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経済産業省 ・ メタンハイドレート開発実施検討会

第40回 メタンハイドレート開発実施検討会

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この回のダイジェスト

令和5年度の試掘位置を選定し、各調査・試験の進捗と今後の計画を示した回である。

この回で示されたこと

  • 令和3年度に日向灘・志摩半島沖で掘削した4坑中2坑、令和4年10月に志摩半島沖で掘削した2坑すべてで濃集帯を確認した。これらの結果を踏まえ、令和5年度の試掘・簡易生産実験位置を志摩半島沖の2か所に選定した。資料3
  • 令和5年度の試掘・簡易生産実験は、生産井2本で各5日間の減圧フローを行う計画である。原始資源量100億m³以上の評価に資する情報や、将来の1坑当たり生産レート5万m³/日の見込みを評価する。これらはフェーズ4の目標に関する評価対象であり、実験結果ではない。資料1
  • 試掘ではESPによる直接減圧を用い、MH層の温度・圧力、GeoFORM内外の差圧、生産量を船上でリアルタイム監視する計画である。減圧はゆっくり開始し、挙動を見ながら段階的に強める案が示された。実施時期は令和5年6~7月頃の予定である。資料1
  • 志摩半島沖の特定区域では、2022年7月29日に特定開発者の公募を開始し、締切を2023年1月30日17時とした。資料時点では選定前で、2023年2月に選定、3~4月に許可・試掘権設定を行う予定である。資料2
  • アラスカ長期陸上試験ではGDWを掘削し、圧力コア24本を取得、回収率は全体89%であった。PTW-2は2022年12月22日に掘削完了、PTW-1は2023年1月4日時点で拡掘中であり、産出試験開始は同年4月頃の予定である。資料4
  • 表層型MHの採掘方式では、大口径ドリルによる広範囲鉛直採掘方式を優先検討する方針が示された。2022年10月の陸上試験では直径2.65mのドリルで深度約18m相当の模擬地盤を掘削した。上越海丘のROV事前・事後調査は速報段階で、影響の定量評価は今後の課題である。資料5

前回からの変化

  • 志摩半島沖の令和4年10月の事前調査井2坑はいずれも濃集帯を確認し、令和5年度の試掘・簡易生産実験位置が同沖の2か所に選定された。資料3
  • 試掘・簡易生産実験の位置づけは、令和5年6~7月頃の実施予定のまま、減圧手順案、ESP制御、温度・圧力・差圧のリアルタイム監視方法が具体化された。詳細な生産手順は引き続き検討中である。資料1
  • アラスカ試験は、前回の鉱区使用契約・DNR承認待ちから進み、2022年8月に契約締結と州の承認を得た。GDW・PTW-2の掘削を終え、PTW-1の掘削と2023年4月頃の産出試験開始を予定している。資料4
  • 表層型MHでは、大口径ドリル方式を優先検討する方針を維持し、2022年10月に直径2.65mのドリルで模擬地盤の掘削に成功した。上越海丘では掘削前後のROV調査を実施したが、影響の定量的結論は示されていない。資料5

今後の予定・残った論点

  • 令和5年度の試掘・簡易生産実験に向け、装置の製造・調達と詳細計画を策定し、予定時期に実施する。資料1
  • 特定開発者の公募締切後、事業計画の評価・選定、知事協議、許可・試掘権設定、施業案認可を進める予定である。資料2
  • アラスカでは掘削を2023年2月頃までに完了し、地上設備の設置・試運転後、4月頃に産出試験を開始する予定である。資料4
  • 表層型MHでは大型氷を用いた掘削性能試験を2023年2月に計画し、上越沖の調査データ解析と掘削影響の評価を継続する。資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    事前調査及び試掘・簡易生産実験の概要

    - 令和5年6~7月頃、掘削位置周辺で生産井2本を掘削し、各5日間の簡易生産実験を行う計画である。 - 目的は濃集帯の側方変化を評価して次フェーズ候補地を選ぶことと、MH分解・ガス生産特性を把握することである。 - ESPによる直接減圧を段階的に進め、船上で生産量・温度・圧力をリアルタイム監視する案であり、詳細手順は検討中である。 - 100億m³以上の原始資源量評価と1坑当たり5万m³/日の生産見込みはフェーズ4の目標であり、本実験で評価する事項である。

  2. 2

    日本周辺の有望濃集帯の選定に向けた海洋調査について:特定区域の指定及び特定開発者の募集状況、並びに今後のスケジュールについて

    - 2022年7月29日、三重県志摩半島沖のメタンハイドレート特定区域が指定され、特定開発者の公募が開始された。募集期限は2023年1月30日17時である。 - 申請者は鉱業法上の適格性を審査された後、試掘の実施体制、鉱害防止・環境配慮を含む事業計画で評価され、最適な者が選定される予定である。 - 2023年2月に選定、3~4月に知事協議・許可・試掘権設定を行う予定であり、試掘には事前の施業案認可が必要である。 - 施業案認可後、簡易生産実験を含む試掘に進む計画である。

  3. 3

    事前調査井掘削結果および令和5年度試掘・簡易生産実験位置選定

    - 令和5年度の試掘・簡易生産実験の位置として、地質・貯留層評価と掘削実施可否を踏まえ、志摩半島沖の2か所が選定された。 - 令和3年度の事前調査井4坑では2坑、令和4年10月の2坑では両坑で濃集帯を確認し、LWDデータを取得した。 - 試掘では生産区間と貯留層特性を詳しく調べ、短期間の簡易実験でハイドレート分解・ガス生産特性を確認する計画である。 - 実験の位置は選定済みだが、実験結果は本資料に記載されていない。

  4. 4

    アラスカ陸上産出試験プロジェクト進捗状況について

    - アラスカ陸上産出試験は、海洋試験で未確認の長期生産挙動を把握し、商業化に向けた課題を検証する計画である。 - 鉱区使用契約と州の承認を2022年8月に取得し、GDWとPTW-2の掘削を完了、GDWでは圧力コア24本を全体回収率89%で取得した。 - PTW-2では傾斜掘り等に遅れが生じたが、PTW-1はパイロットホール方式で計画どおりの坑跡を確認し、2023年1月4日時点で拡掘中である。 - 掘削完了は2023年2月頃、設備試運転後の産出試験開始は4月頃の予定であり、長期生産の実績はまだない。

  5. 5

    表層型メタンハイドレートの研究開発:進捗状況報告

    - 表層型MHの採掘方式は、大口径ドリルによる広範囲鉛直採掘を優先して検討する方針であり、最適な生産システムの組み合わせは引き続き評価中である。 - 2022年10月の陸上試験では、直径2.65mのドリルが深度約18m相当の模擬地盤を掘削できることを確認した。 - 海洋調査では酒田沖・上越沖などで地盤強度や環境影響を調べており、硬い地層ではCPTに代えてWL検層が可能とされた。 - 上越海丘の掘削前後調査では掘削点近くのマーカー埋没を確認したが、再堆積量や環境影響の定量評価は継続課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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