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電力広域的運営推進委員会 ・ 容量市場の在り方等に関する検討会

第3回 容量市場の在り方等に関する検討会

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この回のダイジェスト

小売事業者の懸念を聴取し、他制度との整合案を提示した回である。

この回で示されたこと

  • 新電力を中心とする小売事業者へのヒアリングで、相対契約見直しの指針、容量価値の受取額・支払額の差への対応、導入後のkWh価格の継続確認、初年度の激変緩和が要望として示された。実施決定ではない。資料1
  • 日本テクノは、集中型・全量オークションを支持し、既設・新設電源の容量価値を同等に扱い経過措置は不要との意見を示した。需要曲線の設定根拠の事後開示や第三者検証、一日前市場価格と落札電源稼働率の検証も提案した。資料2
  • ミツウロコグリーンエネルギーは、相対契約ですでに支払われた容量価値の二重回収を避ける仕組みと、相対契約電源から受電する分を小売の義務量から控除する仕組みを要望した。資料3
  • Looopは、小売事業者にも移行期の経過措置を設けること、受渡しの半年~1年前にも必要容量の変動に応じた取引を認めることを提案した。FIT電源は容量市場対象から除外し、nonFIT太陽光・風力は個別対応とする案も示した。資料4
  • PJMの2007/2008~2016/2017年度の価格推移と供給曲線の例が示され、2016/2017年度のRTO約定価格は59.37ドル/MW日、EMAAC等3地域は119.13ドル/MW日であった。資料5
  • 他制度との整合案として、他制度でkW価値相当の対価を得る電源は容量市場に参加不可とし、必要量算定では全電源等を考慮したうえで参加不可電源分を差し引く考えが示された。容量市場をkW、需給調整市場をΔkW、卸電力市場等をkWh、非化石価値取引市場を非化石価値の取引先と整理した。資料6

前回からの変化

  • PJMの地域別価格推移と供給曲線の具体例が補足され、2016/2017年度のRTO価格59.37ドル/MW日、EMAAC・SWMAAC・MAAC価格119.13ドル/MW日が示された。資料5
  • 電源入札との重複回避案が具体化され、電源入札対象電源は容量市場に参加できず、容量市場の落札電源と落札後辞退した電源も原則として電源入札に参加できない案が示された。資料6
  • 電源入札の実施判断では、供給計画取りまとめ時の追加分析に加え、容量市場のオークション結果を判断材料の一つとして提供する案が示された。資料6

今後の予定・残った論点

  • 相対契約電源の容量価値の扱い、小売事業者の義務量や移行期負担への対応は、要望・論点として示されており、制度上の決定はない。資料1資料3資料4
  • 需給調整市場の広域化が不十分な場合には、連系線制約を踏まえた約定処理で各エリアのΔkW確保状況を確認する必要があるとされた。資料6

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    事業者へのヒアリングについて

    - 容量市場の導入は小売事業者の事業運営や負担に大きく影響するとの認識から、新電力を中心に意見を聴取した資料である。 - 事業者は、相対契約のキャンセルアウトをめぐる交渉力の差を懸念し、契約見直し協議の国のガイドラインを要望している。 - 値差や経過措置による発電側・小売側の受取額と支払額の違い、導入後のkWh価格の透明性が論点として挙げられた。 - 初年度の収支影響への懸念から激変緩和措置が求められているが、これらは事業者の意見であり、制度措置の決定ではない。

  2. 2

    小売電気事業者へのアンケート結果について(日本テクノ株式会社)

    - 日本テクノ株式会社は、容量市場創設後も当面は調達方針を見直さず、一日前市場価格を見て自社電源の確保を検討する可能性がある(事務局追記)。 - 中長期の容量確保を重視し、集中型市場・全量オークションによる一括調達を支持する意見である。 - 新設・既設の容量価値は同等に扱い、経過措置は不要との意見である。経過措置の区分は、設問②の新設・既設とは異なる。 - 需要曲線の慎重な設定と根拠の開示、必要に応じた第三者検証に加え、一日前市場価格と落札電源の稼働率の検証を求めている。

  3. 3

    容量市場の検討に対する意見について

    - ミツウロコグリーンエネルギーは、容量市場の制度設計に関する意見を提出しており、資料に決定事項は示されていない。 - 相対契約には容量価値が含まれるとの整理から、基本料金と容量市場の対価による二重回収を避ける仕組みを求める。 - 販売電力量に基づき小売義務を課す場合、相対契約電源から受電する分を義務量から控除するよう要望する。 - 導入後にJEPX価格と容量価値の合計が現在のJEPX価格を上回る状態が常態化しない制度設計を求める。

  4. 4

    容量市場設立にあたっての論点(弊社見解)

    - Looopは、コスト効率の高い新設電源を促す容量市場の方向性を支持するが、小規模小売事業者への配慮を求める意見である。 - 卸市場価格の監視強化と、小売事業者への経過措置により、調達費増加や移行時の事業リスクを抑えるよう提案する。 - 4年後の容量見積もりは困難として、受渡し半年~1年前にも必要容量の変動に応じた取引を認めるよう求める。 - FIT電源の除外、nonFIT再エネの個別要件、電源特性に応じた要件整理と入札主体の検討を提案する。

  5. 5

    オークション方式の論点について(補足)

    - PJM容量市場のオークション結果を用い、価格推移と供給曲線の例を示す補足資料である。 - 約定価格はオークションごとに上下し、2007/2008~2016/2017年度のRTO価格は16.46~174.29ドル/MW日であった。 - 2016/2017年度はRTOが59.37ドル/MW日、EMAAC・SWMAAC・MAACが各119.13ドル/MW日であった。 - 事務局は、ほとんどの電源がゼロドルで入札している様子と説明している。

  6. 6

    他制度との整合性について

    - 他制度でkW価値相当の対価を補てんされる電源等は容量市場に参加できず、その分を国全体の必要量から差し引いて容量市場で調達する案である。 - kWは容量市場、ΔkWは需給調整市場、kWhは卸電力市場等で扱う整理であり、ΔkW不足への特段の仕組みは導入時点で不要との考えが示された。 - 容量市場と電源入札の二重参加を制限し、容量不足時等に電源入札を検討する案である。 - 2017年8月実績では全エリアで電源Ⅰを需要の7%以上、電源Ⅱとして活用可能な容量を概ね60%以上確保していた。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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