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電力広域的運営推進委員会 ・ 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

第66回 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

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この回のダイジェスト

第66回は制度的供出義務化などの論点を整理し、複数の対応案を示した。

この回で示されたこと

  • 制度的措置は需給調整市場のΔkW供出を特定事業者に求める案として予備的に整理され、実施要否・対象・開始時期は未決定である。kWh供出は当面の検討対象外とした。資料1
  • 制度的措置の対象は、規模や種別より契約形態を基準に検討する方向が示された。相対契約、燃料・設備制約、余力活用契約のみのリソースの扱いは未整理であり、実態調査を踏まえて引き続き検討する。資料1
  • 週間取引への適用は困難との整理である。導入する場合、2026年度の前日取引化後に全商品へ適用する案のほか、論点とリスクの解消が進めば、三次②に限り2025年度から導入する可能性も示された。資料1
  • 2027・2028年度は、基幹系・ローカル系を問わず商品要件を満たすノンファーム電源の需給調整市場参加を認める案が提示された。委員会決定ではなく、審議を求める提案である。資料2
  • 2027・2028年度の系統混雑は、調整電源の余力や緊急時の追加起動で対応可能との見通しが示された。混雑発動制限分の代替ΔkWは一般送配電事業者が確保し一般負担、制限される約定ΔkWの費用は調整力提供者の特定負担とする整理は、第75回制度検討作業部会で済んでいる。資料2
  • FIP電源等は現行制度でも市場要件を満たせば調整力を供出できると整理された。太陽光実証では定格の約30%の供出で商品継続時間5~180分に対応可能とされた一方、PCS等の機能実装、予測誤差、アセスメント・ペナルティ、出力制御時の応札判断は今後の課題である。資料3
  • 2024年度上期は全商品で応札量が募集量に届かず、一次の不足率は約80%、二次①は約70%であった。二次②・三次①などの追加調達中断や募集量圧縮を実施し、一次供出可能量の見直しと揚水の代替ΔkW確保・並列支援は決定済みで準備中である。資料4

前回からの変化

  • 一次供出可能量を「0.2Hz低下時に10秒以内で供出できる量」から「0.6Hz低下時に供出できる量」へ見直す方針が、第65回の案から決定へ進んだ。資料4
  • 複数ユニットの持ち下げについて、前回は少量落札時のアセスメント許容範囲拡大案が示されていた。今回は制度的措置の検討で、追加起動後に複数ユニットを持ち下げる方法が各商品の供出可能量を増やし得る論点として挙がったが、緩和の内容や決定は示されていない。資料1

今後の予定・残った論点

  • 制度的措置の対象、事業者に求める行動、リスク対応、開始時期を事業者アンケート等で調査し、国と連携して具体化する。資料1
  • 変動性再エネの調整機能について、PCS等の実装、出力制御時の扱い、アセスメント・ペナルティを引き続き検討する。資料3
  • 2024年度下期は応札不足対策を継続し、一次~三次①の2026年度前日取引化に伴う業務課題の検討を始める。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    制度的措置に関する予備的検討について

    - 需給調整市場の応札不足に対する制度的措置について、実施要否は判断せず、供出義務化を行う場合の論点を予備的に整理した資料である。 - 制度的措置は、調整力ΔkW市場の活性化と調達費用低減を目的に特定事業者へ供出を求めるものと定義し、社会コストを抑えつつ事業者に配慮する設計を基本とする。 - 対象リソース、応札方法・商品、起動費やペナルティ等の事業者リスクは未整理であり、調査・検討と必要な手当てが必要である。 - 週間取引への適用は困難とされ、導入する場合は2026年度の前日取引化後が案となる一方、前日商品(三次②)の2025年度導入可能性も示されており、開始時期・実施要否は未決定である。

  2. 2

    系統混雑を考慮した調整力確保の考え方について<2027・2028年度対応>

    - 2027・2028年度は、商品要件を満たすノンファーム電源の需給調整市場参加を認める案であり、審議対象である。 - 混雑処理用ΔkWは非混雑系統の余力で確保可能、発動制限分の需給調整用ΔkWも代替可能との見通しである。 - 混雑設備数は2027年度が基幹系19・ローカル系101、2028年度は断面別に基幹系1・1・25、ローカル系3・2・95である。 - 将来、混雑が広がる場合に備え、フリンジを用いた発動制限ΔkW対応を引き続き検討する。

  3. 3

    変動性再エネの調整機能の活用について

    - 資料は、市場統合されたFIP電源等の需給調整市場での活用可能性と課題を整理したもので、新たな制度変更の決定ではない。FIT電源①③は現行の制度上、買取義務者による市場参入が認められていない。 - インバータ制御による応動は実証で確認されているが、天候による供出量の不確実性が残り、市場要件に対応するPCS等の開発・実装が必要である。 - 一次~三次①の前日取引化(2026年度)と、三次②(2025年度)・その他商品(2026年度)の30分ブロック化が予定され、応札負担の軽減が見込まれる。 - アセスメント・ペナルティの緩和や、出力制御時の応札判断・通知方法は未決であり、技術対策を踏まえ、国と連携して検討を続ける方針である。

  4. 4

    需給調整市場における課題一覧:需給調整市場検討小委員会における議論の方向性と整理(2024年度上期実績および2024年度下期の予定)

    - 2024年度上期は全商品で応札不足となり、一次は不足率約80%、二次①は約70%だった一方、二次②は直近約10%まで改善した。地域差が大きく、東京・中部では一次・二次①の応札がほぼない状態が続いた。 - 前日追加調達の中断、三次②募集量の圧縮と1σ調達、揚水随意契約分の募集量控除を実施中であり、競争が働く状態への回復を目安に終了を検討する応急措置である。 - 起動費の事後精算、アセスメント緩和、上限価格、制度的供出義務化などは検討中で、導入決定ではない。2024年度下期は応札不足対策を続けながら、2026年度の前日取引化に向けた課題整理を始める。 - 2027年度以降の二次①広域調達や混雑系統、系統特性定数、変動性再エネ活用も継続課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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