この回のダイジェスト
2021年度以降の運用容量算定見直しと、2021・2022年度の容量設定が示された。
この回で示されたこと
- 東北東京間の東京向きは、再エネ自動抑制システム運開後の2021年4月以降、下げ代不足が想定される期間に限り、オンライン制御可能な再エネの追加抑制分を電制量に加え、容量低下を約30万kW緩和する。2021・2022年度の特殊日は需給実績・想定で妥当性を確認して設定し、公表後も下げ代不足の事例があれば見直す方針である。資料2
- 中国四国間の中国向きは、自動抑制システム運開後の2021年10月以降、下げ代不足時の熱容量限度値を連続容量120万kWから4時間容量145万kWに拡大する。拡大分の送電中はEPPSとオンライン制御可能な再エネの自動抑制を組み合わせる。資料2
- 関西中国間の関西向きは、2021年度以降の軽負荷期に発電機出力想定を見直し、運用容量を401万kWから約430万kWへ増やす。適用はその他季とし、夏季・冬季は継続検討である。資料2
- 中国四国間の周波数維持限度値は、2021年度以降、潮流断面を四国向き年間1から60、 中国向き年間1から48に細分化し、無制御潮流を算式に反映する。設備停止時の四国向き算定では阿南紀北直流幹線EPPS制御量を反映し、容量は2020年度比で約100万kW増加する。資料2
- 2021・2022年度の連系線運用容量を月別・平休日別・昼夜別に設定し、2023~2030年度の長期値を提示した。東北東京間は第二連系線運開後の2027年度に東京向き1,028万kW、東北向き631万kWとなる見込みであり、東京中部間は2028年度以降、双方向300万kWとなる見込みである。資料5資料1
- 2021年度・2022年度の休日相当日を連系線・潮流方向ごとに設定し、特殊日明けなどの0~8時には前夜の運用容量を適用する扱いを示した。東京オリンピック中止に伴い祝祭日が変更された場合は、年間・月間の日別運用容量も変更する方針である。資料2資料4
前回からの変化
- 東北東京間は前回の適用検討・試算段階から、2021年4月以降のシステム運開後に下げ代不足が想定される期間だけ適用する方針となり、2021・2022年度の特殊日の設定・見直し条件も示された。資料2
- 中国四国間の中国向きは、前回の下げ代不足時に145万kWへ拡大する案から、2021年10月以降のシステム運開後に適用する方針が示された。資料2
- 中国四国間の周波数維持限度値見直しは、前回の算定断面細分化案から、2021年度以降に四国向き60断面・中国向き48断面とし、無制御潮流を反映する方針が示された。資料2
- 関西中国間は、前回の軽負荷期での暫定増加案に対し、2021年度以降のその他季に約30万kW増加させる方針が示された。夏季・冬季は引き続き検討対象である。資料2
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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各連系線の運用容量 算出方法・結果
- 資料は直流連系設備と4連系線の運用容量算定方法・2021~2022年度結果を示し、容量は原則として各制約限度値の最小値で定めるものである。 - 直流設備は設備容量が基準で、北海道本州間90万kW、東京中部間210万kW、中部北陸間30万kW、関西四国間140万kWである。 - 東北東京間は東北向き236万kW、東京向きは約460~605万kWであり、長期には第二連系線の運開後に増加する見込みである。 - 中部関西間・北陸関西間は周波数維持が主な制約となり、方向・季節・時間帯・平休日・作業条件に応じて容量が変わる。
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2021~2030年度の運用容量(年間・長期)算出における主な見直し事項
- 2021年度以降の年間・長期運用容量算出では5項目を見直し、再エネ制御や潮流実績、EPPS制御量を反映する方針である。 - 東北東京間は下げ代不足時の運用容量低下を約30万kW緩和し、中国四国間(中国向)は対象期間の運用容量を145万kWへ拡大する。 - 関西中国間は軽負荷期に約30万kW増、中国四国間の周波数維持限度値は120万kWを維持し、設備停止時の四国向は約100万kW増となる見込みである。 - 下げ代不足時の算出方法は対象期間に限って適用し、夏季・冬季への適用や特殊日の設定は条件確認・継続検討を伴う。
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設備停止時の運用容量について
- 設備停止時の運用容量は、熱容量・安定性・周波数維持などの制約のうち最も厳しい条件で決まり、停止設備や潮流方向、系統状況で変わる。 - 中部関西間・北陸関西間の1回線停止時は、ルート開放して南福光で交流連系する運用を基本とし、BTBを停止する。 - 東北東京間、関西中国間、中国四国間、中国九州間では、故障時の熱容量、潮流回り込み、周波数変動や電源制限・EPPSを反映して方向別に容量を算定する。 - 掲載されたレンジ・2021年度値は季節や需要、設備状態に依存する参考値を含み、個別の運用条件に応じて適用する。
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運用容量を休日相当として扱う日について ~2021年度・2022年度~
- OCCTOは、2021・2022年度の連系線運用容量について、通常休日に加える休日相当日・特殊日を連系線別、方向別に設定している。 - 全連系線共通の休日相当日は、2021年度が4月30日・12月29~31日・2022年1月3日、2022年度が5月2日・12月29~30日・2023年1月3日である。 - 東北東京間は下げ代不足想定、北陸関西間は周波数維持など、決定要因や方向により設定が異なり、中部関西間の関西→中部には土曜日の昼夜別扱いと例外日がある。 - 複数連系線では休日・特殊日明けの0~8時に前日または休日・特殊日の夜間帯容量を適用する。
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2021~2030年度の連系線の運用容量(年間・長期)
- 資料は2021・2022年度の連系線運用容量を月別・平休日別・昼夜別に示し、2023~2030年度の長期値と特殊日値を併記するものである。 - 2027年度の第二連系線運開後、東北東京間は東京向565万kWから1,028万kW、東北向236万kWから631万kWとなる見込みである。 - 東京中部間は2028年度に双方向210万kWから300万kWへ増加する見込みであり、その他の長期容量はおおむね2030年度まで同水準である。 - 短期値は季節・方向・時間帯・作業条件で異なり、【 】は作業時最小容量、①~④は容量決定要因を示す。
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運用容量検討会
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