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経済産業省 ・ カーボンニュートラルの実現に向けたカーボン・クレジットの適切な活用のための環境整備に関する検討会

第4回 カーボンニュートラルの実現に向けたカーボン・クレジットの適切な活用のための環境整備に関する検討会

公開資料 4 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

意見募集を踏まえたレポート案の修正と、具体化に向けた検討課題が示された。

この回で示されたこと

  • 2022年4月13日~5月13日の意見募集で、日本語版に24者から188件、英語版に3者から意見が寄せられた。定義・動向・技術的記述を修正したが、レポートの基本部分は変更していない。資料1
  • レポート案は、クレジットの多様性に応じた活用経路・情報開示の整備、NDC達成に資するクレジットやJ-クレジット制度によらない吸収・除去系クレジットの創出拡大、クレジット市場の創設と法務・会計・税務上の扱いの明確化を提案した。具体化に向けた検討が必要とされた。資料1
  • 関係省庁の進捗として、SHK制度の様式改正・算定方法の検討、グリーン購入法でのカーボン・オフセット済みコピー機等の扱いの検討、440社が賛同するGXリーグでのルール作り・排出量取引の検討が示された。資料1
  • 供給面では、J-クレジットの制度改定案を夏に取りまとめる予定とし、JCMは2025年を目途にパートナー国約30か国を目指す方針が示された。流通面では、2022年9月から既存のJ-クレジットを対象とする市場実証を始める予定である。資料1
  • 意見・提案として、企業目標とNDCの整合、利用可能なクレジットの要件や第三者認証、JCMの流動性、政府保有分の入札価格、6条クレジットやデジタル取引の整備などが論点として示された。IETAのトークン化等に関する指針は検討中である。資料2
  • 技術由来炭素除去について、IPCCのネットゼロシナリオでは2050年の年間残存排出を50〜160億トンとし、その除去の60〜70%を技術由来、30〜40%を自然由来が担う想定が紹介された。初期購入、供給側支援、制度整備の動きも示された。資料3

前回からの変化

  • 第3回で意見募集・再検討の予定だったレポート案について、募集結果を踏まえた修正内容と関係省庁の進捗が示された。基本部分は維持され、個々の意見・提案の採否は決定されていない。資料1
  • 第3回では市場実証をJ-クレジットから始める提案段階だったが、第4回資料では既存のJ-クレジットを対象に2022年9月から実証を開始する予定が示された。資料1

今後の予定・残った論点

  • 事務局は、レポートの取組を具体化するため新たな検討の場を設けてフォローアップすることを提案した。取引時の指針、海外市場との連携、世界に開かれた市場、価格安定効果も含む供給量確保の仕組みが検討課題である。資料1
  • 市場の対象クレジットやあり方、利用要件、クレジットの法務・会計・税務上の扱いなどは、今後の検討事項として示された。資料1資料2資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    「カーボン・クレジット・レポート案」への意見募集を踏まえた内容の検討

    - レポート案への意見募集では、日本語版24者から188件、英語版3者から意見があり、定義・動向・技術記述は修正されたが基本部分は変更されていない。 - レポートは、需要面の活用経路・情報開示、供給面の創出拡大、流通面の市場創設と法務・会計・税務上の扱いの明確化を提案している。 - 関係省庁では制度や供給策の検討が進み、既存J-クレジットを対象とする市場実証実験を2022年9月に開始する予定である。 - 事務局は新たな検討の場で具体策をフォローアップする方針を提案しており、検討会で意見を求めている段階である。

  2. 2

    カーボンクレジットレポートに対する反応など

    - 企業目標は1.5度目標・日本のNDCとの整合が論点であり、クレジットの貢献先や二重計上の扱いには支持と異論がある。 - 利用可能なクレジットの要件や第三者認証の要否は未確定で、規格化と独自性、安心感と自己責任の間に意見の違いがある。 - 当面の取引はOTC中心との見方があり、JCMの流動性向上策や長期の価格シグナル、CBAM対応が論点である。 - IETAはトークン化クレジットの信頼性・透明性・消費者保護などに関するガイダンスを検討中である。

  3. 3

    技術由来炭素除去の必要性と普及に向けた課題

    - 1.5℃・2℃シナリオには、排出削減・回避に加えて残存排出の除去が必要である。 - 2050年の残存排出は年間50〜160億トンとされ、除去の60〜70%を技術由来、30〜40%を自然由来が担う想定である。 - 技術由来除去は、高価格では大量購入しにくい需要側と、需要確約がないと供給拡大しにくい供給側の間で普及が停滞する構造にある。 - 一部需要家の初期購入、Breakthrough Energy Catalystによる供給拡大支援、制度設計の整備が始まっている。

  4. 4

    カーボンクレジットに関する取組・課題

    - SMBCグループは、クレジットの創出・取引・利用を支援するソリューションを開発しており、一部は検討中である。 - SMBCは2022年5月にCarbonplaceへ設立メンバーとして参画し、資料作成時点で同年12月の稼働を目指していた。 - 市場拡大には、NDCに資するJクレジット・JCMの供給拡大と、海外ボランタリークレジットの活用評価が課題である。 - 品質基準・情報開示によるグリーンウォッシュ対策と、クレジットの法的性質および売買の法務・会計・税務上の整理が必要である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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