policy scope

電力広域的運営推進委員会 ・ 広域系統整備委員会

第20回 広域系統整備委員会

公開資料 4 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

東北東京間連系線計画は応募者6社の再同意を得て、一般送配電事業者への確認段階に進んだ。

この回で示されたこと

  • 東北東京間連系線は、順方向の運用容量を573万kWから1,028万kWへ455万kW増強し、東北電力の実施案を選定する計画案が示された。概略工事費は1,530億円、運転開始は平成39年11月予定である。資料1
  • 増強後は約70万kWの空容量を見込み、複数ルート化による供給信頼度向上も見込む。費用負担案は特定負担380億円、一般負担は東北1,048億円・東京102億円である。資料1資料3
  • 費用負担候補者全員の同意後、2017年2月を目途に計画を策定する提案である。応募者6社は再同意済みで、東北電力・東京電力PGへの同意確認を12月21日から1月31日に行う予定である。資料3
  • 広域系統整備の実施段階で調達方式・工事費・工期を検証する「コスト等検証小委員会(仮称)」の設置が提案された。開始時期は東清水FCの資材発注に合わせて翌年4月とする案である。資料2
  • 広域系統長期方針案は、電源連系量に応じた増強から既存設備の最大活用へ転換し、信頼度、系統利用の円滑化・低廉化、設備健全性を柱とする。意見募集後、2017年3月末頃の公表を目指す。資料4

前回からの変化

  • 応募者1社の取引希望量が4,000kW減り、6社合計は3,855,600kWから3,851,600kWとなったが、工事案・運用容量・負担割合案の試算額は変わらなかった。資料3
  • 前回は特定負担単価が上限を超え再確認中だったが、今回は応募者6社全てから費用負担割合案への再同意を得た。一般送配電事業者への同意確認は未実施で、計画策定はなお未了である。資料3
  • 長期方針案では、前回以降の試算として、電源偏在を緩和するシナリオで系統制約による燃料費増分が年230億円から130億円、再エネ抑制量が年5.5億kWhから0.4億kWhとなる結果が示された。資料4

今後の予定・残った論点

  • 東北電力・東京電力PGの費用負担割合案への同意を確認し、全候補者の同意後に計画へ反映する。資料3
  • 東北東京間連系線の進捗・コストを計画策定後に四半期ごとに把握し、実施設計完了などの段階で検証する。資料3
  • コスト等検証小委員会の設置案を具体化し、東清水FCの資材発注に合わせた翌年4月の開始を提案している。資料2
  • 広域系統長期方針案は2016年12月下旬から約1か月の意見募集を行い、意見反映を審議した後、2017年3月末頃の公表を目指す。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    東北東京間連系線に係る広域系統整備計画(案)

    - 東北東京間連系線を455万kW増強し、順方向の運用容量を573万kWから1,028万kWへ拡大する計画案である。提起者・応募者の希望量計385.16万kWに対応し、約70万kWの空容量と供給信頼度の向上も見込む。 - 東北電力の実施案を選定し、概略工事費1,530億円、運転開始は平成39年11月を予定する。工費・工期は計画段階の見積もりで、変動・遅延リスクがある。 - 応募電源利用分は提起者・応募者の特定負担とし、空容量や供給信頼度向上などは受益に応じて東京・東北各エリア等の一般負担とする。 - 恒久対策までの短工期対策として相馬双葉幹線と既設いわき幹線を併用する。工事費約32億円、工期約3年で、費用は利用事業者が負担する。

  2. 2

    広域系統整備計画におけるコスト等検証(フェーズ2)について

    - 広域系統整備の実施段階に、調達・工事費・工期を専門的に検証するフェーズ2の枠組みが提案されている。 - 検証は工事件名単位で、設計精度が高まった後から資材発注(請負発注が先行する場合はその発注)までに行う。 - 増額や遅延の見通しが判明した場合は適宜報告・検証し、通常の工事費見通し報告や四半期ごとの進捗確認も続ける。 - 専門家による非公開の小委員会設置と翌年4月の検証開始が提案され、東京中部間で具体化し、東北東京間にも同様の考え方を適用する予定である。

  3. 3

    東北東京間連系線に係わる計画策定プロセスについて

    - 東北東京間連系線の広域系統整備計画は、全費用負担候補者の同意後、2017年2月を目途に策定する提案であり、現時点では未策定である。 - 電気供給事業者6社は費用負担割合案に同意済みである。応募量は1社の4,000kW減により合計3,851,600kWとなったが、工事・運用容量・試算額に変更はない。 - 試算総額は1,530億円で、特定負担380億円、一般負担は東北1,048億円・東京102億円である。一般送配電事業者の同意確認が次の手続である。 - 策定後は四半期ごとの進捗情報提出、工程・費用の確認と委員会報告を行い、目的に影響する遅延があれば対応を検討する。

  4. 4

    広域系統長期方針の策定について

    - 広域系統長期方針案は、既存設備の最大活用を軸に、信頼度・系統利用の低廉化・設備健全性の確保を目指す提案である。 - 潮流試算では再エネ高出力時の混雑が示唆され、燃料費抑制便益は試算上、増強費用を下回ったが、電源偏在緩和で燃料費増分と再エネ抑制量は低下した。 - 試算は前提に依存し、設備増強の要否を直ちに決めるものではない。間接オークションは連系線利用ルールの基本方向として詳細検討中である。 - 方針案は2016年12月下旬から意見募集を行い、審議・決議を経て2017年3月末頃の公表を目指す。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

広域系統整備委員会

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ