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経済産業省 ・ メタンハイドレート開発実施検討会

第42回 メタンハイドレート開発実施検討会

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この回のダイジェスト

志摩沖実験の課題を整理し、研究期間を2025年度末まで延長する案が示された。

この回で示されたこと

  • 志摩沖の簡易生産実験では、SM2-P1は5日間フローしたが生産レートが低く、SM1-P1Rは生産に至らなかった。得られたデータは次フェーズ候補地の選定に不十分であった。資料1
  • 志摩沖実験の中断は計21日で、ROVの故障・不調が11.5日、ドリルパイプ類の遺留・回収が5.6日、管内ハイドレート閉塞が3日であった。機材保守や仕様確認、作業情報共有などを再実施に向けた課題として整理した。資料1
  • アラスカでは3坑井の掘削と地上設備の設置を終え、2023年10月24日にガス生産を開始した。10月26日時点では第一段階の目標900 psigに向けて減圧中で、長期試験の結果は未確定である。資料2
  • 表層型MHの採掘は、大口径ドリルによる広範囲鉛直採掘方式を今後の検討のベースとする提案である。直径2.65mの試験機で大型氷・模擬地盤を掘削したが、掘削性能の評価と技術課題の検討は継続する。資料3
  • 砂層型・表層型の研究開発期間を、いずれも2025年度末まで延長する提案が示された。砂層型では長期陸上試験の評価マイルストーン②を2024年度前半に置き、表層型では要素技術開発と海洋調査を継続する案である。資料4
  • 第4期海洋基本計画に沿う2030年度までの民間企業主導の商業化プロジェクト開始目標は維持する方針である。資料4

前回からの変化

  • 第40回で選定された志摩半島沖2地点での簡易生産実験は実施されたが、2坑とも計画どおりの生産データを得られず、候補地を絞り込めなかった。資料1資料4
  • 前回予定されていたアラスカ試験の2023年4月頃の開始は遅れ、ガス生産は2023年10月24日に始まった。10月26日時点でも減圧中で、長期生産実績はまだ示されていない。資料2資料4
  • 表層型の大口径ドリルを優先して検討する方針は継続し、2023年2月の大型氷試験と10月の模擬地盤試験が加わった。掘削刃による掘削物形状の差は確認されたが、性能の優劣は未確定である。資料3
  • 前回示されていた酒田沖・上越沖の地盤強度調査に加え、2023年の試料採取・WL検層データは解析中である。酒田沖ではPS検層とCPT・室内土質試験の良い相関が報告された。資料3

今後の予定・残った論点

  • 志摩沖の再実施に備え、ガス層評価、防砂・仕上げ手法、GeoFORM™の目詰まりや硬化不足への対策、機材保守・適合確認を進める。資料1
  • アラスカ試験では減圧と長期生産挙動のデータ取得・評価を続ける。資料2資料4
  • 表層型では要素技術の組み合わせと掘削性能を引き続き評価し、海洋調査・環境データの解析を進める。資料3資料4
  • 研究期間延長案の扱いと、延長後の成果を踏まえた次段階への方向性確認が残る。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    試掘・簡易生産実験の概要と現場作業

    - 志摩沖の簡易生産実験は必要データを得られず、次フェーズの海洋産出試験候補地を選定できない状態である。 - SM2-P1は5日間フローしたが生産レートが低く、SM1-P1Rはフリーガス流入後のハイドレート閉塞で生産できなかった。 - 作業は72日間に及び、ROV故障、パイプ類の遺留・回収、生産パイプ閉塞により計21日間中断した。 - 再実施に向け、機材・作業管理の改善と、ガス層への対応、防砂装置・仕上げ手法の見直しが対策課題として整理された。

  2. 2

    アラスカ長期陸上産出試験 現場作業の進捗と試験状況

    - アラスカの砂層型MH長期陸上産出試験は、3坑井と地上設備の準備を終え、2023年10月24日にガス生産を開始した。 - 掘削は計画約110日に対し143日を要したが、大きな事故はなく、3坑井で想定どおりのMH層を確認した。 - 10月初旬に坑内ハイドレート生成の兆候とB層温度上昇があり、一時停止して温度回復を待った後、減圧を再開した。 - 10月26日時点では、第一段階の目標900 psigに向け毎時5〜10 psiで減圧中であり、長期試験の結果は未確定である。

  3. 3

    進捗状況報告

    - 表層型MHの生産システムは、大口径ドリルによる広範囲鉛直採掘をベースに、分離・揚収との最適な組み合わせを検討中である。 - 陸上試験では模擬地盤・大型氷を用い、掘削刃による掘削物形状の違いを確認したが、性能評価と技術課題の検討は継続中である。 - 丹後半島北方、上越沖、酒田沖で海洋調査を進め、地盤強度データや長期モニタリングデータを解析中である。 - 掘削影響調査では酒田沖のAUV画像で掘削屑の広がりを確認し、ROV調査と組み合わせて分布・再堆積過程を評価している。

  4. 4

    メタンハイドレート研究開発の実施スケジュールについて

    - 砂層型・表層型の研究開発期間を2025年度末まで延長する提案であり、資料上は決定済みではない。 - 砂層型は陸上産出試験のガス生産開始が2023年10月に遅れ、評価に必要な長期データ取得のマイルストーンを2024年度前半に置く提案である。試掘2地点でも候補地選定に十分なデータを得られず、追加調査が必要である。 - 表層型は分離・揚収などの要素技術が開発途上で、候補地の絞り込みや環境評価に必要な海洋データも不足しているため、技術開発・調査を継続する。 - 両型とも、2030年度までに民間企業主導の商業化プロジェクトを開始する目標は維持する。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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