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経済産業省 ・ カーボンニュートラルの実現に向けたカーボン・クレジットの適切な活用のための環境整備に関する検討会

第5回 カーボンニュートラルの実現に向けたカーボン・クレジットの適切な活用のための環境整備に関する検討会

公開資料 5 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

GX-ETSや取引所実証を通じた市場整備の進展と、供給拡大策が示された。

この回で示されたこと

  • 2023年度開始のGX-ETS第1フェーズでは、当初の適格クレジットをJ-クレジットとJCMに限定する。追加対象の要件はGXリーグ内WGで検討する方針である。資料1
  • 2022年9月~2023年1月の取引実証では183者が参加し、85営業日で約15万t-CO₂、約3.28億円が約定した。実証資料は市場の本格稼働に向け特段の運営・システム上の問題は確認されなかったと評価した。資料2
  • 取引実証では売買区分を約70種類から用途別6種類に標準化し、見直し後の1か月に71件が約定した。政府保有J-クレジット販売開始後に売買高の96%が成立した。資料2
  • J-クレジットの認証量は2023年3月末に累積889万t-CO₂となった。中小企業の参加促進に向け、プログラム型プロジェクトで金融機関・コンサル事業者を運営管理者にできることや、複数方法論の取りまとめを明確化した。資料1
  • 農業分野では「水稲栽培における中干し期間の延長」方法論が2023年3月に承認された。直近2年以上の中干し日数より7日延長することが条件で、削減量は概ね0.1~0.36t-CO₂/10aとされた。資料4
  • 森林経営プロジェクトは認証対象期間を最大16年間に延長可能とし、主伐後の再造林や保育作業のみの計画では赤字証明を不要とする措置などが示された。資料4

前回からの変化

  • 前回は2022年9月開始予定だったJ-クレジット市場実証について、今回は183者参加、85営業日で約15万t-CO₂・約3.28億円の成立実績と、システム上の特段の問題がなかったとの評価が示された。資料1資料2
  • 前回は関係省庁による制度・供給策の検討段階だったが、今回はGX-ETS第1フェーズの2023年度開始と当初対象をJ-クレジット・JCMに限定する方針が示された。資料1

今後の予定・残った論点

  • GXリーグ内WGで適格クレジットの追加要件を検討し、取引所市場の設立に向け取引システムや税・法・会計上の整理を進める。資料1
  • 令和5年度に太陽光発電を対象としたJ-クレジット簡易創出の実証を予定する。実証結果を踏まえ制度文書の改訂案を検討する。資料3
  • 中小事業者の参加支援、付加情報を踏まえたマッチング、JCM等の対象追加やデリバティブ商品の課題は今後の検討事項である。資料1資料2

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    カーボンクレジット・レポートを踏まえた政策動向

    - GX-ETSは2023年度に第1フェーズを開始し、当初はJ-クレジットとJCMを適格クレジットとする;他のクレジットの追加要件は今後検討する。 - J-クレジットの2030年度認証目標は累積1,500万tで、2023年3月末実績は889万t;方法論拡充やプログラム型の活用促進を進める。 - J-クレジット取引実証では183者が参加し、約15万t-CO2が約定した;政府は実証を踏まえて市場設立を早急に進める方針である。 - CORSIA適格化は2022年審査で再申請が必要と評価され、2023年に再申請予定;先物市場や適格クレジットの追加は検討段階である。

  2. 2

    「カーボン・クレジット市場」の実証結果について

    - 2022年9月~2023年1月のJ-クレジット実証では、183者が参加し、約15万t-CO₂、約3.28億円の取引が成立した。実証目的は概ね検証され、システムは安定稼働したとの評価である。 - 政府保有クレジット販売開始後に売買が増え、期間全体の売買高の96%が開始後に成立した。資料は、政府販売が創成期市場の流動性を支えたと推察している。 - 2023年1月に売買区分を約70種類から用途別6種類へ標準化し、変更後1か月で71件の約定が成立した。価格・数量の公示も、参加者の売買判断に活用された。 - 今後は流動性向上、付加情報に対応するマッチングや画面の改善、JCM等の追加とデリバティブ導入の課題が検討事項として示された。

  3. 3

    JCMの拡大に向けた取組紹介及びデジタル技術を活用したJ-クレジットの創出の簡易化に向けた検討の紹介

    - JCMは2023年2月時点で25か国と構築され、2025年をめどに約30か国へ拡大し、2030年までの累積約1億t-CO₂の削減・吸収を目指す方針である。 - パリ協定6条の実施能力構築と国際連携を進めるため、6条実施パートナーシップが2022年11月に発足し、資料記載時点で58か国・25機関が参加している。 - J-クレジットでは、太陽光発電を対象にIoT・ブロックチェーンによる認証・発行簡易化の実証を令和5年度に予定するが、実証段階でクレジットは発行しない。 - 実証後の制度文書改訂や事業者による運用は未確定であり、実証結果を踏まえて検討する構想である。

  4. 4

    農林水産分野におけるJ−クレジットの推進

    - J-クレジットの農業分野では登録12件、方法論5つであり、登録・方法論・取組の拡大が推進課題である。 - 水稲の中干し期間を従来より7日延長する方法論が2023年3月に承認され、削減量は概ね0.1~0.36t-CO₂/10aとされる。 - 森林管理制度は認証期間を最大16年に延長可能とし、一定条件で追加性要件を緩和、主伐後の再造林や適正管理された天然生林も算定対象に加える。 - 森林プロジェクトは累計126件、2022年度の新規登録は27件で過去最多となり、大規模登録の増加から市場供給量のさらなる増加が見込まれる。

  5. 5

    国土交通省港湾局における取組:Jブルークレジット®制度

    - Jブルークレジット®は、藻場等の保全で生じるCO₂吸収量をJBEが認証し、購入者がオフセットに使う試行制度である。 - 令和4年度は21件・3,733.1 t-CO₂を認証し、8件で178.7 t-CO₂の取引が行われた。残る13件は翌年度以降の取引または自社利用予定である。 - 第41回ICAO総会は、国際航空の2050年カーボンニュートラル目標を採択し、CORSIAの2024~2035年ベースラインを2019年排出量の85%に変更した。 - CORSIA適格クレジットにはEUC適合とICAO理事会の承認が必要であり、資料記載の2021年12月時点でパイロット使用可能な制度は8種類である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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