policy scope

資源エネルギー庁 ・ 洋上風力促進ワーキンググループ

第41回 洋上風力促進ワーキンググループ

公開資料 5 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

第1ラウンド撤退分析を踏まえ、既存案件支援策と完遂重視の公募制度案を提示

この回で示されたこと

  • 第41回合同会議の議題「第1ラウンド公募事業の撤退要因等の分析」を、個別事業者の正当な利益を害するおそれを理由に一部非公開とする案が示された。決定済みとは記載されていない。資料1
  • 秋田県沖2海域と銚子市沖の3事業は、選定後の事業環境変化による採算性の著しい悪化を主因に撤退したと分析された。建設費は公募参加時の見込みから2倍以上となり、合計170万kWの導入が遅れる。3海域すべてで価格点の差が事業実現性評価点の差を上回った。資料2資料4
  • 第2・第3ラウンドのゼロプレミアム案件に限り、長期脱炭素電源オークションへの参加を認める方向で関係審議会に議論を提起する案が示された。価格調整の遡及適用は現時点で困難と整理し、やむを得ない場合の公募占用計画変更は柔軟に認める方針である。資料3
  • 第4ラウンド以降の公募制度案として、事業実現性評価の配点変更、チェック項目の積上げ評価、迅速性評価における2年の予備期間を提示した。価格点は、上限額から想定供給価格幅を差し引いた額以下を120点とし、上限額での入札にも点を付与する案である。資料5
  • 今後の公募で撤退した場合の参加制限と、保有する地盤等データの再公募参加者への無償提供を提案した。また、海域占用許可は一定条件を満たす場合に更新を原則とし、更新期間は最大10年とする運用指針改訂案が示された。資料5資料3

前回からの変化

  • 前回の公募制度見直し案に対し、今回は撤退要因の分析が示され、建設費が公募時の見込みから2倍以上に増加したこと、価格点差が実現性評価点差を上回ったことなど、制度見直しの根拠が具体化した。資料2資料4
  • 価格点の設計は、前回要約では上下限の範囲外を失格とし下限額に120点を付与する案だったが、今回は「想定供給価格幅」を設け、その幅の下側を満点とする案が示された。上限額の入札にも点を与え、黎明期の例として100点を示している。資料5
  • 前回は撤退時の参加停止と地盤等データの無償提供が案として示された。今回は、参加停止を撤退後に初めて事業者選定を行う公募等に適用し、今後の案件では親会社等も対象とする方向を示す一方、第1~第3ラウンドでは選定事業者のみを対象とする整理が加わった。資料5
  • 第2・第3ラウンド事業への支援策として、ゼロプレミアム案件の長期脱炭素電源オークション参加を認める方向や、公募占用計画の柔軟な変更方針が今回示された。価格調整の遡及適用は困難との整理も示された。資料3

今後の予定・残った論点

  • 長期脱炭素電源オークション参加案は、関係審議会で制度詳細を議論する。参加条件等の詳細は未確定である。資料3
  • 公募制度案の具体的条件は、各公募の公募占用指針で定める。資料5
  • 運用指針改訂後、第1~第3ラウンドの公募占用指針を見直し、パブリックコメントを実施する予定である。資料3
  • 基地港湾の原状回復義務の緩和や利用調整等の具体策は、港湾のあり方に関する検討会で引き続き検討する。資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    合同会議(第41回)の一部非公開について(案)

    - 第41回合同会議の議題「洋上風力発電に係る第1ラウンド公募事業の撤退要因等の分析」を一部非公開とする案である。 - 公開により個別事業者の競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあることを理由とする。 - 運営ルールは会議・資料等を原則公開とし、個別事情に応じた非公開判断を座長・委員長に一任している。 - 非公開案は決定済みとは記載されておらず、非公開の具体的範囲も示されていない。

  2. 2

    洋上風力発電に係る第1ラウンド公募事業の撤退要因等の分析

    - 三菱商事を代表企業とする事業者は、洋上風力第1ラウンドの秋田沖2海域・銚子沖の計3事業を2025年8月に撤退し、合計170万kWの導入が遅れる。建設費は選定後のインフレ、円安、金利上昇、供給網逼迫等により、公募時の見込みから2倍以上に増えたとされる。 - 分析は、撤退の最大要因を選定後の環境変化による採算悪化としつつ、安価な供給価格を促し得る価格点設計と、事業計画・リスク評価の精緻さが不十分だった可能性も一因に挙げる。 - 価格調整スキームは2024年11月に導入決定済みで、占用許可更新は一定要件下で原則認める方向性が示されたが、いずれも本件の大幅なコスト増を埋める効果は見込まれなかった。 - 今後は、価格点と事業実現性評価、地盤データ、サプライチェーン、撤退ルール、港湾利用等の制度見直しが課題であり、資料は洋上風力の主力電源化を維持して教訓を制度改善に反映する方針である。

  3. 3

    洋上風力事業を完遂させるための事業環境整備

    - 第1ラウンド撤退を受け、第2・第3ラウンド事業の完遂支援を整理し、オークション参加と計画変更の柔軟化を進める方針である。価格調整の公募開始時点までの遡及適用は、競争・国民負担への影響などから現時点で困難とされた。 - オークション参加案は、第2・第3ラウンドのゼロプレミアム案件に限定し、供給価格0円/kWhへの変更とバランシングコスト相当分のFIP交付金放棄を条件とする。制度詳細は今後の審議事項である。 - 基地港湾では原状回復義務の緩和と利用情報の共有を進める。海域占用許可は一定要件下で更新を原則化する案で、運用指針改訂後に過去ラウンドの指針見直しとパブリックコメントを予定する。 - 非化石証書市場の価格形成やGX関連投資支援は検討段階である。GX推進機構は民間で取り切れないリスクを補う金融支援を担い、GX産業団地支援や再エネ設備の固定資産税特例拡充も案・要望として示された。

  4. 4

    第1ラウンド事業からの撤退の要因分析等

    - 秋田2海域・銚子沖の撤退は、選定後の事業環境変化で建設費が公募時見込みの2倍以上となり、追加収入の確保も困難になったことが最大要因と整理されている。 - 公募では価格点の差が事業実現性評価点の差を上回り、顕著に安い供給価格が選定に大きく作用したことも撤退の一因とされた。 - 撤退により洋上風力170万kWの導入が遅れ、地元の信頼や国内サプライチェーン形成への影響が懸念されている。 - 次回公募からの価格調整など一部対応に加え、価格点、撤退ルール、基地港湾利用等を中心とする公募制度見直しが提起されているが、内容は未決定である。

  5. 5

    洋上風力事業を完遂させるための新たな公募制度

    - 第1ラウンドの3海域での撤退を受け、今後の洋上風力公募は事業完遂可能性を重視する見直し案を示した。 - 迅速性の配点を20点から10点に下げ、実行面と電力安定供給・サプライチェーン形成を各25点に引き上げ、チェック項目の積上げ方式で事業実現性を採点する。 - 価格点に想定供給価格幅を設ける案と、当面1者あたり1GWの落札制限を適用する案を提示した。 - 今後の公募で選定事業者が撤退した場合、次の事業者選定公募への参加停止と地盤等データの無償提供を求める方針である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

洋上風力促進ワーキンググループ

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ