この回のダイジェスト
第20回は三次②の開設準備と必要量検証案、三次①規程案、RTEのR1評価方法を示した。
この回で示されたこと
- RTEはエンティティの使用電力10秒値とアグリゲーターのAvailability情報を使い、R1をF2(負荷安定性)、F3(負荷追従性)、F4(負荷応動性)で評価する。F2・F4は直近1年間に3回以上逸脱すると契約調整電力を33%減らし、F3はGainestとGainengの差が20%を超える時間割合に応じ、契約調整電力を0%・50%・100%減らす基準を示した。資料1
- 三次②は2021年3月31日の取引開始に向け準備中で、2020年11月末時点の市場参加申込は20件、リソース事前審査は3件である。システムは予定どおり運用開始できる見込みとした。資料2
- 三次②必要量について、広域機関が一般送配電事業者の作成した必要量テーブルを事前評価し、必要に応じて修正する案を提示した。2021年度分の事前評価は次回小委員会で行う案であり、事後は一般送配電事業者が調達量を検証し、広域機関が結果を確認・公表する案である。資料2
- 複数エリアの予測誤差を合成したテーブルで必要量を算定・調達する共同調達案を示した。連系線の空容量が不足すると他エリアから融通できない可能性があり、必要量配分と実運用時の送受電量を踏まえた融通確保策は継続検討とした。資料2
- 三次①の意見募集では58件(7事業者)を受け、27件を規程・ガイドに反映し、3件を将来課題とした。規程等は2021年2月上旬の制定を予定し、三次②の入札量を「供出可能量-三次①約定量」以下とする案や、需要家リストに系統コード2つ・各最大20パターンを登録する案などを示した。資料3
- 三次②の取引開始は2021年3月31日、運用試験は2021年2月上旬開始の予定である。移行準備期間を当初計画より1か月短縮する方針を示す一方、感染再拡大やリモートでの不具合対応による遅延時には、開設時期の変更または一部機能での開始を審議会で検討するとした。資料3
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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RTEによるR1の実績評価方法について
- RTEは使用電力の10秒値とAvailability情報を使い、認定テスト、月次・不定期評価でR1の実績をF2〜F4基準により評価する。評価費用は原則RTE負担だが、期待性能からの逸脱時はアグリゲーター負担となる。 - F2は15分以上の供給維持、F4は周波数変動に対する15秒以内50%・30秒以内100%の応動を評価し、いずれも直近1年に3回以上逸脱すると契約調整電力が33%減少する。 - F3は月100時間以上のデータで契約Gainと測定Gainの差を判定し、差異は契約Gainの20%以内が必要である。超過時間割合により契約電力が0%、50%、100%減となり、超過が7%を超えると警告対象となる。 - 電解槽の実装例では、周波数計測器とDRボックスで系統周波数を取得し、Modbus通信で制御盤へ指令を送る構成を示す。
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三次調整力②市場開設に向けた準備状況等について
- 三次②市場は2021年3月31日の取引開始に向けて準備中であり、システムは予定どおり稼働できる見込みである。 - 必要量は再エネ予測誤差の3σ相当値を用いて算定し、月・出力帯・時間帯別テーブルを作成する。広域機関による事前評価と事後確認を導入する案が示された。 - 複数エリアの誤差を合成する共同調達は、エリア間の不等時性を反映して必要量を減らす案であるが、実運用時に連系線空容量が不足し融通を受けられない可能性がある。 - 共同調達の必要量配分と連系線融通の確保方法は未決であり、引き続き検討する。
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需給調整市場三次調整力①の取引規程等に関する意見募集の結果について
- 三次調整力①の取引規程等について58件の意見が寄せられ、27件を規程・ガイドに反映、3件を将来課題とし、全件の回答を公表した。規程等は2021年2月上旬の制定を予定する。 - 三次②の入札上限に三次①約定量を反映するシステムチェックを設け、計量器異常時の代用データ利用や需要家リストの運用方法などを変更する案である。 - 余力への指令もアセスメントⅡの対象とし、連続約定時の指令期限は三次①が15分前、三次②が45分前とする。 - 電源Ⅰ-bの広域調達ルールなどは未整理であり、三次②の2021年3月31日取引開始に向けた準備は移行期間を1か月短縮して進める予定である。
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需給調整市場検討小委員会
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