この回のダイジェスト
制度的措置や前日取引化の論点を具体化し、複数の案を提示した回である。
この回で示されたこと
- 制度的措置の対象は電源種・規模で一律に限定せず、需給調整市場契約の有無や個別の入札制約を踏まえる案が示された。余力活用契約のみのリソースは基本的に対象とし、いずれの契約もないリソースは基本的に対象外とする案である。資料1
- 揚水発電・蓄電池の余力を、発電・充電可能上限から計画、予備力、入札制約などを差し引いて捉える案が示された。実水位確認を現行の概ね20~24時から17時以前に移す実現可能性は引き続き検討する。資料1
- 持ち下げ余力の供出を促すため、複数ユニットの供出を求め、親ユニットと子ユニットの加重平均ΔkW単価を用いる価格規律の見直しを先行する案が示された。親子約定ロジックは最短でも2027年度以降と見込まれる。資料1
- 少量約定時のアセスメント緩和案として、一次または二次①を含む商品で合計落札量が定格の10.01%以下の場合を対象とし、閾値Xを4.99%とする案が示された。定格の0.56%以下では許容範囲を落札量と同じに補正し、2026年度当初の導入を目指す方針である。資料2
- 制度的措置の導入時に限り、電源トラブル時のアセスメントⅠペナルティを1.5倍から1.0倍に緩和する案、および月2回不適合となったリソースの応札を認める案が示された。いずれも運用・システム対応を含め継続検討である。資料2
- 2026年度の前日取引化では、広域予備率の懸念を整理済とし、ロング機の起動バックアップに余力活用の特別対応を使う方向が示された。調達量判断の閾値12%は当面維持する案であり、2024年度上期実績補正後の試算は単純平均14.0%、加重平均12.6%である。資料3
- 新FCによる一次調整力の広域調達・運用は当面見送り、二次①では既設中給を使う現状活用案を実装せず、次期中給を使う仕様統一案の費用・時期を深掘りする提案である。日本海ルートは一般送配電事業者と連携して一次・二次①の広域調達・運用を検討する方針が示された。資料4
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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制度的措置に関する詳細検討について(その2)
- 需給調整市場の供出義務化について、導入を決める資料ではなく、対象・行動・ルールの一部を詳細検討した資料である。 - 対象は規模・電源種で一律に分けず、契約形態で線引きする案であり、市場契約ありは対象、余力活用契約のみは基本対象、両契約なしは基本対象外とする方向である。個別の入札制約は考慮する。 - 揚水等では、余力を制約条件込みで算定し、計画ずれへの対応として水位合わせを17時以前に移せるか検討する。持ち下げ供出は求める方向が望ましいとされ、まず価格規律を見直す案である。 - どのルールに紐づけるか、制度的措置を導入するかは未決定であり、誘導的措置や他制度への影響も踏まえて国と検討を続ける。
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アセスメント緩和等に関する検討について
- 少量約定時のアセスメント緩和は、一次または二次①を含む商品の定格10.01%以下を対象とし、閾値Xを4.99%、0.56%以下の許容範囲を落札量と同じに補正する案である。2026年度当初の導入を目指す提案であり、システム改修には1~2年程度を要する見込みである。 - ガスタービン出力の気温変動は今回の緩和対象外とし、出力低下分を入札制約として応札量に織り込む整理である。 - 制度的措置の導入時、電源トラブルによるアセスメントⅠ不適合のペナルティ強度を1.5倍から1.0倍に緩和する方向性が提案された。 - 制度的措置の導入時は、意図的な不適合を除き、月2回不適合となったリソースを応札対象外とする案である。月3回で取引停止となる現行基準は維持する。
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2026年度の前日取引化に向けた詳細検討について(その1)
- 2026年度の前日取引化で懸念された広域予備率の過小算定は、調整力の調達不足分を見込み計上する案により解消する見通しで、本課題は整理済とする提案である。 - ロング機の起動バックアップは、調整力・供給力不足に対応する余力の特別対応に期待する方向であるが、起動後の市場応札や制度上の扱いは継続検討である。 - 調達量判断の閾値は現行12%を当面維持する。補正試算は単純平均14.0%、加重平均12.6%であり、今後の実績を踏まえて見直し要否を判断する。 - 三次②必要量は、まず簡便な案Aを用い、将来の業務負担軽減後に調達量に応じて控除量を使い分ける案Bへの切替を検討する。
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新FCを活用した一次、二次①の広域調達・運用の方向性について
- 新FCの一次調整力広域運用は、広域動揺など安定供給上の懸念を解析する必要があるため、当面実施しない方針が提案された。 - 二次①の現状活用案は、適用期間が短くB/Cが1未満となる可能性が高いため、既設中給には実装しない提案である。 - 二次①の仕様統一案は、周波数改善と平均年4.53億円のkWhコスト低減が試算され、次期中給運開後の導入を目指して改修費・時期を検討する提案である。 - 新々北本での一次・二次①運用は困難だが、日本海ルートHVDCを対象に広域運用の検討を進める提案である。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会
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