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資源エネルギー庁 ・ ガス事業環境整備ワーキンググループ

第5回 ガス事業環境整備ワーキンググループ

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この回のダイジェスト

地方ガスの持続性確保と地域脱炭素に向けた課題・支援案を提示した 資料4

この回で示されたこと

  • 一般ガス導管事業者189者のうち、需要家30万件未満は94%、従業員100人未満は83%である。人口減少や物価上昇を踏まえ、地方事業者側からスマート保安・DX、省人化、料金へのコスト反映などが要望されたが、制度変更の決定ではない 資料1資料2資料3
  • 燃料転換の潜在需要は全国約32億m³/年、うち地方約23億m³/年との試算が示された。需要家設備への投資、導管延伸や供給設備増強、地方事業者の初期投資・人材確保が課題であり、資金面の支援や大手事業者等との連携環境整備が要望された 資料1資料2
  • バイオガスの都市ガス利用案として、原料ガスを既存工場へ送る方式と施設側で製品化して導管注入する方式が示された。既存工場利用を想定した試算では、対象施設約800件のうち工場から3km以内で最大27件・年約2,000万m³、1km以内では4件・年約390万m³が利用可能とされた 資料1
  • 日本ガスは2050年に都市ガス販売量の4分の1、年2,500万m³のカーボンニュートラル化を目標に掲げた。鹿児島市南部清掃工場の精製バイオガスは2022年から都市ガス原料として利用され、受入量は年150万Nm³である 資料2
  • 地方ガス事業をネットワーク型インフラ・エッセンシャルサービスとして評価する視点が提示された。ガス外収益事業による事業基盤の補完、人材確保を意識したデジタル化、2040年・2050年から逆算するBCV(事業継続ビジョン)の策定などが提案されたが、制度変更の決定は示されていない 資料4
  • コミュニティーガスの需要家数は2004年の155万件から2025年3月の131万件へ減少した。協会は、経過措置料金規制の指定要件と供給計画の作成・提出義務について、現行制度の目的・必要性を改めて議論すべきと提起した 資料5
  • まちづくりGXでは、都市構造・建築物・緑地を組み合わせた面的な脱炭素化や、災害時の電気・熱供給継続が示された。環境省資料は2030年度46%減、2035年度60%減等の削減目標と、SHIFT事業や地域脱炭素推進交付金などの支援策を示した 資料6資料7

前回からの変化

  • 前回示された燃料転換の潜在需要約32億m³/年、地方約7割という規模感に加え、今回は需要家側の設備投資、導管・供給設備、輸送手段や人材の負担、共同参画企業それぞれの採算性が地方事業者の具体的課題として示された 資料1資料2
  • 前回は国産バイオガスを含むCN化の選択肢が示されたが、今回は都市ガス利用の二方式と、地方の処理施設を対象とする件数・供給量の試算が提示された 資料1

今後の予定・残った論点

  • 東部ガスは郡山市の資源循環・脱炭素事業で、2027年以降の実証試験に向けて準備を進めるとしている 資料3
  • バイオガス利用では、原料コスト差、導管敷設、不純物除去設備の費用、自治体との調整が事業化に向けた課題として残る。協会は国・関係省庁に自治体への理解促進や支援の検討を要望している 資料1資料2
  • 経過措置料金規制の指定要件や供給計画の必要性、地方ガス事業のBCV策定、デジタル技術の導入を支える仕組みは、資料上の提起・検討課題であり、決定事項ではない 資料4資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    地方都市ガス事業者の現状と課題について

    - 地方都市ガス事業者は小規模事業者が多数を占め、人口減少や物価上昇の影響を受ける中、安全・安定供給と地域貢献を続けるため、効率化と財務基盤の維持を目指す。 - 燃料転換の潜在需要は全国約32億m³/年、その約7割が地方と試算されるが、導管・供給設備の初期投資、需要家負担、地方事業者の技術・人材不足が推進上の課題である。 - バイオガスは地域創生・CN化・エネルギーセキュリティに資するものとして、利用可能性が最大27施設・約2,000万m³/年と試算されたが、距離や設備費、需要開拓、自治体の理解が事業化を左右する。 - 協会は料金反映や省人化支援、燃料転換・バイオガス利用の環境整備を国に要望しているが、資料に記載された内容は提案・期待であり、制度変更の決定ではない。

  2. 2

    カーボンニュートラルに向けた取り組みと課題について

    - 日本ガスは、需要縮小と供給維持コスト上昇に直面する地方都市ガス事業の継続に向け、多角化と支援を求めている。 - 同社は2050年に都市ガス販売量の25%(年2,500万m³)のCN化を目標とし、地産バイオメタン・e-メタン等を想定する。 - バイオガスは地域資源を活用する手段だが、原料収集・投資・自治体調整や地域間のコスト差が普及課題であり、制度的支援を提案している。 - 燃転実績は導管供給やLNGローリー供給に及ぶが、大規模化には需要家・事業者双方の投資負担があり、技術・体制・資金支援を要望している。

  3. 3

    小売全面自由化後の状況と取り組み

    - 東部ガスでは家庭用契約・戸当たり販売量の減少が続き、工業用販売で総量を維持しても経常利益は2020年の1,230百万円から2024年の78百万円へ低下した。人口減・高齢化や競合も顧客基盤に影響している。 - 導管工事の縮小と社員・協力業者の高齢化を受け、宿直体制の見直し、遠隔監視、若手への保安技能伝承を進めている。 - 会社は地域密着サービスの高度化、燃転・新規需要の開拓、地域創生の収益化、スマート保安や組織集約による効率化を方針として掲げる。 - 制度面では、燃転投資・導管延伸、省エネ型ガス機器、スマート保安への支援と、工賃・資機材等の物価上昇の料金反映への理解を要望している。

  4. 4

    地方都市ガス事業の持続可能性維持に向けた検討の視点について

    - 地方都市ガス事業は、脱炭素化と人口減少・過疎化が重なり、需要と担い手の双方が縮小する持続可能性リスクに直面するとの認識である。 - 資料は、地域インフラ・エッセンシャルサービスとして事業を評価し、地域ESへの関与や、条件が整う場合のバイオガス・e-メタン活用を提案する。 - 事業継続にはガス外収益事業による収益・人材・地域課題対応の補完と、人材を中心に据えたデジタル化、業界連携による技術移転が論点となる。 - 短期のBCPに加え、2040年・2050年を見据えて需要、収支、投資、人材から将来像を逆算するBCVの策定を求める提案であり、具体的な制度変更の決定はない。

  5. 5

    ガスシステムにおける事業環境と現況

    - コミュニティーガスは、事業者数が1996年度の1,827から2024年度の1,178へ減少し、需要家数・団地数も2000年代後半以降減少している。小規模事業者・団地が多く、需要減少に伴う撤退が顕著である。 - 団地単位の供給設備を活用し、災害後は点検・補修を経て早期に供給を再開してきた。2024年の能登半島地震では、被災5団地のうち復旧困難な住宅を除き、1月10日までに供給を再開した。 - 脱炭素策として配送効率化、グリーンLPガス開発、省エネ、Jクレジット、rDME・水素混合に取り組んでいる。開発・実証段階の取組も含まれる。 - 協会は、経過措置料金規制の要件と供給計画の作成・提出義務について見直しの必要性を提起している。いずれも資料時点で決定事項ではない。

  6. 6

    まちづくりGXについて

    - まちづくりGXは、都市由来CO₂が国内排出量の約5割を占めることを踏まえ、都市構造、街区エネルギー、緑地、暑熱対策を組み合わせる施策体系である。 - 2023年度の業務その他・家庭・運輸部門の削減目標達成状況は産業部門より低く、面的な対策を進める必要性が示されている。 - コンパクト・プラス・ネットワークとエネルギーの面的利用により、排出削減と災害時のエネルギー供給継続を目指す。 - BCD整備は所定の地域・計画・設備要件のもとで国が支援し、整備事業の補助率は2/5、国費上限は1事業計画当たり20億円である。

  7. 7

    カーボンニュートラルに向けた取組:地方ガス事業を中心として

    - 2050年ネット・ゼロに向け、2030年度46%減、2035年度60%減、2040年度73%減(いずれも2013年度比)を目標とする計画が決定済みである。 - 地方ガス事業者には、既存インフラを活用したガス供給のCN化と、自治体と連携した地域の熱需要・分散電源の統合が期待される。 - 企業間連携、工場設備改修、脱炭素先行地域を対象とする環境省支援があり、先行地域は2025年度までに少なくとも100地域を選定し、2030年度までの実行を目指す。 - 燃料転換によるCO₂削減実績のほか、万博でのメタネーション実証、札幌市でのCNガス・木質バイオマス・水素活用の取組が示されている。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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