本資料は、2019年度第3回マージン検討会における翌年度以降のマージン算出に関する検討課題を提示している。特に、間接オークション導入後におけるマージン設定の実績とその影響について情報提供を行うことが目的である。
間接オークション導入後の実績を基に、今後のマージン設定について以下の考え方を提案する:
以下の表は、間接オークション導入後における5連系線の視点から、マージン設定実績とその系統利用への影響を示したものである。
| 連系線名 | 設定実績と影響 |
|---|---|
| 北海道本州間連系設備(順方向・逆方向) | 大きな乖離なし |
| 東北東京間連系線(順方向) | ほぼ設定範囲内、潮流調整は0.5%程度 |
| 東京中部間連系設備(順方向・逆方向) | 乖離なし、逆方向のスポット市場分断が増加 |
| 北陸フェンス(順方向) | 10%程度小さい設定、スポット市場分断なし |
| 中国四国間連系線(順方向) | 25%程度小さい設定、一部乖離あり |
| 連系線・連系設備 | 方向 | 電源I'広域調達 | 2020年度 | 需給調整市場 | 2021年度 | 設定するマージンのパターン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 北海道本州間連系線 | 順・逆 | × | ※3 | ※4 | -- | 実需給断面で設定する値 第1年度目 |
| 東北東京間連系線 | 順方向 | ○ | ※3 | ※4 | -- | 蓋然性のある値の範囲 第2年度目 |
| 東北東京間連系線 | 逆方向 | ○ | ※3 | ※4 | -- | 実需給断面で設定する値 第1年度目 |
| その他の連系線・設備 | 公式参照 | ○/× | -- | -- | -- | 各地の設定方法に準じる |
| 連系線 | 方向 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京中部間連系設備 | 東京→中部 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 |
| 中部→東京 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 | 600 |
| 連系線 | 方向 | 設定値 | 参考値 |
|---|---|---|---|
| 中部関西間連系線 | 中部⇔関西 | 0 | 0 |
本資料では、実需給断面におけるマージンの設定に関する考え方やその理由について、記載の変更案が示されている。これは、昨年度からの追記を反映したもので、年間および長期断面におけるマージン設定の基本的な枠組みを説明するものである。
具体的な連系線やその方向ごとに、マージンの設定の考え方や確保理由が示されている。
| 連系線 | 方向 | マージンの設定の考え方及び確保理由 |
|---|---|---|
| 北海道⇄東北 | 北海道本州間連系設備 | 最大の潮流の値から周波数の上昇を抑制するための運用容量を差し引いた値を基に設定する。 |
| 東北⇄北海道 | 同上 | 最大出力の単一の電源が故障した場合にも周波数を抑制するための運用容量を考慮する。 |
| 東北東京間連系線 | 東北東京 | 1双方最大値のいずれか高い方を選定し、暴風雪などのリスクに対応する。 |
| 東京中部間連系設備 | 東京中部 | 周波数低下を抑制するための運用容量設定を行う。 |
| 関西中国間連系線 | 関西→中国 | 最大値は中国エリアの融通期待量の3%相当を考慮し、これに加え、広域調達の値を反映する。 |
| 中国四国間連系線 | 中国⇄四国 | 最大値は四国エリアの融通期待量に基づく。 |
この記載変更は、より安定した電力供給体制の構築を目指している。具体的には、各エリアでの需給関係を考慮しつつ、将来的なマージン設定に関する議論が期待される。
この資料の内容は、電力供給の安定性を維持し、将来のエネルギー戦略に貢献するための重要な基盤となる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「翌年度以降分マージン算出にあたっての検討課題」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/margin_kentoukai/index.html)をもとに当社作成
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