この回のダイジェスト
基本指針案を示し、移行金融の判断枠組みと開示事項を整理した。
この回で示されたこと
- 基本指針案は、排出削減が難しい産業の移行に資金を呼び込み、資金調達者の長期戦略と実行の信頼性を判断軸とする。法的拘束力はなく、投融資判断は市場に委ねる。資料1資料2
- 資金調達者に求める四要素として、戦略・ガバナンス、事業上の環境面の重要度、科学的根拠のある目標・経路、実施の透明性を示した。2050年目標と短中期目標、投資計画や成果の開示を含む。資料1資料2
- 債券を中心に、資金使途特定型と目標連動型の双方を対象とし、ローンにも応用可能とした。既存のグリーンボンド・ローン原則やサステナビリティ・リンク商品等の要件も併せて満たす。資料2
- 目標は重要性に応じGHGプロトコルの全スコープを対象とし、Scope 3が重要な場合は実践可能な方法で設定することを推奨した。短中期の削減経路は、技術や設備投資時期等により非線形となり得る。資料1資料2
- 投資計画には設備投資のほか運営費・研究開発費等を含め、可能な範囲で成果を定量化する。公正な移行や雇用・環境・社会への負の影響を緩和する支出、資金調達後の計画と実績の差異も扱う。資料1資料2
- 戦略・目標・投資計画の事前開示、戦略変更時の理由を含む適時開示、外部レビューを推奨事項として示した。守秘・競争上の制約や中小企業の事情に応じ、貸し手への限定報告や開示の簡素化も可能とした。資料1資料2
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
- 1
クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針
- 2021年の本指針は、排出削減が難しい産業などの脱炭素移行に資金を供給する際の信頼性を高めるため、ICMAの考え方に沿った実務上の開示事項を示すものである。 - トランジション・ファイナンスは資金使途だけでなく、パリ協定に整合する長期戦略とその実行の信頼性で判断され、既存の商品別原則・ガイドラインも適用される。 - 資金調達者には、戦略・ガバナンス、事業の環境面の重要度、科学的根拠のある目標と経路、実施の透明性の4要素が期待される。 - 指針に法的拘束力はなく、市場対話を通じて適切性が評価される。長期目標・投資計画・実績等の開示や、必要に応じた外部レビューが推奨される。
- 2
クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針【案】
- 2021年5月の基本指針案は、排出削減困難な産業等の移行に資金を呼び込み、2050年カーボンニュートラルとパリ協定の実現を支える実務上の枠組みを示すものである。法的拘束力はなく、投融資判断は市場に委ねられる。 - 資金使途の特定有無を問わず、パリ協定に整合する戦略と四要素を満たす債券・ローンが対象となり得るが、各商品の既存原則・ガイドラインも満たす必要がある。 - 四要素は、移行戦略とガバナンス、事業における環境面の重要度、科学的根拠のある長期・中短期目標と経路、投資計画や実績の透明性である。 - 外部レビューは有用とされ、リファイナンスやローン・中小企業の開示には条件付きの柔軟性が認められる。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
トランジション・ファイナンス環境整備検討会
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