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経済産業省 ・ 水素・燃料電池戦略協議会

第20回 水素・燃料電池戦略協議会

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この回のダイジェスト

第20回は企業ヒアリングを開始し、定置用燃料電池・水素発電・製鉄利用の提言や計画が示された。

この回で示されたこと

  • 協議会は第18回に示した4項目を軸に、委員所属企業・団体等へのヒアリングを2〜3月に全5回程度行い、内容を基本政策分科会等の検討に活用する方針である。各回約2時間、発表は1人約10分を想定し、資料は原則公開とする。資料1
  • 予定日程は2月9日、19日、3月2日、4日、18日のヒアリングと、3月22日の取りまとめである。対象はエネルギー・素材・輸送関連企業、金融機関、自治体、水素関連協議会などとされた。資料1
  • パナソニックは定置用水素燃料電池をグリーン成長戦略の主力に位置づけるよう提言し、需給調整、災害時の電力確保、地域自給などへの活用を示した。将来の水素価格を置いた発電単価試算や、700W・5kWモジュールを連結して10MW級まで拡張する構想も提示した。資料2
  • JERAは国内外で2050年CO₂ゼロエミッションに挑戦する方針を示した。国内ロードマップ案では、2030年までに非効率石炭火力を全台停止・廃止し、火力発電のCO₂排出原単位を20%減らすこと、2030年代にアンモニア混焼率20%を目指し水素混焼を本格運用することなどを掲げた。資料3
  • 三菱パワーは水素発電について、既存設備を水素対応させて混焼から専焼へ進める構想と技術計画を示した。大型ガスタービンの水素100%専焼燃焼器は2025年3月の工場実圧試験完了を目標とし、神戸・関西圏では2025年頃の商用化実証と2030年の大規模実装への道筋を検討するとした。資料4
  • 鉄鋼業の資料は、COURSE50で高炉水素還元とCO₂分離回収を組み合わせて30%削減を目指す技術開発を説明し、水素還元製鉄を2050年導入目標とするロードマップを示した。国内銑鉄生産を全量水素還元する場合の需要試算は約700万t-H₂/年であり、長期の研究・設備資金とゼロエミ水素・電力、CCUSインフラを政府に要望した。資料5

前回からの変化

  • 第19回のグリーン成長戦略では2050年電源構成が議論用の参考値として示されたが、今回はJERAが自社の国内ロードマップ案として2030年・2030年代・2040年代以降の段階目標を示し、三菱パワーも水素混焼・専焼の技術試験目標を提示した。資料3資料4

今後の予定・残った論点

  • 2月19日、3月2日、4日、18日に予定するヒアリングを実施し、3月22日に取りまとめる予定である。資料1
  • JERAはアンモニア混焼の本格運用の詳細を実証結果を踏まえて決定し、ロードマップを前提条件に応じて段階的に具体化する予定である。資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    今後の検討の進め方について

    - 水素燃料電池戦略協議会は、委員所属企業・団体等へのヒアリングを通じて、第18回に示した4項目の議論を進め、エネルギー基本計画見直し等に向けた検討に貢献する方針である。 - ヒアリングは2〜3月に全5回程度、各回2時間・発表者1人あたり10分程度を想定し、代理者の参加も認める。 - 水素社会への意気込み、国内外の事業構想、事業課題を、3E+Sと成長戦略としてのカーボンニュートラルの視点から聴取する。 - 2月9日から3月18日まで5回のヒアリングを行い、3月22日に取りまとめる予定である。

  2. 2

    「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」定置用水素燃料電池活用の提言

    - パナソニックは、再エネ需給調整やレジリエンス、地域の電力自給に役立つ定置用水素燃料電池を、グリーン成長戦略の主力に位置づけるよう提言する。政府決定ではない。 - 同社の試算では、輸入水素を陸送した後の想定価格を2030年40円/m³、2050年30円/m³とすると、発電単価はモノジェネ24.0円・19.3円/kWh、コジェネ14.5円・9.8円/kWhとなる。将来条件に基づく試算である。 - 700W・5kWの基本モジュールを連結して10MW級まで拡張し、工場、医療施設、ホテル、島嶼部・山間地などへの設置を想定する。 - 触媒・制御の技術開発、産官学の標準化プロジェクト、水素パイプラインや付臭に頼らない保安制度の確立を提案する。実施決定は資料に記載されていない。

  3. 3

    JERAゼロエミッション2050への挑戦

    - JERAは国内外の事業で2050年CO₂ゼロエミッションに挑戦する方針であり、技術進展・経済合理性・政策との整合性を前提とする。 - 国内では2030年までに非効率石炭火力を全台停止・廃止し、火力発電のCO₂排出原単位を国の見通し比20%減とする。 - アンモニア混焼率20%を2030年代前半に目指し、2040年代に専焼化を開始する計画である;水素混焼は2030年代に本格運用を目指す。 - 混焼の本格運用詳細や水素キャリアの選定は未確定で、実証結果や政策等の前提を踏まえて具体化・見直しを行う。

  4. 4

    2050年カーボンニュートラル実現に向けた水素発電

    - 三菱パワーは、水素発電を2050年カーボンニュートラルに向けた火力脱炭素化策として提示し、混焼から専焼へ段階的に進める構想である。これは企業の計画・提案であり、国の決定ではない。 - 大型機の水素30%混焼試験は完了済みで、100%専焼技術の試験目標は2025年3月、中小型機の60%混焼・専焼試験目標はそれぞれ2022年・2024年である(資料作成時点)。 - Magnum転換(2027年目標)、米国の水素貯蔵・発電事業、関西圏の商用化実証構想を進めているが、いずれも計画・目標を含む。 - 普及条件は設備・運転コストの低減、柔軟な運用、水素の安定供給と利用拡大であり、中期はCCUS由来水素等、長期は再エネ由来水素を想定する。

  5. 5

    鉄鋼業における水素利用

    - 鉄鋼の脱炭素化に向け、既存高炉で水素還元とCO₂分離回収を組み合わせるCOURSE50を第1ステップとし、水素還元製鉄など複線的な技術開発を進める構想である。 - COURSE50では高炉水素吹込みによるCO₂削減10%超などを実証済みであり、分離回収エネルギー半減や実用設備も実現した一方、大型化とインフラ整備が課題である。 - 全量水素還元には約700万t-H₂/年が必要との試算であり、安価で大量かつ安定したゼロエミ水素・電力の供給が前提である。 - 資料は、長期・大規模な研究設備投資を支える国家戦略、コスト増の社会的負担、国際的な競争条件の均衡確保を政府に求めている。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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