本資料は、2018年3月8日に開催された第12回調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会の内容をまとめたものである。主な焦点は、需給調整市場システムと広域需給調整システムの拡張性および柔軟性に関する検討である。
需給調整市場システムにおいては、2020年以降のシステム開発に向けての拡張性および柔軟性が提案されている。主な実現方法は以下の通りである。
| 対応分類 | 項目 | 2020年度の内容 | 将来を見据えた内容 |
|---|---|---|---|
| ①モジュール追加変更 | 約定方式 | マルチプライス | シングルプライス |
| 約定処理 | ΔkW価格の高い商品から逐次最適化 | 組合せ最適化 | |
| データ出力 | 入札結果および約定結果 | 必要により追加 | |
| ②予備領域確保 | 商品区分 | 10区分 | 20区分 |
| ③機能ロック | メリットオーダー計算 | ΔkW価格 | ΔkW価格 + kWh価格 |
システムの機能拡張時には、入出力情報やデータの整合性チェックが必須であり、一定の対応期間が必要とされる。
広域需給調整システムについても、需給調整市場システムと同様の方法で拡張性および柔軟性の実現が提案されている。
| 対応分類 | 項目 | 2020年度の内容 | 将来を見据えた内容 |
|---|---|---|---|
| ①モジュール追加変更 | 低速枠発動支援機能 | 実装しない | 実装する(2021年から) |
| ②予備領域確保 | |||
| ③機能ロック | 対象商品の範囲 | 三次調整力①② | 二次調整力②、三次調整力①② |
| ③機能ロック | 地理的範囲 | 中地域 | 9社 |
作業会では、以下の論点が提起され、さまざまな対応が検討された。
| 論点 | 内容 | 委員からのコメントキーワード | システムでの対応分類例 |
|---|---|---|---|
| ① | kW価値の支払い | kW価値 | |
| ② | 需給調整市場一次二次調整力ミニ二次調整力① | 商品区分、ブロック、調達時期 | ②予備領域確保 |
| ③ | ΔkW落札方法 | ΔkW落札方法 | ①モジュール変更、約定処理順序の変更 |
| ④ | マルチプライス or シングルプライス | マルチプライス、シングルプライス | ①モジュール変更 |
| ⑤ | 調整係数 α | 調整係数 α | 対応済幅をもって設可とする α 設定の考え方は別途 |
| その他 |
システムの柔軟性や情報管理の公開、データの取り出し方法についても意見が出されている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需給調整市場システム(調達)・広域需給調整システム(運用)の拡張性・柔軟性について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_sagyoukai/index.html)をもとに当社作成
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