policy scope

電力広域的運営推進委員会 ・ 広域系統整備委員会

第24回 広域系統整備委員会

公開資料 4 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

費用便益評価とアクセス業務の見直し案を示し、中国九州間連系線の検討継続方針を提案した。

この回で示されたこと

  • 地域間連系線の費用便益評価を先行し、2017年度下期に計画策定プロセスで用いる費用・便益項目、分析方法、シナリオを具体化する予定である。個別の増強判断や評価方法は未決定である。資料1
  • 連系線の費用便益評価では、長期方針の試算上、燃料費(CO₂対策費を含む)の抑制効果だけでは、いずれの連系線も費用対効果が十分でない可能性が示された。送電損失、供給力・系統維持能力、事故低減なども便益候補だが、採用項目と算定方法は未整理である。資料1
  • 系統アクセス業務では、募集プロセス実績の分析や、高額負担・長工期案件の接続検討を簡素化する仕組みを検討する。一定期間の申込みをまとめる定期受付も検討対象だが、受付期間後の検討開始により連系を待つ可能性がある。資料3
  • 接続検討は原則3か月以内の回答であり、2016年度第4四半期の742件中101件が超過、「特殊検討、検討量大」が超過理由の44%を占めた。空容量情報は当面月1回更新し、情報処理基盤整備後は系統状況に応じた更新を目指す案である。資料3
  • 2016年度第4四半期の検討開始要件確認では、北海道本州、東北東京、東京中部、中国九州の4連系線が適合したが、過去に進め方を議論済みであり、新たなプロセス開始対象はなかった。地内送電線制約による発電出力制限は要件該当実績なしである。資料2
  • 中国九州間連系線は、間接オークション導入に伴い開始根拠の空容量要件が削除予定であるが、既に始まった計画策定プロセスは継続する。増強・代替策の概算コストと効果を再整理し、制度検討も踏まえて進め方を決める提案であり、進め方は未決定である。資料4

前回からの変化

  • 流通設備効率化の検討は、前回のB基準具体化に加え、混雑を許容し費用便益評価を主に用いるC基準を増強判断の選択肢として具体化する段階に進んだ。C基準の制度・適用方法は未確定である。資料1

今後の予定・残った論点

  • 2017年度下期に、地域間連系線の計画策定プロセスで用いる費用・便益項目、分析方法、シナリオ設定を具体化する予定である。資料1
  • 2017年度は公開情報の事業者ニーズ調査と対応具体化を進め、系統アクセス業務は年度後半に対策の方向性を整理する案である。資料3
  • 中国九州間連系線は概略検討で増強・代替策の費用と効果を確認し、その結果を踏まえて計画策定プロセスの進め方を決定する。決定後の本格検討期間は12~18か月と示された。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    費用対便益評価に係る今後の進め方

    - 系統信頼度を維持するB基準に加え、混雑と電源抑制を許容して費用対便益を主に判断するC基準の具体化を検討する段階である。 - 評価方法は地域間連系線から先行検討し、エリア内設備への適用は系統のあり方の検討を踏まえて判断する。 - 長期方針の試算では、燃料費抑制効果だけでは連系線増強の費用対効果が十分でない可能性が示されたが、投資判断は未確定であり、信頼度・環境等の便益も検討課題である。 - 平成29年度下期に向け、評価項目・算定方法・シナリオ設定を具体化する予定である。

  2. 2

    広域的取引の環境整備に関する検討開始要件適否の状況について:[2016年度第4四半期結果まとめ]

    - 2016年度第4四半期の確認で検討開始要件に適合した連系線は4件だが、すべて既に委員会で議論済みであり、新たな開始対象はない。 - 中国九州間連系線は本委員会の議題3で議論され、北海道本州間・東北東京間・東京中部間は増強予定または計画策定済みである。 - 地内基幹送電線の制約による恒常的な出力制限は該当実績がなく、事業者の増強ニーズは過去に基本要件設定後も増強に至らなかった対象系統がないため現段階では対象外である。 - 判断基準は、連系線の空容量や市場分断の所定割合などで定められ、要件適否は定期的に委員会へ報告・公表される。

  3. 3

    効率的なアクセス業務の在り方について

    - 長期方針の総合コスト最小化に向け、公開情報と系統アクセス業務を見直す提案であり、具体的な制度変更は未決定である。 - 個別申込みごとの対策は再増強による費用増を招き得るほか、他案件の申込みで接続検討が手戻りし、回答が遅れる課題がある。 - 地域単位の募集プロセスの改善に加え、一定期間の申込みをまとめる定期受付や、高額・長工期案件の検討簡素化を検討する方針である。 - 空容量情報の活用に向け事業者ニーズを調査し、2017年度に改善の方向性と具体策を検討する案である。

  4. 4

    中国九州間連系線に係る計画策定プロセスの検討の方向性について

    - 中国九州間連系線の計画策定プロセスは、開始要件の削除後も継続する扱いであり、具体的な進め方は未決定である。 - 実績・2017年度計画は中国向き潮流が中心だが、将来シミュレーションでは電源構成によって九州向きが年間の半分以上となる場合も示された。 - 事務局は増強・代替策の概算コストと、燃料費抑制・再エネ抑制解消・信頼度向上の効果を概略検討し、その結果を踏まえて進め方を決める方向を提案した。 - 再エネ出力制御時は電制対象電源の出力低下により中国向き運用容量が下がる可能性があり、電源バランスを含む前提整理が必要である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

広域系統整備委員会

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ