本資料は、2020年10月19日に開催された第28回容量市場の在り方等に関する検討会における議論を整理したものであり、資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関が共同で作成した。特に、同一価格の札が生じた場合の約定処理方法に関する内容を中心に記載されている。
来年度のオークションに向けて整理された論点は以下の通りである。
適切な供給力の計上・確保
適切な需要の設定
適切な約定処理
適切な入札ルール
新たな課題
本資料は以下の主要な論点に焦点を当てている。
同一価格の札の約定処理に関する方法として、現在の約定処理プロセスは以下のようになっている。
同一価格における約定処理の手法は以下のように提案されている。
| 同一価格の際の対応手法 | 具体的な実施方法 | 課題 |
|---|---|---|
| ① 全で約定 | 同価格の応札は全て落札 | なし |
| ② ランダムな方法で交点を超えるまで約定 | 抽選方式による | 処理が長期化する可能性 |
| ③ 交点を超える量を最小にするように約定 | 最適な組み合わせを選択 | 複数の最適な組み合わせが存在する可能性 |
過去の検討会では、ランダム手法や最小値選定に基づく案が提案され、公平性の観点での検討が必要であるとの意見があった。
約定処理のプロセスにおいては、全国市場での約定処理後に供給信頼度の計算が行われ、市場の分断処理が実施される。
以下の順序案が考えられている。
| 順序案 | 概要 |
|---|---|
| 案1 | 供給信頼度の低いエリアを改善させる組み合わせ |
| 案2 | 応札容量の小さい電源から約定 |
| 案3 | 応札容量の大きい電源から約定 |
| 案4 | ランダムに選択 |
今年度のオークションでは、発動指令電源の0円入札が非常に多く、応札上限量を超えた場合の処理方法が未定義である。
エリア需要の3%を超過していないエリアから順に全て約定することを検討する。
需要曲線と供給曲線が交差しないケースにおける約定処理方法については、現行の処理がどのように行われるかを整理する必要がある。
以下の提案が検討されている。
| 提案 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 案1 | 発電事業者の応札価格に基づく合理的な約定価格 | 供給力不足のシグナルが弱くなる可能性 |
| 案2 | 供給力不足を示す価格シグナルが明確化 | 容量拠出金額の増加 |
この検討会は、今後のオークションに向けた重要な議論を進め、その結果を反映させるための基礎資料となる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「約定点において複数の同一価格の札が生じた場合等の扱いについて」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/index.html)をもとに当社作成
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