この回のダイジェスト
グロス・ビディング見直しと市場連動型料金の監視案が示された。
この回で示されたこと
- 旧一般電気事業者のグロス・ビディングは、流動性向上と価格変動抑制に一定の成果があった一方、社内取引の透明性向上は不十分と整理された。資料1
- 透明性を高める新たな手段への移行を前提に、導入時に現行方式のグロス・ビディングを廃止する案が検討事項として示された。売り入札体制、会計分離、発販分離などを含め、実効性と外部からの確認可能性を高める仕組みを総合検討する方針である。資料1
- 小売営業GLの改定後、市場連動型料金の販売事業者・契約件数・料金体系と、契約前のリスク説明や契約後の料金情報提供を半年に1回程度調査する監視案が示された。資料2
- 市場高騰時には対象事業者の需要家対応を随時確認し、必要に応じて料金情報の提供充実などを要請する案である。国民生活センターとの連携も継続する方針である。資料2
前回からの変化
- 前回提案された小売営業GLの改定案に続き、改定後の販売状況・遵守状況を定期調査し、市場高騰時に随時確認する監視・フォローアップ案が具体化した。資料2
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この回の資料と要約
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グロス・ビディングについて
- 旧一般電気事業者のグロス・ビディングは、市場流動性の向上と価格感応度の低下について一定程度の効果があったと資料は評価する。 - 2021年3月のスポット市場約定量は電力需要の37.6%相当(導入開始時の2017年4月は3.2%)で、2020年度の売り入札の約4割は旧一電以外によるものである。 - 成り行き買いによる全量買戻しや、卸売条件の価値が明確に定量化されていない点から、社内取引の透明性と内外無差別の徹底には課題が残る。 - 新たな透明性向上策への移行を前提に、その導入時に現行方式を廃止する案が示されたが、決定ではなく今後の検討事項である。
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市場連動型小売電気料金の説明・情報提供について②
- 市場連動型小売料金について、GL改定後の販売状況・遵守状況を定期調査する監視案が示された。 - 契約前は誤解を招く説明を問題行為とし、高騰リスクの説明を望ましい行為として確認する。 - 契約後は翌日の料金単価を確認できる仕組みなど、料金情報の充実を確認する。 - 市場高騰時は事業者の需要家対応を随時確認し、必要に応じ柔軟な対応を要請する案である。
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