この回のダイジェスト
東北東京間連系線の費用負担案と工期評価が示され、最終調整に進む段階である。
この回で示されたこと
- 第三者調査は、提出実施案の工事費1,530億円・工期11年を、過去の類似工事データに照らして概ね妥当と評価した。工期は全体モデル10.5~12.7年の範囲内だが、積上げモデルの9年を上回る。資料4
- 東北電力案は平成29年4月着手を前提に平成39年11月完了を目指す工程で、用地取得や作業員確保などにより11年内に収まらない可能性も示された。被災地域での地権者確認や地域合意形成の短縮効果は現時点で定量化できず、委員会等に関係省庁への働きかけなどの支援を求めている。資料1
- 費用負担割合は未決定であり、特定負担を10社12発電所で容量按分して計386億円、一般負担を計1,144億円とする試算が示された。一般負担は上限以下で、一般負担から特定負担へ移す額はない。候補者の意見を聴取し、次回委員会で最終検討する予定である。資料2
- 応募事業者1社が82,000kWを取り下げ、応募規模は10社12発電所・454.1万kWとなり、増強後運用容量も1,113万kWへ修正する見込みとなった。資料2
- 工事費負担金は着手までの一括払いを原則とし、金融機関の債務保証がある場合に分割前払いを協議する案である。計画決定後の契約、事業中止・辞退時の負担、完成後の工事費精算についても案が示された。資料2
- 北海道本州間連系設備が市場取引状況の要件(エ)に新たに適合した。事務局は、マージン設定の考え方が再評価された後に要件適否を再確認する進め方を提示したが、決定済みではない。資料3
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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東北東京間連系線に係る広域系統整備計画 提出した実施案の概要について(工期に関する補足説明)
- 東北電力の実施案は、工事費1,530億円、東北から東京向け運用容量1,118万kW、所要工期11年で、平成39年11月完了を目指す案である。契約手続が平成28年度中に終わり、平成29年4月に着手できることが前提である。 - 複数の送電線工事を並行し、M北・M南幹線の工程を調整して架空線工事の集中を避ける計画だが、特に架線作業員の確保が課題であり、11年内完工は確定していない。 - 被災地域の地権者確認・相続や地域合意による工期影響は定量評価できず、M南幹線の短縮見通しはない。事業者は広域機関等に必要性の発信、用地取得や土地収用法適用に向けた支援を求めている。 - 過去の500kV工事は7~17年で、短期化には短い亘長や円滑な用地交渉が関係したが、両幹線はその条件に当てはまらず、実績は本案の完工を保証しない。
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[東北東京間連系線に係わる計画策定プロセスについて]
- 東北東京間連系線の実施案は、工事費1,530億円が妥当と確認された。工期10年8か月も概ね妥当とする案だが、月単位で設定し、短縮余地を引き続き調整する。応募取り下げを反映し、増強後運用容量は1,113万kWとなる見込みである。 - 費用負担は、応募事業者の特定負担386億円、一般負担1,144億円の試算である。一般負担の区間・受益者別の割当案は示されたが、空容量部分の初期負担者などは未決定で、候補者の意見聴取後に取りまとめる。 - 工事費負担金は着手までの一括払いを原則とし、金融機関保証があれば分割前払いを協議する案である。応募事業者は計画決定後に契約し、中止・辞退時も負担金相当を負担する案である。 - 費用負担割合案を次回委員会で最終検討し、評議員会・理事会での決定と事業者同意を経て、10月下旬頃に計画を決定・公表する予定である。
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広域的取引の環境整備に関する検討開始要件適否の状況について:[2016年度第1四半期結果まとめ]
- 北海道本州間連系設備が市場取引状況の要件(エ)に新たに適合したが、新たなプロセス開始対象はない。 - 事務局は、マージン設定の再評価後に要件適否を再確認するため、計画策定プロセスを一旦終了する進め方を提示し、委員会に議論を求めた。 - 東北東京間は事業者提起のプロセスで検討継続中、東京中部間は増強予定、中国九州間の対応は今後決定である。 - 事業者の増強ニーズ要件は該当実績がなく、現段階では対象外である。
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広域系統整備計画実施案に係るコスト等調査(東北東京間連系線)
- 東北東京間連系線の実施案は総工事費1,530億円・工期11年であり、第三者調査では費用は全体モデル1,586億円を下回り、工期はモデル範囲内と評価された。 - 積上げモデルの工期は9年だが、実施案は用地取得・補償交渉の開始が2年遅く、事業主体の現実的なリソース制約を反映して11年となっている。 - 用地交渉の難航、高所作業員不足、製造能力の確保、資材費・労務費上昇は実施案に十分織り込まれていないリスクであり、事前対策と数年後の再評価が必要とされた。 - 工事時期が重なる場合、2025年度に高所作業員約1,200人が不足する試算であり、中長期の工事量平準化と人材確保が課題である。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
広域系統整備委員会
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