本資料は、需給調整市場に係わるシステム構築に関する整理事項をまとめたものであり、電力広域的運営推進機構(OCCTO)がその技術的検討を行った結果である。調整力の細分化及び広域調達に向けた重要な議論が進行中である。
開発主体の選定
2020年に向けた検討
以下は、2020年に向けた調整力の商品メニューの概要である。
| 商品区分 | 一次調整力 (GF相当枠) | 一次二次調整力GFLFC1 | 二次調整力② (EDC-H) | 三次調整力① (EDC-L) | 三次調整力② (低速枠) |
|---|---|---|---|---|---|
| 指令制御 | ー | 指令制御 | 指令制御 | 指令制御 | 指令 |
| 発動までの応動時間 | 10秒以内 | 240秒以内 | 5分以内 | 15分以内 | 1時間以内 |
| 継続時間 | 240秒以上 | 15分以上 | 711時間以上 | 711時間以上 | 3時間程度 |
| その他項目 | 発電機蓄電池DR等など | 各対応する電源 | 各対応する電源 | 各対応する電源 | 各対応する電源 |
| 前々週 | 前週 | 対象週 |
|---|---|---|
以下の表は、広域需給調整に関する業務フローの概要を示している。
| 内容 | 市場参加者BG | 一般送配電事業者市場運営主体 | 広域機関 | システム化の概要 |
|---|---|---|---|---|
| 広域需要調整 | 複数エリア調整量の送信 | インバランスネッティング、広域メリットオーダー演算などを通じて調整力を制御し、エリア内で需給調整を実施する。 |
平成32年4月に中地域での試行的な運用開始を目指し、試運用結果を評価・検証しつつ、段階的に対象調整力の範囲および地理的範囲の拡大を図る予定である。
広域需給調整に関する重要な論点とその方向性を整理した表である。
| 論点 | 整理が必要な事項 | TFでの方向性 |
|---|---|---|
| ⑥-1 | 三次調整力②の広域運用 | 2020年にシステムによる自動化が間に合わない場合は簡易な運用になる可能性あり。 |
| ⑥-2 | 広域需給調整機能の内容 | 複数の一般送配電事業者が協調し広域的に調整力を運用することで運用コストが低減することが期待される。 |
| ⑥-3 | 基本業務フロー | 各エリアのTSOからのインバランス想定量を集約し、調整必要量を算出し結果を伝送する。 |
広域需給調整システム構築に向けて整理が必要な課題は以下の通りである。
| 論点 | 整理が必要な事項 | TFでの方向性 |
|---|---|---|
| ⑥-5 | 広域メリットオーダー運用の方法 | 各エリアのメリットオーダーリストを合成し、広域メリットオーダーリストを作成する。 |
| ⑥-6 | 演算処理チャートの内容 | 信頼性を確保するため、実需給に近い時間帯での実施が求められる。 |
本資料では、需給調整市場のシステム構築及び運用についての概要を示しており、各論点に関する詳細な検討が必要である。特に、調整力の細分化やブロック分けの考慮については、多くの事業者の参入を促進し、需給バランスの安定的維持を実現するための鍵となる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需給調整市場に係わるシステム構築にあたり整理が必要な事項について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_sagyoukai/index.html)をもとに当社作成
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