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経済産業省 ・ 持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会

第3回 持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会

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この回のダイジェスト

第3回では、SAFの導入目標・支援策が中間案として示され、国内外の供給・受入れ準備も報告された。

この回で示されたこと

  • 供給側は2030年に国内航空燃料消費量の10%に当たる171万kL、需要側は本邦エアラインの燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を設定する案が示された。2030年の供給見込みは約192万kL、需要は171万kLとされたが、原料確保や技術開発には不確実性がある。資料4
  • 供給目標をエネルギー供給構造高度化法に、利用目標を航空脱炭素化推進基本方針に基づく計画に反映する案が示された。設備投資支援、2025年以降を想定した関税・石油税の減免検討、非可食原料由来SAFの技術開発・認証支援も盛り込まれた。資料4
  • 国内発生廃食油の約3割が輸出される状況を踏まえ、原料の国内調達比率向上に向けたアクションプランを関係省庁が年内目途に策定する予定である。原料多様化では米国・ブラジルのエタノールや東南アジア・豪州の非可食原料を挙げ、2050年にはE-SAFが原料のおよそ半分を占める見込みを示した。資料4
  • 航空局の輸入SAF実証では、輸入したニートSAF 5kLを国内で混合し、中部国際空港で飛行検査機に給油した。国内混合はEU混合品の輸入と比べ、資料上GHG排出量を71%、海上輸送費を53%低減し、品質管理・認証手順も確認した。資料3資料5
  • 令和5年度はSAFの脱炭素価値の流通管理、空港での品質・安全性調査、国産SAFの認証支援を進める。成田空港発着便を対象に、旅客・荷主がSAF価値をScope3に反映する計算・受渡方法、証書発給、二重計上防止を検討・実証する案も示された。資料3
  • 富士石油は袖ケ浦製油所でニートSAF年18万kLを製造する計画の基本設計を伊藤忠商事と進めており、2027年度開始を想定するが投資判断は未確定である。双日はタイのHEFA案件や豪州のグリーン水素・CO₂由来e-fuel/SAF構想を検討段階として紹介し、CAPEX・利用・価格差支援等を政府に要望した。資料1資料2

前回からの変化

  • 2030年の需給見通しは、前回の需要約140万kL・供給見込み約118万kLから、今回の需要171万kL・供給見込み約192万kLへ更新された。供給見込みが需要を上回る年次推移は2028年以降とされた。資料4
  • 前回は本邦航空会社の燃料使用量10%置換目標が基本方針案に示されていた。今回は、需要側目標に加えて国内航空燃料消費量の10%に当たる171万kLの供給目標を法的に設定する案と、その目標を支える規制・支援策が中間取りまとめ案に示された。資料4
  • 前回は中部空港で輸入ニートSAF 5kLの実証を進める計画だったが、今回は混合・輸送・飛行検査機への給油まで実施した結果が報告された。国内混合によるGHG排出量と海上輸送費の低減率も示された。資料3資料5

今後の予定・残った論点

  • 供給・利用目標、法制度、支援策は資料時点で案であり、確定には至っていない。資料4
  • 国内SAF原料の調達比率向上に向けた関係省庁のアクションプランは年内目途の策定予定である。資料4
  • 新規原料のCORSIA適格燃料登録は、2023年7月のICAO専門家会合での結論後、10月の上位会合で掲載可否を諮る予定であり、認証取得は未確定である。資料3
  • 空港での小ロット受入設備、ニートSAFとJET A-1の同時蔵置、消防上の恒久的取扱いは、引き続き調査・検討や関係当局との協議が必要である。資料3資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    当社のSAFに関する取組みについて

    - 富士石油は、2050年にカーボンニュートラルなエネルギーを供給する企業を目指し、次世代バイオ燃料の導入を方針としている。 - 国交省の実証事業で、袖ケ浦製油所の既存設備を使った輸入ニートSAFの混合・出荷を実施し、飛行検査機へ供給した。 - 袖ケ浦製油所で年間18万KLの国産ニートSAF製造を想定し、2027年度開始を目指す基本設計を伊藤忠商事と進めている。 - 製造事業の投資判断は未確定であり、両社で検討を続ける段階である。

  2. 2

    当社のSAF事業の取組方針

    - 双日はHEFA法を軸にタイ・米国でSAF製造を進め、ATJ・PTLも調査して2030年以降の供給体制構築を目指す方針である。 - タイではPTTグループと非可食原料由来SAFを、豪州ではCS Energy・東洋エンジニアリングと水素・CO₂由来のe-fuel/SAFを検討中である。 - 豪州案件は現地供給から訪豪機への供給、アジア輸出へと段階的に広げる構想である。 - 双日は設備投資・SAF利用・化石燃料との価格差への支援と、バイオナフサ利用制度の設計を政府に要望している。

  3. 3

    第3回SAFの導入促進に向けた官民協議会説明資料

    - 航空局は、SAFの供給・流通、空港の安全確保、国産SAFの国際認証、受入施設整備を並行して進める方針である。 - 輸入ニートSAF5kLの国内混合実証では、EU混合品の輸入と比べGHG排出量71%減、海上輸送費53%減となったが、通関・消防上の恒久措置は協議中である。 - 国産SAFのCEF認証ガイドラインを作成し、新規原料1件をICAOに提案したが、認証・ポジティブリスト掲載は未確定である。 - 令和5年度は成田発着便を使うScope3実証を案として検討し、脱炭素価値の計算・受渡しと二重計上防止を扱う。

  4. 4

    持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた施策の方向性について(中間取りまとめ(案))

    - SAF中間取りまとめ案は、2030年に本邦エアライン燃料の10%をSAFにする目標に向け、供給目標171万kL以上を法的に設定し、航空会社の計画にも利用目標10%を盛り込む案を示す。いずれも資料時点では提案である。 - 2030年の国内需要は171万kL、供給見込みは約192万kLだが、原料確保・技術開発に不確実性があり、CORSIA目標見直しを踏まえた需給調整が必要である。 - 設備投資・原料サプライチェーン支援、輸入時の税負担軽減の検討、非可食原料由来SAFの技術開発・認証支援を組み合わせる案である。 - 廃食油の約3割が海外輸出される状況を踏まえ、国産原料の調達拡大と回収網整備を進め、関係省庁が年内目途にアクションプランを策定する予定である。

  5. 5

    中部国際空港におけるSAFの取組みについて

    - 中部国際空港は、2030年度に温室効果ガス排出量を2013年度比46%以上削減し、2050年度にカーボンニュートラルを目指す。空港カーボン認証レベル4の取得は手続き中である。 - 国土交通省の実証で、輸入ニートSAFを国内混合し、中部国際空港のハイドラントから航空局の飛行検査機へ給油した。供給網や品質保証などを検証する取組である。 - 空港は就航航空会社への利用働きかけと、国産SAFの小ロット受入れ体制を検討する。 - 利用拡大の課題として、航空会社の需要と供給力のギャップ、小ロット受入れ体制、資源循環による国産SAF事業への寄与が挙げられている。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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