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電力・ガス取引監視等委員会 ・ 送配電網の維持・運用費用の負担の在り方検討ワーキング・グループ

第4回 送配電網の維持・運用費用の負担の在り方検討ワーキング・グループ

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この回のダイジェスト

発電側課金や固定費配分、分散型資源の系統利用評価について各社の案と論点が示された。

この回で示されたこと

  • 事務局は発電側課金の是非・範囲・水準、kW/kWhの課金単位、立地傾斜、小売料金への反映と、固定費リバランスの配分・需要家影響・経過措置を検討軸として整理した。制度変更や費用水準の決定は示していない。資料1
  • 電源開発は、全電源の競争条件をそろえる課金を提案し、例として約3,000円/kW・年なら同社保有1,700万kWで年510億円となる試算を示した。揚水・蓄電池は対象外、送電ロスは送配電事業者が調達・補填し小売事業者が実費負担する案も提示した。資料2
  • 大阪ガスは、電源変動由来のアンシラリー費用を発電側へ移す案、立地に応じた潮流改善インセンティブ、送電ロスの小売・発電双方への負担案を示した。下位系統内の融通では上位系統固定費の半額割引を例示し、戸当たり省エネ9.0%・省CO₂12.3%の試算を掲げた。資料3
  • 東京ガスは、小売向け基本料金(kW)と従量料金(kWh)の比率を見直す場合、競争環境整備と準備期間を求めた。発電側課金はkW課金に一部kWh課金を組み合わせ、電源の稼働率や役割を考慮する案を示した。資料4
  • エナジープールジャパンは産業用DRを需給調整力として活用する提案を行い、国内試験発動で30分枠ごとに1,280kW・1,222kWの削減、達成率107%・102%を報告した。上げDRの測定基準や対価負担者などは検討課題として示した。資料5
  • 東芝はYSCP等の実証として、2013年の業務・産業向けDRで最大ピークカット率が冬22%・夏23%、2014年の住宅向けDRで冬14.5%・夏14.9%だったと報告した。蓄電池、DR・VPP、地産地消型EMSなどの効果や託送料金上の扱いを検討論点として示した。資料6

前回からの変化

  • 第3回では欧州制度や海外事例が整理されたが、今回は国内の発電事業者・ガス会社等が課金対象、転嫁、立地評価、移行措置について具体案や試算を示した。資料1資料2資料3資料4

今後の予定・残った論点

  • 発電側課金の対象原価・課金単位・水準、立地傾斜、転嫁・回収方法は引き続き検討課題である。資料1資料2資料3資料4
  • 固定費リバランスの需要家・小売競争への影響と経過措置、系統内潮流の料金評価や送電ロス費用の負担方法について、結論は示されていない。資料1資料2資料3資料4資料6
  • 産業用DRの上げDRの測定基準・対価負担者、需要側柔軟性の託送料金上の位置づけは未確定である。資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    第4回 送配電網の維持・運用費用の負担の在り方検討WG 事務局提出資料

    - 資料は、送配電網の費用負担をめぐる4論点の検討とヒアリングに向けた論点整理であり、制度変更や費用水準は未決定である。 - 発電側課金の是非・範囲・単位・立地差と、固定費負担のリバランスや経過措置が検討対象である。 - 下位系統内の潮流への料金措置、系統コスト削減の料金反映、送電ロスの調達主体・費用負担も結論には至っていない。 - ヒアリングではコスト抑制、公平性、イノベーションを踏まえ、4論点を通じた整合的な意見を求める。

  2. 2

    送配電網の維持・運用費用の負担の在り方の検討に対する意見

    - 電源開発は、FIT電源を含む全電源の競争条件をそろえ、発電側課金の実効的な転嫁・回収を制度検討の前提とする意見を示した。制度決定ではない。 - 課金はkW当たり同一単価が選択肢であり、対象原価の範囲を小さくすることが望ましいとする。約3,000円/kW・年の試算では、同社保有電源の負担は年510億円となる。 - 相対契約とJEPX取引で課金転嫁を検証・是正する仕組みを求め、特にkWh取引へのkW課金転嫁を課題として挙げた。 - 揚水・蓄電池は課金対象外、立地傾斜は新設電源の経済的立地への誘導を重視し、送電ロス費用は小売負担の実費精算とする提案である。

  3. 3

    送配電網の維持・運用費用の負担の在り方についての考え方

    - 大阪ガスは、送配電網費用の効率化に向け、電源変動分のアンシラリー費用を発電課金へ移すなど、電源特性・立地を反映した課金設計を提案している。制度変更は決定事項ではない。 - 大規模電源の潮流改善は広域の潮流単位で評価し、供給先に左右されず発電事業者へ直接還元する案を示すほか、送電ロスは送配電事業者が調達して小売・発電双方に負担させる案を示している。 - 分散型電源による下位系統内の融通を促すため、上位系統固定費の一部割引を求め、資料の戸当たり試算では省エネ9.0%、省CO₂12.3%としている。 - 固定費負担をリバランスする場合は、定量データで影響と必要性を判断し、料金表の公表と段階的な移行措置を設けるべきとしている。

  4. 4

    送配電網の維持・運用費用の負担の在り方検討に関する意見

    - 東京ガスは、託送料金見直しで費用回収と料金低減を図りつつ、小売・発電市場やFIT制度への影響も考慮するよう提案する。制度変更は決定事項ではない。 - 小売向け基本料金(kW)の比率引上げは固定費回収に資する一方、新電力の低負荷率需要家への供給を難しくするおそれがあるため、電源調達環境を整え、段階的に移行するよう求める。 - 発電事業者課金には賛成しつつ、電源種の特徴に応じてkW課金と一部kWh課金を組み合わせ、負担の偏りを抑えるよう提案する。 - 電源立地インセンティブは評価単位を広いゾーンに見直し、発電事業者に直接届く仕組みと課金体系・対価水準を整えるよう要請する。

  5. 5

    送配電網の維持・運用費用の負担の在り方 検討ワーキンググループ 御中

    - エナジープールジャパンは、産業用需要家の設備を制御するDRを、需給調整力として活用するよう提案している。 - DRには、需給逼迫時の需要削減に加え、再エネ余剰時に需要を増やす「上げDR」があり、後者の料金・測定・対価負担は未確定の課題である。 - 国内試験では合計1,251kWhの削減、フランス事例では2時間で561MW・1.1GWhの削減を報告している。 - 2017年度の東京電力PG公募要件では、継続時間180分以上、年最大12回などが定められ、産業用DRの活用が期待されていた。

  6. 6

    送配電ネットワークの高度利用に関する技術について

    - 再エネ拡大を背景に、需給管理は供給制御中心から需要側・供給側の双方を調整する形へ移るとの見通しを示す。2030年度の再エネ比率は19~20%程度である。 - 蓄電池、DR・VPP、再エネ出力予測、連系線活用を対応策として挙げ、実証ではDRのピークカットや目標達成率などの結果を報告する。 - 分散電源の逆潮流や地域内EMSなど、新たな系統利用パターンを提示するが、制度決定ではなく、効果や託送料金、系統全体のバックアップなどの評価課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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