この回のダイジェスト
ブラジル産エタノールの既定値見直し案と次期告示の方針案が示された。
この回で示されたこと
- ブラジル産サトウキビ由来エタノールのLCGHG既定値を、現行33.61から28.56 gCO₂/MJへ引き下げる案が提示された。算定にはRenovaBio事業者報告値の平均を用い、国内輸送距離を保守的に400 kmと想定した。資料1
- 次期告示案では、可食由来エタノールの利用目標を原油換算で年50万kLに据え置き、適用期間を2023~2027年度とする方針である。状況変化に応じ、期間途中でも見直す案である。資料2
- 揮発油のLCGHG既定値88.74 g-CO₂eq/MJは当面維持し、精製工程を含む実態調査を2023年度中に行う方針が示された。GHG削減基準は揮発油比60%へ引き上げる方針だが、当面55%を維持し、揮発油値の見直しに合わせて反映する案である。資料2
- 次世代バイオエタノールの年1万kL目標の対象期間を2028~2032年度とし、目標量・達成方法は現行規定を維持する案である。SAFも当面は現行の目標内数扱いを維持し、扱いやLCGHG基準は今後検証する方針である。資料2
- 告示方針案の意見募集を2022年12月28日~2023年1月17日に行い、告示案の意見募集を経て2023年4月1日の策定・施行を予定している。資料2
前回からの変化
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この回の資料と要約
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ブラジル産サトウキビ由来のエタノールのライフサイクルGHG排出量の既定値について
- ブラジル産サトウキビ由来エタノールの既定値は、33.61から28.56 gCO₂/MJへの見直しが提案されている。これは現行告示の揮発油比で68%低い水準である。 - 算定にはRenovaBio制度の事業者報告値の平均とRenovaCalcを用い、国内輸送距離は保守的に400 km、国際輸送燃費はGREET2022の値とした。 - 米国産トウモロコシ由来エタノールの見直し案36.86 gCO₂/MJは、第8回検討委員会で次期告示への採用について委員に確認済みである。 - ブラジル産の新たな既定値としての採用は、次期判断基準(告示)に向けた提案段階である。
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次期判断基準(告示)の方針(案)
- 次期告示案は、可食由来エタノールの利用目標を原油換算で年50万kLに維持し、対象期間を2023〜2027年度とする方針である。 - 米国産・ブラジル産エタノールのLCGHG既定値を引き下げる一方、削減基準の60%への引き上げは揮発油の実態調査後に反映し、当面55%を維持する。 - 次世代エタノールの年1万kL目標は2028〜2032年度を対象とし、SAFの目標内カウントは当面維持するが、いずれも条件や扱いに今後の検討事項が残る。 - 告示は意見募集などを経て2023年4月1日に策定・施行する予定である。
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我が国のバイオ燃料の導入に向けた技術検討委員会
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