2023年6月28日に開催された第87回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会では、中長期の調整力確保の在り方が議論された。2024年度から一般送配電事業者は需給調整市場で調整力を調達する予定である。ただし、現時点では必要量に対して調整カリソースの設備は充足しているものの、将来的には自然変動電源の増加や火力発電の退出が想定され、調整カリソースの設備が不足する可能性があることが指摘された。
| 課題 | 詳細 |
|---|---|
| 調整機能の確認 | 事業者登録に依存しており、内訳確認が不可 |
| カーボンニュートラルの影響 | 調整力不足の可能性 |
以下は異なる種類の調整力についての特徴を示す表である。
| 一次調整力 | 二次調整力① | 二次調整力② | 三次調整力① | 三次調整力② | |
|---|---|---|---|---|---|
| 英呼称 | Frequency Containment Reserve (FCR) | Synchronized Frequency Restoration Reserve (S-FRR) | Frequency Restoration Reserve (FRR) | Replacement Reserve (RR) | Replacement Reserve-for FIT (RR-FIT) |
| 指令制御 | オフライン (自動制御) | オンライン (LFC信号) | オンライン (EDC信号) | オンライン (EDC信号) | オンライン |
| 監視 | オンライン (一部オンラインも可) | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン |
| 回線 | 専用線のみ | 専用線のみ | 専用線 または 簡易指令システム | 専用線 または 簡易指令システム | 専用線 または 簡易指令システム |
| 入札時間単位 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 |
| 応動時間 | 10秒以内 | 5分以内 | 5分以内 | 15分以内 | 45分以内 |
| 継続時間 | 5分以上 | 30分以上 | 30分以上 | 3時間 | 3時間 |
| 並列要否 | 必須 | 必須 | 任意 | 任意 | 任意 |
| 指令間隔 | 自端制御 | 0.5 数十秒 | 専用線数秒数分 簡易指令システム2-5分 | 専用線数秒数分 簡易指令システム5分 | 30分 |
| 監視間隔 | 1数秒 | 15秒程度 | 専用線15秒程度 簡易指令システム2-1分 | 専用線15秒程度 簡易指令システム1分 | 130分 |
| 供出可能量入札量上限 | 10秒以内に出力変化可能な量 | 5分以内に出力変化可能な量 | 5分以内に出力変化可能な量 | 15分以内に出力変化可能な量 | 45分以内に出力変化可能な量 |
| 最低入札量 | 5MW (オフライン監視の場合は1MW) | 5MW | 専用線5MW 簡易指令システム1MW | 専用線5MW 簡易指令システム1MW | 専用線5MW 簡易指令システム1MW |
| 刻み幅入札単位 | 1kW | 1kW | 1kW | 1kW | 1kW |
| 上げ下げ区分 | 上げ/下げ | 上げ/下げ | 上げ/下げ | 上げ/下げ | 上げ/下げ |
中長期の調整力確保には、以下の論点が提起されている。
中長期に確保する調整力の設備量
需給計画における必要設備量
調整力の推計方法
調整力必要量の推計における配慮
中長期での調整力確保については、電源の退出や変動電源の増加に対応するために戦略的な設備量の確保が不可欠である。グリッドコードや長期脱炭素電源オークションを活用しつつ、効率的に調整力を確保する取り組みが求められている。この資料は、今後の電力需給バランスや調整力確保に関する重要な論点を整理したものである。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「[中長期の調整力確保の在り方について]」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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