本資料は、運用容量検討会における運用容量算出に関する前提条件と課題についての検討結果をまとめたものであり、**電力広域的運営推進機関(OCCTO)**によって作成された。今後の運用容量の妥当性を確認することを目的としている。
運用容量作業会では、以下の前提条件および課題が検討され、「来年度以降の算出に反映するもの」や「引き続き検討が必要なもの」に整理された。
| 項目 | 内容 | 前提条件 | 検討会課題 | 新規課題 | 今回の整理 | 項番 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 周波数維持 | 想定需要周波数維持を検討する際の需要の算出方法 | 〇 | 公表済 | Ⅰ1 | ||
| 周波数低下限度の閾値 | 〇 | 継続検討 | II1 | |||
| 系統特性定数の確認 | 〇 | 継続検討 | II2 | |||
| EPPS緊急時融通装置を考慮した運用容量の増加 | 〇 | 一部継続検討 | II3 | |||
| 同期電圧安定性 | 同期電圧安定性を検討する際の需要の算出方法 | 〇 | 公表済 | III1 | ||
| 想定故障の確認 | 〇 | 公表済 | III1 | |||
| 再生可能エネルギーの考慮方法 | 〇 | 継続検討 | III2 | |||
| 熱容量 | 冬季の熱容量架空送電線の熱容量を夏季冬季の2断面化 | 〇 | 一部継続検討 | IV1 | ||
| その他 | 年間計画の表示方法 | 〇 | 一部継続検討 | V1 |
運用容量の算出式は以下の通りである。
本資料に基づき、運用容量の妥当性を確認するため、引き続き検討を進める必要がある。また、地域ごとの課題認識に基づくシミュレーション等を実施する方針である。
今後の課題には、以下の点が含まれる:
これらを踏まえ、運用容量の算出に関する前提条件と課題について、しっかりとした検討が求められている。
許容電流算出条件は以下のようになっていた:
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 周囲温度 T | 40 (夏季) |
| 最高許容温度 Tθ | 150 (鋼心耐熱アルミ合金の場合の温度上昇分) |
| 風速 V | 0.5 m/s |
| 風向角 φ | 45 |
| 日射量 Ws | 0.1 W/cm² |
多導体送電線のスペーサー間隔は、夏の定格電流で設計されているため、冬季熱容量分の潮流を流せない場合がある。以下は検討結果である:
| 連系線 | 夏季の期間 | 夏季の温度 | 夏季の熱容量 | 冬季の期間 | 冬季の温度 | 直列機器 | スペーサー詳細確認 | 冬季の熱容量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東北東京間 (相馬双葉幹線) | 4~9月 | 40C | 631万kW | 10~3月 | 25C | 658万kW (CT) | 済 (CTが制約) | 658万kW |
| 中部関西間 (三重東近江線) | 5~10月 | 40C | 278万kW | 11~4月 | 30C | 329万kW (CT) | 要 | |
| 北陸関西間 (越前嶺南線) | 4~10月 | 40C | 278万kW | 11~3月 | 25C | 329万kW (CT) | 要 | |
| 関西中国間 | 4~10月 | 40C | 278万kW | 11~3月 | 25C | 329万kW (CT) | 要 | |
| 中国四国間 (本四連系線) | 4~10月 | 40C | 263万kW | 11~3月 | 25C | 120万kW (ケーブル) | 不要 (ケーブルが制約) | |
| 中国九州間 (関門連系線) | 3~11月 | 40C | 278万kW | 12~2月 | 25C | 329万kW (CT) | 済 (スペーサーが制約) | 319万kW |
このような取り組みにより、利用者の予見性が高まることが期待されている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「運用容量算出における前提条件と課題について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/unyouyouryou/index.html)をもとに当社作成
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