この回のダイジェスト
調整力公募調達指針の制定を大臣に建議する案と、6月小売・8月卸市場の取引状況が示された。
この回で示されたこと
- パブリックコメントで寄せられた計8通の意見を踏まえ、報告書案に必要量の算定方法の説明と意見募集結果の公表を明記し、指針制定を経済産業大臣に建議する案が示された。資料3
- 調整力の公募調達は公平性・透明性を確保した手続を原則とし、指針制定の建議は電気事業法第66条の13第1項に基づく案である。資料2
- 2016年6月の新電力シェアは特別高圧・高圧9.6%、低圧1.3%、総需要7.1%で、いずれも前月から上昇した。特別高圧・高圧の地域別シェアは関西15.1%、東京14.0%、北海道13.4%であった。資料5
- 2016年8月のスポット市場は売り入札88億kWh、買い入札53億kWh、約定量20億kWh、平均約定価格8.68円/kWhであった。時間前市場の約定量は1.6億kWh、JEPX取引会員数は114社であった。資料4資料5
- 8月の月間市場分断発生率は北海道本州間70.5%、東京中部間65.7%であり、他の連系線は大半が0%、中国九州間は0.9%であった。資料5
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この回の資料と要約
- 1
[第51回 電力・ガス取引監視等委員会 議事次第]
- 第51回電力・ガス取引監視等委員会は、平成28年9月26日に開催される予定である。 - 議題は、一般送配電事業者の調整力公募調達を監視する指針の制定に関する建議である。 - 定期報告徴収で得た情報の月次報告も議題である。 - 提示資料は議事次第のみであり、各議題の結論や決定状況は確認できない。
- 2
「一般送配電事業者が行う調整力の公募調達に係る考え方」に基づく指針の制定に関する建議について
- 電力・ガス取引監視等委員会は、一般送配電事業者の調整力公募調達に関する考え方を取りまとめた。 - 調整力調達は公平性・透明性を確保した公募等が原則だが、具体的な手続は各事業者に委ねられている。 - 公募の実施方法と委員会の監視の在り方を示す指針の制定を、電気事業法に基づき経済産業大臣に建議する案である。 - 建議段階の資料であり、指針の制定は確定事項として示されていない。
- 3
「一般送配電事業者が行う調整力の公募調達に係る考え方」に基づく指針の制定の建議について
- 一般送配電事業者による調整力の公募調達の考え方を指針化するため、意見募集を踏まえた報告書案に基づき、経済産業大臣へ制定を建議する提案である。 - パブリックコメントでは計8通の意見があり、必要量の算定方法の十分な説明と、意見募集結果の公表を報告書に追加する。 - その他の意見は、調整力確保の実態を踏まえた今後の報告書見直しで、必要に応じて参考とする。
- 4
定期報告徴収により取得した情報の月次報告について
- 改正された電気関係報告規則に基づく市場監視報告であり、6月の小売取引と8月の卸電力取引所取引を対象とする。 - 6月の小売取引は、販売電力量・販売額・契約口数等を基に、新電力シェアなどの動向を報告するものである。 - 8月のスポット市場は、買い入札量53億kWh・約定量20億kWhが前年同時期を上回り、平均約定価格8.68円/kWhは前年を下回った。 - 8月の時間前市場約定量は1.6億kWh、先渡市場は0.13億kWh・34件である。
- 5
定期報告徴収により取得した情報の報告
- 2016年6月の新電力シェアは総需要の7.1%、特別高圧・高圧の9.6%、低圧の1.3%で、いずれも前月から上昇した。 - 2016年8月のスポット市場は売り入札88億kWh、買い入札53億kWh、約定量20億kWhで、買い入札・約定量は前年同月を上回った。 - 約定量の買い側では新電力その他が18億kWh、旧一般電気事業者が2億kWhであり、前年同月比はそれぞれ1.8倍、0.6倍であった。 - 8月は北海道本州間70.5%、東京中部間65.7%で市場分断が発生し、8月末のエリア価格は北海道・東北・東京でシステム価格を上回った。
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電力・ガス取引監視等委員会
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