この回のダイジェスト
第17回はロードマップの進捗を確認し、技術開発の重点化と国際連携の方針を示した。
この回で示されたこと
- 2019年6月の評価WG初会合で、供給、再エネ由来水素、電力、モビリティ、産業利用、燃料電池の6分野を確認し、国際標準化とアプリケーションの横展開が重要とされた。資料2
- 水素供給コストはプラント引渡しで2030年頃30円/Nm³、将来20円/Nm³を目標とし、アルカリ形水電解システムは現状12万円/kWから2030年5.2万円/kWを目指す。資料2
- 水素ステーション建設費は2018年実績平均3.10億円であり、2020年2.30億円、2025年2.00億円を目標とする。2025年目標には一定の出荷数等が前提となる。資料2
- 2019年9月策定の技術開発戦略は、燃料電池、水素サプライチェーン、水電解・その他の3分野で計10項目を重点化し、NEDO事業の企画・管理・評価に活用して必要に応じ見直す方針を示した。資料4
- 車載用燃料電池は2030年頃に出力密度6.0kW/L、システムコスト0.4万円/kW未満を目指す。水素サプライチェーンでは褐炭水素製造コスト12円/Nm³、液化効率6.0kWh/kgを目標とする。資料4
- G20エネルギー・環境閣僚会合で水素の重要性が初めてコミュニケ等に記載され、日本・米国・欧州は水素・燃料電池分野の協力強化に関する共同宣言を発表した。資料1
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
- 1
水素社会実現に向けた国際連携について
- 国内では水素基本戦略と東京宣言を受け、2019年3月に目標・行動を定めたアクションプランを策定し、進捗確認の評価WGを設置した。 - モビリティでは規制・技術・整備を一体で進め、160か所の水素ステーション体制や低コスト化、FCV普及、事業自立化を目指す。日豪・日ブルネイ実証などを商用サプライチェーン形成につなげる方針である。 - 2019年6月のG20では水素の重要性が初めてコミュニケ等に明記され、IEAの包括的水素レポートと日米欧の共同宣言が公表された。 - 2019年9月25日の水素閣僚会議は東京宣言の実施状況と国際連携を議論する予定であり、FH2R・東京五輪や2025年大阪・関西万博も水素活用の節目として示されている。
- 2
水素・燃料電池戦略ロードマップ評価WGの開催報告
- 2019年6月に初開催された評価WGは、ロードマップ6分野の進捗と課題を確認し、年1回程度のフォローアップを行う枠組みである。 - 水素供給コストはプラント引渡し時点で2030年頃30円/Nm³、将来20円/Nm³が目標だが、現在のステーション販売価格は約100円/Nm³であり、価格段階が異なる。 - 電力・モビリティ分野では混焼FSやステーション費用低減が進む一方、設備固有の混焼限界、NOx増加、FCシステムの耐久性・コスト、標準化などが課題として残る。 - 産業利用は未導入で、経済的に代替可能な水素コストは業種別試算で7.7~30円/Nm³、家庭用燃料電池は初期費用約93万円・回収約9.7年であり、それぞれ技術・コスト低減を継続する段階である。
- 3
水素・燃料電池技術開発戦略(案)
- 2019年3月改訂のロードマップ達成に向けた技術開発戦略案であり、燃料電池・水素サプライチェーン・水電解の3分野、計10項目を重点化する。 - 車載・定置用燃料電池の高性能化、水素供給網・発電・ステーションの低コスト化、水電解の効率・耐久性向上を進め、製造から利用までを連携させる。 - 2022年度頃の要素技術目標、2025年度に向けた研究開発、2030年頃の水素発電商用化を見据え、費用とCO₂削減効果の評価も課題とする。 - 評価結果やロードマップの年次フォローアップ、海外動向を踏まえてNEDO事業に活用し、必要に応じて戦略を見直す。
- 4
水素・燃料電池技術開発戦略の策定について
- 2019年策定の水素・燃料電池技術開発戦略は、ロードマップ達成に向けて燃料電池、水素サプライチェーン、水電解・その他の3分野10項目を重点化したものである。 - 主要目標は、車載用燃料電池の高効率化・低コスト化、定置用SOFCの効率・耐久性向上、水素製造・液化・貯蔵の効率改善、水素ステーション費用の低減である。 - 技術開発はプロジェクト評価、メーカーと研究者のニーズ・シーズ共有、国際連携を通じて進め、戦略は評価結果等に応じて見直す方針である。 - 令和2年度の関連予算800億円は概算要求額であり、令和元年度当初予算600億円との比較として参考提示されている。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
水素・燃料電池戦略協議会
ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。
