域的取引環境の整備に関する要件の適否を分析し、今後の方針を明確にすることを目的としている。
本セクションでは、連系線および電気供給事業者の増強ニーズについての現状を報告する。
連系線の利用実績や市場取引状況に基づき、計画策定プロセスの検討開始要件に適合した連系線は以下の通りである。新たに計画策定プロセス開始の対象となる連系線は存在しない。
| 連系線名 | ア 連系線の利用実績 | イ 連系線の年間計画 | エ 市場取引状況 | 対応状況 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道本州間連系設備 | 〇 | 〇 | 〇 | 計画策定プロセスは一旦終了。設備増強予定(平成31年3月60万kWから90万kW)。 |
| 東北東京間連系線 | 〇 | 〇 | 〇 | 広域系統整備計画策定済み(平成29年2月3日)。設備増強予定(平成39年11月573万kWから1,028万kW)。 |
| 東京中部間連系設備 | 〇 | 〇 | 〇 | 広域系統整備計画策定済み(平成28年6月29日)。設備増強予定(平成32年度120万kWから210万kW、平成39年度210万kWから300万kW)。 |
| 中国九州間連系線 | 〇 | 〇 | - | 業務規程に基づき計画策定プロセスの検討中。 |
過去の計画策定プロセスで基本要件を定めた上で、未増強の広域連系系統について事業者の増強ニーズを検討するが、現段階では対象となる実績は出ていない。今後、対象となる実績が出た場合に本指標の整理が必要となる。
| 検討項目 | 適合要件 |
|---|---|
| カ 電気供給事業者の増強ニーズ | 複数の電力の広域的取引を行おうとする電気供給事業者から過去3年以内に受領した増強ニーズの総量が、過去の計画策定プロセスで定めた基本要件の増強容量を超過した場合。 |
検討開始の際の適合要件は以下の通りである。
| 検討項目 | 適合要件 |
|---|---|
| ア 連系線の利用実績 | 過去1年間の運用容量に対する空容量が5%以下となった時間数が20%以上であること。 |
| イ 連系線の年間計画 | 運用容量に対する空容量が年間計画期間の20%以上であること。 |
| エ 市場取引状況 | スポット取引において、市場分断処理を行った商品の数が過去1年間の総商品数の20%以上であること。 |
「市場分断処理」とは、地域間の売買約定量が連系線の空容量を超過し、再度約定処理を行うことである。
本資料では、要件適否の状況を取りまとめ、広域系統整備委員会に報告し、公表する予定である。報告は四半期に1回行われる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「[計画策定プロセスの検討開始要件適否の状況について: 広域的取引の環境整備に関する検討開始要件適否の状況について [2017年度第2四半期成果まとめ]]」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/kouikikeitouseibi/index.html)をもとに当社作成
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