この回のダイジェスト
容量市場の詳細設計に向け、検討会の設置と制度案・未決論点が示された。
この回で示されたこと
- 勉強会(平成29年3~7月)の成果を踏まえ、容量市場の詳細設計を検討する会を設置した。国の審議会等での審議を経て、機関の業務規程・送配電等業務指針の変更につなげる方針である。資料1
- 容量市場は中長期の供給力を確保し、卸市場価格の急騰・高止まりを抑え、再エネ拡大時の調整力確保に寄与する仕組みとして整理された。詳細設計は集中型を軸とし、発電事業者等の参加は任意とする前提である。資料2
- 全量を容量オークションで取引する前提で課題を整理し、発電側は連系線制約を考慮した全国統一市場(エリア間値差あり)、需要曲線はNet CONEを基礎とする右肩下がりとする方向が示された。小売側の負担配分などは継続検討である。資料2
- メインオークションを実需給の約4年前、追加オークションを約1年前に行い、まず契約期間を1年間とする案が示された。いずれも検討段階であり、長期契約は将来の導入を検討する。資料2
- 落札電源等は対象期間中に必要時の供給力を提供できることを基本要件とする案で、DRも対象とする。新設・既設電源の支払額に差を設けない考えが示されたが、既設電源への経過措置は未決定である。資料2
- 配布資料・会議は原則公開とし、議事録には発言者名を記載して委員確認後に公表する方針が示された。規程上の非公表情報等を扱う場合は、座長判断で非公開にできる。資料1
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この回の資料と要約
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容量市場の在り方等に関する検討会の設置について
- 容量市場の詳細設計を検討するため、勉強会の成果を引き継ぐ検討会を設置した段階であり、制度の詳細は本資料では決定していない。 - 検討会の成果は国の審議会等で審議され、その結果を踏まえて本機関の業務規程・送配電等業務指針の変更につなげる。 - 会議は原則公開、配布資料は原則公表とし、発言者名入り議事録は委員確認後にウェブサイトで公表する。 - 規程上の非公表情報や個人情報を扱う場合などは、座長判断で会議・資料を非公開にできる。
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容量市場の基本的考え方について(容量市場創設に向けた検討状況の整理)
- 容量市場は、中長期の供給力を確保し、卸市場価格の急騰・高止まりを抑え、再エネ拡大時の調整力確保に寄与する制度として整理されている。 - 制度設計は集中型を軸に検討し、まず全量オークション、連系線制約を考慮した全国統一の発電側市場、Net CONEに基づく右肩下がりの需要曲線を方向性として示したが、いずれも詳細は未確定である。 - メインオークション約4年前、追加オークション約1年前、契約期間1年を想定する一方、要件・ペナルティ、需要曲線、小売負担配分、相対契約、経過措置は継続検討である。 - 新設・既設電源の容量支払額に差を設けない考えが示され、容量算定や認証、精算、競争確保などの詳細設計を検討会で進める段階である。
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容量市場の在り方等に関する検討会
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