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経済産業省 ・ 経済産業分野におけるトランジション・ファイナンス推進のためのロードマップ策定検討会

第8回 経済産業分野におけるトランジション・ファイナンス推進のためのロードマップ策定検討会

公開資料 3 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

第8回では、セメント・紙パルプ分野の技術ロードマップ案が示された。

この回で示されたこと

  • セメント分野では、2019年度の製造時排出約4,147万t-CO₂の約6割を占める石灰石由来の排出には、CO₂回収・利用などが必要とされた。主なCCUS技術は2030年代以降の実用化を想定し、回収コストや利用先の確保が課題である。資料2
  • セメント分野では、水素・アンモニア等への燃料転換を2030年代の実用化候補とし、安価で安定した供給や設備・インフラ整備を条件として示した。資料2
  • セメント分野の案は、企業に共通の削減経路や技術採用を求めず、各社の長期戦略と経営判断に基づく技術の組合せを想定する。日本ではCO₂再利用を含む循環型CCUSの開発を中心に据える考えも示された。資料2
  • 紙・パルプ分野では、2019年度の排出約2,100万t-CO₂の大半がエネルギー起源であり、2020年のエネルギー構成で石炭が27.1%を占めることから、省エネと燃料転換を中心課題とした。資料3
  • 紙・パルプ分野では、2020年代の省エネ・燃料転換に続き、2030年代に高効率乾燥や抄紙機乾燥の電化、水素・アンモニア、CO₂回収の開発・実証・導入を進め、2040~2050年に脱炭素燃料・電源やCCUSの活用拡大を目指す案が示された。資料3
  • 紙・パルプ分野の案は、工場内の直接削減に加え、森林の再植林による吸収・固定、古紙等の回収・再利用、CNFやプラスチック代替製品によるサプライチェーン全体の削減貢献を示した。資料3

前回からの変化

  • セメント分野では、回収CO₂の貯留に加え、再利用を重視する循環型CCUSの考えが示された。資料2
  • 紙・パルプ分野では、2020年のエネルギー構成における黒液30.2%・石炭27.1%、自家発電割合84%などの具体値と、森林吸収や代替製品を通じた社会全体への削減貢献が示された。資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    経済産業分野におけるトランジション・ファイナンス推進のためのロードマップ策定検討会

    - 経済産業省は、トランジション・ファイナンスの戦略策定や取組の適格性判断に参照できる、多排出産業の分野別ロードマップを策定する予定である。 - 2021年5月の基本指針は移行資金をトランジション・ボンド/ローンとして調達する際の手引きであり、分野ごとの戦略の違いを補う参照資料としてロードマップが必要とされる。 - 検討会は2021年8月以降に月1~2回程度開催し、年度内に鉄鋼、化学、電力などのロードマップを順次策定する予定である。対象分野は追加・変更される可能性がある。 - 議事要旨・資料は原則公開だが、座長判断で非公開にでき、一般傍聴は行わない。

  2. 2

    「トランジションファイナンス」に関するセメント分野における技術ロードマップ(案)

    - セメント分野のロードマップ案は、2050年カーボンニュートラルに向けた技術選択肢と導入時期を示す参照資料であり、各社に一律の削減経路を求めるものではない。 - 2019年度の製造排出約4,147万t-CO₂の約6割は石灰石由来、約4割はエネルギー由来であり、両方の対策が必要である。 - 省エネ、廃棄物・バイオマス利用、原料代替を続けながら、2030年代以降のCO₂回収・炭酸塩化や水素・アンモニア等への燃料転換を想定するが、技術・コスト・供給インフラは未確立の課題である。 - 実装には脱炭素電源、燃料供給、CO₂利用の社会システムと他分野との連携が必要であり、ロードマップは技術・政策動向を踏まえて継続的に見直す。

  3. 3

    「トランジション・ファイナンス」に関する紙・パルプ分野における技術ロードマップ(案)

    - 紙・パルプ分野の案は、企業や金融機関がトランジション・ファイナンスを検討するため、2050年カーボンニュートラルまでの技術選択肢と導入時期を示す参照資料である。 - 2019年度の同産業のCO₂排出は約2,100万tで、2020年のエネルギー構成では黒液30.2%、石炭27.1%を占めるため、省エネと燃料転換が移行の軸となる。 - 2020年代は省エネと天然ガス・バイオマス等への転換、2030年代以降は乾燥工程の革新、水素・アンモニア、電化、CCUS等の実用化・拡大を想定するが、供給・社会インフラ整備が前提である。 - 植林、難処理古紙の再利用、木質由来素材による化石製品代替も貢献策として示し、技術や政策の進展を踏まえてロードマップを継続的に見直す方針である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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