本資料は、第98回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会において、将来の運用容量等の在り方に関する作業会の立ち上げについて説明するものである。2024年における需給調整市場の全面運開に伴い、さまざまな状況変化に適応するための検討が必要とされている。
日本の電力系統において、以下の状況変化が想定されている。
調整力等委員会の下に「将来の運用容量等の在り方に関する作業会」を設立し、各種委員会・検討会との密な連携を図る。
| 検討スケジュール | 2024年度 1Q | 2024年度 2Q | 2024年度 3Q | 2024年度 4Q | 2025年度 1Q | 2025年度 2Q | 2025年度 3Q | 2025年度 4Q |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 主要な論点洗い出し | 〇 | |||||||
| 作業会立ち上げ | 〇 | |||||||
| 詳細検討 | 〇 | |||||||
| 新たな課題対応 | 〇 |
将来の調整力の必要量をエリア単位で調達するのではなく、広域運用単位での算出を検討することが求められている。
このような状況を反映し、制度と運用の両立を目指して作業会を進めることが重要である。
系統特性定数に関する前提が変化しており、今後の必要性を整理することが重要である。
過去の震災時の系統特性定数との比較や、発電機特性の限界についての考慮が求められる。
系統混雑とフリンジに関する論点は以下の3つである。
| 制約要因 | 安定限界潮流の考え方 | 現行のフリンジの取り扱い | フリンジ未考慮時の事故発生時の影響 | 事故後の対応可否 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 熱容量等 | N-1故障時の上限温度による値 | 未考慮 | 設備損壊には至らない | 潮流調整が可能 | - |
| 同期安定性 | 発電機の安定運転を維持する潮流 | 考慮 | 発電機停止や大規模停電の可能性 | 定常状態への復旧が困難 | - |
| 電圧安定性 | 電力系統の電圧を安定的に維持する潮流 | 考慮 | 発電機停止や大規模停電の可能性 | 定常状態への復旧が困難 | - |
| 周波数維持 | N-2に周波数を維持できる潮流 | 未考慮 | LFCEDC機能による周波数回復が可能 | 超過しない限り周波数回復が可能 | 0.2 Hzの余度が考慮される場面あり |
今後の系統特性定数の見直しや変化について、各エリアにおける状況に応じた慎重な検討が必要である。検討に際しては、シミュレーション等を活用し、発電機特性や周波数の上昇限度の理解を深めることが求められる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「[「将来の運用容量等の在り方に関する作業会」の立ち上げについて]」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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