この回のダイジェスト
小売のkWh確保義務と中長期市場整備の具体案が示された 資料2
この回で示されたこと
- WGは8項目を中心に検討し、関連審議会の議論も踏まえて制度設計を進める方針である。大規模電源の脱炭素化と非効率石炭火力のフェードアウト等は、別途タスクフォースで検討開始済みと整理された 資料1
- 小売電気事業者に、実需給年度をN年度としてN-3年度に想定需要の5割、N-1年度に7割相当のkWh確保を求める案が示された。負荷形式は問わない案であり、制度は未確定である 資料2
- 供給力確保の評価には既存の供給計画を活用する案が示された。未達時は電気事業法上の供給力確保命令等の対象とし、命令違反が小売登録取消事由となり得ることを明確化する方向である 資料2
- 中長期取引市場では、相対・ブローカー取引や先渡・ベースロード市場等の拡充・再整備が案として示された。ベースロード市場の2024年度1年商品は約定量27億kWh、2年商品は約定なしであり、先渡市場も1年以上前の約定実績がないとされた 資料2
- 量的な供給力確保と中長期市場の整備を一体で検討し、容量拠出金との関係に留意する方針である。再エネ出力の変動に対応する短期市場の機能維持・活用も前提とされた 資料2
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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電力システムに関する制度の検討体制の全体像
- 本WGは電力システム改革の検証を踏まえ、燃料確保、系統整備、需給市場、小売規律、中長期取引、経過措置料金、投資ファイナンスの8項目を中心に制度設計を進める方針である。 - 原子力、再エネ、燃料、系統などの関連審議会・作業部会の議論も踏まえ、WGとの検討分担を整理したものである。 - 電源投資の予見可能性、計画的な系統整備、取引制度の拡充、小売の供給責任などが対応の方向として示されたが、具体的な制度措置は検討段階である。 - 経過措置料金は解除が妥当と評価された地域がなく、競争状況の確認を継続する。投資ファイナンスと公的役割を担う機関の体制強化も検討・対応の対象である。
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小売電気事業者の責任・規律と中長期取引の活性化に向けた市場整備
- 小売電気事業者に、N-3年度で想定需要の5割、N-1年度で7割相当のkWh確保を求める案が示された。制度は未決で、小規模事業者への扱いなどが今後の論点である。 - 義務の評価に供給計画を活用し、未達時の供給力確保命令や命令違反時の登録取消しとの関係を明確化する方向が提案された。 - 量的確保を実効化するため、定型商品を扱う中長期取引市場や相対・ブローカー取引の拡充を検討する。既存のベースロード市場・先渡市場は、約定量や取引時期に課題がある。 - 供給力確保の規律と市場整備は一体で進め、容量拠出金との関係や小売間の競争への影響を考慮する。短期市場の機能維持も前提である。
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電力システム改革の検証を踏まえた制度設計ワーキンググループ
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