本資料は、2023年1月24日に開催された第81回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会にて報告された、将来の慣性力確保状況の試算結果に関するものである。報告は、電力広域の運営推進機関であるOCCTOによって行われた。
シナリオに応じた追加費用概算は、以下の通りで試算された。
| シナリオ種類 | 北海道エリア コスト | 東北東京エリア コスト | 中西6エリア コスト | 合計 コスト |
|---|---|---|---|---|
| 需給立地最適化シナリオ | 0億円/年 | 5.9〜22.8億円/年 | 63.0〜193.9億円/年 | 68.9〜216.7億円/年 |
| ベースシナリオ | 0億円/年 | 4.9〜19.1億円/年 | 69.4〜233.0億円/年 | 74.3〜252.1億円/年 |
| 需給立地自然体シナリオ | 0億円/年 | 3.8〜14.8億円/年 | 50.8〜188.9億円/年 | 54.6〜203.7億円/年 |
2050年における各エリアの電源脱落時のRoCoF(Rate of Change of Frequency)確認結果は以下の通りである。
| エリア | RoCoF (Hz/s) | 最大エリア |
|---|---|---|
| 北海道エリア | 1.29 | 北海道エリア |
| 東北エリア | 1.94 | 東北エリア |
| 九州エリア | 2.39 | 九州エリア |
中西6エリアや東北・東京エリアでは、系統の増強や潮流状態の変化によりRoCoFが減少している。
中西6エリアはRoCoFが2.0 Hz/sを超過していたため、感度係数が算出され、以下の結果が得られた。
| エリア | 感度係数 |
|---|---|
| 九州エリア | 100 |
| 四国エリア | 8.6 |
| 中国エリア | 94.5 |
| 関西エリア | 78.7 |
| 北陸エリア | 42.1 |
| 中部エリア | 26.3 |
| 合計 | 36.2 |
中西6エリアでは、算出した感度係数に基づき慣性力のデュレーションカーブが作成され、以下の結果が示された。
| エリア | 対策必要期間 (日) | 対策必要量 (GW·s) | コスト (億円/年) |
|---|---|---|---|
| 中西6エリア | 4 | 25 | 2.1〜8.2 |
| 東北・東京エリア | 0 | なし | 0 |
| 北海道エリア | 0 | なし | 0 |
2050withケースでは、再生可能エネルギーの活用が進み、慣性力は低めの傾向が確認されている。
各回の委員会資料に基づいており、詳細なリンクも提供されている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「[将来断面の慣性力確保状況の試算について(報告)]」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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