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経済産業省 ・ メタネーション推進官民協議会

第12回 メタネーション推進官民協議会

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この回のダイジェスト

e-methaneの炭素集約度基準案と算定ルール、導入実証の進捗が示された。

この回で示されたこと

  • CCR研究会は、2030年を目途にWell to Consumerで49.3g-CO₂/MJ LHVとする低炭素e-methaneの基準案を提示した。水素製造分28.2g、CO₂回収から受入まで21.1gを試算に含むが、決定基準ではない。資料4
  • e-methaneの炭素目標・算定方法を関係団体等で検討し、本協議会に報告することが提案された。利用によるサプライチェーン全体のGHG削減効果を科学的に評価し、国際発信することも検討課題とされた。資料1
  • SHK制度では、CO₂回収者にいったん帰属させた回収価値を原排出者や利用者へ移転し、製品利用時の計上排出から差し引く案を検討中である。移転方法や証明方法は未決定で、令和7年度報告(令和6年度実績)からの適用を目指す。資料3
  • 2030年の都市ガス導管への1%注入に向け、供給量確保の義務・目標と、価格差分の転嫁に託送料金制度を活用する方向で検討中である。水素社会推進法では、合成メタン等を想定する「低炭素水素等」の認定事業者への価格差支援を設ける。資料2
  • 知多ではe-methaneの都市ガス導管注入と需要家供給を実施し、2024年5月に施設が開所した。IHIは500Nm³/h級設備を製作中で、太平洋セメントの実証設備は2024年3月に竣工、日本ガイシ向け2Nm³/h設備は同年12月納入予定である。資料5
  • 大阪市の実証は2022~2025年度の予定で、舞洲工場の設備を2024年8月頃に万博会場へ移設し、生ごみ由来バイオガス等から製造したメタンを熱供給設備や厨房で利用する計画である。資料3

前回からの変化

  • 前回提案されていたe-methaneの炭素目標・算定方法について、CCR研究会が2030年目途の基準案49.3g-CO₂/MJ LHV(Well to Consumer)を提示した。資料4
  • 前回は具体基準未決定だった合成メタンの排出計上について、SHK制度で回収価値を回収者から原排出者・利用者へ移転し、利用者の計上排出から差し引く案が示された。具体的な移転・証明方法は引き続き未決定である。資料3
  • 前回は海外供給網が計画段階とされていたが、米国での輸入計画は2030年度供給開始予定として示された。また、知多では導管注入と需要家供給が実施され、施設が開所した。資料2資料5

今後の予定・残った論点

  • 関係団体等で炭素目標・算定方法と科学的評価を検討し、本協議会へ報告する。資料1
  • SHK制度における回収価値の移転方法・証明方法を引き続き検討し、令和7年度報告からの適用を目指す。資料3
  • 2030年の導管注入1%に向けた供給量確保と託送料金制度の活用方法を検討する。資料2
  • 大阪市実証設備の万博会場への移設と、会場内でのメタン製造・利用を予定する。資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    合成メタン(e-methane)利用に係る研究・検討

    - 水素基本戦略は、IPHE方式に基づき、水素製造の排出量がWell to Production Gateで3.4kg-CO₂e/kg-H₂以下のものを低炭素水素とする基準を示している。 - 合成メタンにも炭素目標と算定方法を定めるべきか、資料は関係企業等による検討と協議会への報告を提案しており、基準は未決定である。 - 合成メタン利用のサプライチェーン全体・世界規模でのGHG削減効果について、科学的評価と国際発信が重要とされている。 - 各国の水素支援・認証基準は閾値、算定範囲、目的が異なり、資料記載の制度情報も今後変わり得る。

  2. 2

    天然ガスと合成メタン(e-methane)をめぐる状況について

    - 産業・民生部門のエネルギー消費では熱が62.0%を占め、高温熱など電化が難しい需要の脱炭素化が課題である。 - 合成メタンは既存のLNG・都市ガスインフラや需要設備を活用する選択肢であり、2030年に既存インフラへ1%注入する目標が掲げられている。 - 国内実証や米国からの輸入計画、革新的製造技術の開発が進むが、計画・開発段階であり、大量生産や実用化には2030年代以降を見込む。 - 価格差支援の法制度は成立し、注入目標に向けた規制設計とCO₂二重計上を避ける算定ルールは検討中である。

  3. 3

    メタネーションに関する環境省の取組

    - SHK制度では、CO₂回収者の貢献とカーボンリサイクル製品利用者の削減価値を両立させる排出カウント案を検討中であり、価値移転方法などは未決定である。 - 制度詳細を本年度も議論し、令和7年度報告(令和6年度実績)からの適用を目指す。 - 大阪市では、再エネ由来水素と生ごみ由来バイオガスからe-メタンを製造・利用する実証を進め、万博会場での実証も予定している。 - SHIFT事業の掲載例では、燃料転換によりCO₂排出量を約23%または約36%削減した。

  4. 4

    合成メタン(e-methane) の炭素集約度に関する検討について

    - CCR研究会は、2030年を目途とする低炭素e-methaneの炭素集約度基準案として、Well to Consumerで49.3g-CO₂/MJ LHVを提示した(試算・提案であり、決定とはされていない)。 - 算定はISO 14067に基づき、低炭素水素基準値3.4kg-CO₂/kg-H₂を適用し、液化・輸送・消費までを含む;ISO 6338-1 Annex Cの算定式では原料CO₂をマイナス計上する。 - 基準案は石炭112、重油94.2、天然ガス66g-CO₂/MJ LHVよりそれぞれ約6割、約5割、約3割低い試算である。 - 革新的メタネーション技術の進展と再エネ電力の普及を通じ、基準値をさらに下げることを目指す。

  5. 5

    第12回 メタネーション推進官民協議会:e-methaneの社会実装に向けた取り組み

    - e-methaneは既存のLNG・都市ガス網を活用し、海外製造、LNG受入基地製造、排出源でのオンサイト製造の3形態で社会実装を進める構想である。 - 都市ガス導管注入の目標は2030年1%、2050年90%で、期待CO₂削減量はそれぞれ約80万トン、約7,230万トンである。 - IHIは触媒・反応プロセスを核に設備大型化とオンサイト普及を推進し、国内初の導管注入実証や地域資源活用実証などを進めている。 - IHIはオンサイト事業者へのインセンティブ、大型化、海外展開への支援を提案している。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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