policy scope

電力広域的運営推進委員会 ・ 運用容量検討会

2018年度第1回 運用容量検討会

公開資料 3 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

2019~2028年度の運用容量算定条件を提示し、4課題の年度内検討を計画した。

この回で示されたこと

  • 2019~2028年度の運用容量は、熱容量等・同期安定性・電圧安定性・周波数維持の各限度値の最小値とする算定条件を示した。年間計画は原則48断面、長期計画は最大需要時の1断面とし、中部関西間・北陸関西間・中国九州間では周波数維持限度の需要傾向に応じ60断面を設定する。資料1
  • 同期・電圧安定性の算定ではフリンジ量を限界潮流から控除し、2019~2028年度向けの設定値は過去5年の実績3σ値を基に万kW単位で切り上げる。中国九州間連系線(中国向き)の潮流限度値は夏季278万kW、冬季301万kWとする。資料1
  • 中西地域の周波数低下事象への対策を継続し、周波数低下限度幅0.8Hz、想定発電機解列量の控除、周波数変換設備等のEPPS見込み量の暫定考慮を算定条件に含める。中国九州間(中国向き)は系統保安ポンプ等の運用対策、中部関西間(関西向き)は検討潮流の細分化で運用容量を維持する扱いである。資料1
  • 2018年度は周波数上昇限度、周波数維持限度値に用いる需要算出、EPPSの織込み、フリンジ算出の4課題を検討する計画を示した。新たな算出方法や運用変更は決定しておらず、年度内の結果は12月に取りまとめる予定である。資料2
  • 中部関西間連系線(関西向き)は、2017年10月の運用容量減少後、2017年10月~2018年3月の混雑発生率が0.1%(10コマ)、市場分断発生率が1.7%(149コマ)であった。発生状況を今後も注視する方針である。資料3

前回からの変化

  • 前回算出中としていたフリンジ量について、過去5年の実績3σ値を基に切り上げ、万kW単位とする2019~2028年度向け設定方針を示した。資料1
  • 前回の条件案に対し、中部関西間・北陸関西間・中国九州間で該当月を前後半に分けた60断面を設定すること、及び中国九州間(中国向き)の潮流限度値を夏季278万kW・冬季301万kWとすることを具体化した。資料1
  • 前回決定されたFCのEPPS 60万kW・1段動作の整定変更を受け、2018年度の課題としてEPPS織込み量を検討対象に加えた。暫定的な60万kWの織込みや作業停止時の考慮が論点であり、新たな運用変更はまだ決定していない。資料2
  • 前回資料になかった中部関西間(関西向き)の実績として、2017年10月~2018年3月の混雑発生率0.1%、市場分断発生率1.7%を報告し、状況を注視する方針を示した。資料3

今後の予定・残った論点

  • 5月・9月・12月に検討会を開き、周波数上昇限度・需要算出・EPPSの3課題は12月まで、フリンジ算出は5~8月に現状把握後、9月以降に細分化の必要性を検討する予定である。資料2
  • 運用容量の検討条件を毎年5月末までに公表し、翌年度以降の長期・年間計画向け運用容量を毎年2月末までに算出・公表する。資料1

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    [連系線の運用容量算出における検討条件について (2019〜2028年度)]

    - 2019~2028年度の連系線運用容量算定に向けた検討条件を示す資料であり、各連系線の最終容量決定そのものではない。 - 運用容量は熱容量等・同期安定性・電圧安定性・周波数維持の各限度値の最小値とし、需要、電源、設備停止、故障条件を反映して算定する。 - 年間計画は原則48断面、長期計画は最大需要時の1断面とし、需要傾向が明確な月は周波数維持の断面を細分化する。 - 中西地域の周波数低下対策を継続し、60Hz系統検討時の中国九州間潮流限度値は夏季278万kW、冬季301万kWとする。

  2. 2

    運用容量算出における課題の検討について

    - 2018年度は運用容量算出の中・長期課題4件を検討する計画であり、資料時点で算出方法や運用の変更は決定していない。 - 継続課題は周波数上昇限度・無制御潮流の考え方整理と、需要想定と実績の乖離を減らす方法の整理である。 - 新規課題は、暫定60万kWとしているFCのEPPS織込みの扱いと、増加傾向にあるフリンジ算出の細分化要否である。 - 12月の検討会で年度内の結果を取りまとめ、未完了の課題は次年度以降に継続する予定である。

  3. 3

    中部関西間連系線(関西向)における混雑、市場分断発生状況

    - 中部関西間連系線(関西向)は、中西地域周波数低下事象への対応で2017年10月から運用容量を減少させている。 - 2017年度10月~3月の実績は、混雑発生率0.1%(10コマ)、市場分断発生率1.7%(149コマ)で、資料は当初想定にほぼ沿う結果と整理している。 - 対応は継続し、今後も混雑・市場分断の発生状況を注視する方針である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

運用容量検討会

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ